2021/04/13更新｜0like｜8688view

著者：SUVACO編集部

【Editor's Pick】SUVACOエディターの心に残った住宅事例ピックアップ［2021年3月］

毎月100件以上公開されているSUVACOの建築事例の中から、特にエディターの心に残った6作品をピックアップして紹介しています。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

SUVACO編集部が、特に心に残った事例を選んでいます

シーンに合わせて壁紙を楽しむ（LOHAS studio ロハススタジオ）

K邸（FILE）

四畳半キューブの家（濱田猛）

木造とは思えない開放的な空間と、いろんな使い方をできる十字のパーティションが印象的な住宅（尾崎建築事務所）

こんなに叶うなんて！（エントリエ）

工具箱の家｜細長くてコンパクトで使い勝手の良い平屋の住宅【大阪市都島区】（山本嘉寛建築設計事務所 YYAA）

シーンに合わせて壁紙を楽しむ（LOHAS studio ロハススタジオ）

個性的な形状の家に一目惚れして購入。イメージは緑の中のコテージです。
玄関に入ると、イエローの壁とビンテージグリーンのフローリングがとても印象的。子供部屋もお気に入りカラーでコーディネート。

LOHAS studio ロハススタジオ

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エディターまるのいちおしポイント

編集部まる

壁紙でこんなに素敵な空間になるんだ、と思わせてくれる住まい。
注目すべきは壁紙だけではありません。たくさんの素材の中からの専門家の提案力と家族の決断力によって選ばれた、ビンテージグリーンのフローリングやリビングダイニングのパーケットフロア、カラフルなキッチンタイルなど、各部屋ごとの床・壁・天井、家具たち。これこそトータルコーディネート！

K邸（FILE）

子供部屋をつくることがリノベーションのきっかけ。現場を調査した専門家は、子供部屋をつくる前に、まず家族みんなが暮らしやすい動線と収納を提案。生活のベースを整えたことで、光と風が通る無駄のない空間に。

FILE

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エディターまるのいちおしポイント

編集部まる

中古マンションを購入してそのまま暮らしていましたが、キッチンもコンパクトで使いづらく、家族に対しての収納も充分ではなかったそう。
専門家の的確な判断から、まず動線と収納量を整理。黒にこだわった妻お気に入りのキッチン、渡り廊下を利用した、明るくて居心地の良さそうなファミリークローゼット、夢に出てきそうなくらい最高です！

四畳半キューブの家（濱田猛）

鉄骨柱で屋根を浮かせて四方ガラスの欄間から、室内にたっぷり光が差し込みます。ゆとりの共用スペース以外、生活に必要なリビング・キッチン・浴室を全て四畳半に統一。

濱田猛

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エディターまるのいちおしポイント

編集部まる

ガラスの欄間が屋根下を四方ぐるりとまわっている、外観からじっくりみたい住まい。施主のリクエストどおり、風通しが良く、眺望を活かして明るく開放的。四畳半の居室の間に「広場」と「路地」を設けて距離を保つ空間構成が、実用的でありながら楽しくとてもワクワクした気持ちになります。

印象に残っている専門家のコメントで「お風呂の施工が大変でした」と言わしめるほど、広々とした温泉旅館のようなバスルームにも注目です。

木造とは思えない開放的な空間と、いろんな使い方をできる十字のパーティションが印象的な住宅（尾崎建築事務所）

日常的な電気を太陽光パネルからまかなっている平屋。床面積の半分を占めている約25畳のリビングダイニング空間は、なんと無柱！で開放的。必要な時には、可動パーティションで仕切ることができます。

尾崎建築事務所

木造とは思えない開放的な空間と、いろんな使い方をできる十字のパーティションが印象的な住宅-外とつながるリビング

木造とは思えない開放的な空間と、いろんな使い方をできる十字のパーティションが印象的な住宅-十字のパーティション

木造とは思えない開放的な空間と、いろんな使い方をできる十字のパーティションが印象的な住宅-大判のボード張りの外壁

木造とは思えない開放的な空間と、いろんな使い方をできる十字のパーティションが印象的な住宅-テラスからリビングにアクセス

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エディターまつもとのいちおしポイント

編集部松本

タイトルにもある通り、木造に見えない外観に驚き。
そしてこの十字型のパーティションが、内装のアクセントにもなりつつ、リビング空間を何通りにも使い分けることができて機能的。屋外テラスとのつながりも開放感があります。

こんなに叶うなんて！（エントリエ）

中古マンションを理想の部屋にするために初めからリノベーションが希望でしたが、予算オーバーであきらめかけていたそう。しかし！出会った専門家からの、内装材や設備機器の幅広い提案で、理想の住まいが現実に。

entrie（エントリエ）

こんなに叶うなんて！-開放的なキッチンとダイニング。お気に入りの食器棚が素敵なアクセントです

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エディターまつもとのいちおしポイント

編集部松本

タイトルにもある、「こんなに叶うなんて！」という住まい手の声がすべてを表しています。他社との相談では予算オーバーになってあきらめかけていたそうですが、コストのメリハリをつけたプラン提案によって、本当にこだわりたいところはあきらめないリノベーションになりました。こうした出会いって大事だなと改めて思います。