家の出入り口となる玄関では、靴や傘など物が意外と多く、ほとんどのお宅では収納棚を設置されているのではないでしょうか?収納する物の量や玄関のスペースによって、収納棚も色々な形をしていますよね。今回は、そんな玄関収納に注目してみました。
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床置きタイプ
フロートタイプ(浮くタイプ)
棚の下に空間をつくる
壁面収納(埋め込み型)
オープン棚
アイデア収納棚
玄関収納に限らず
床置きタイプ
玄関土間に設置された収納です。長屋をリノベーションしたこちらのお宅、玄関は家の顔ともいえますが、その収納は味わいのある黒塗りの扉が和テイストにマッチしています。床に直接設置するタイプは、どっしりと重みのある印象になります。
白い壁や床と同系色の床置きタイプの収納棚です。棚上や壁面にお気に入りの作品を飾り、お客様をお迎えするディスプレイスポットとしても利用できますね。もちろん何も置かずにライトアップするだけでも清潔感があります。こちらの収納棚には靴収納だけではなく、引き出しもついているので、ハンカチや鍵などちょっとした小物も収納できます。
フロートタイプ(浮くタイプ)
玄関の床から浮くように取り付けられたフロートタイプの収納棚を取り入れている家も多いですよね。こちらの収納棚は棚の上下に間接照明を設置して、落ち着きある旅館の玄関のような雰囲気になっています。
収納棚の高さが低いと棚板から天井までの距離が遠いため、空間が広くみえます。さらに、こちらの事例では収納棚が横にも長く、奥行きも感じられますよね。横長の収納棚なら、高さがなくても収納量を十分確保できます。
フロートタイプは視界に入る床面積が広くなるため、玄関を少しでも広くみせたい方におすすめです。また、縦長の収納棚だと軽やかさを感じることができ、圧迫感を受けにくくなります。扉に取っ手がなくフラットな収納棚だとよりスッキリとみえますね。
棚の下に空間をつくる
このように棚の下にある程度空間があると自転車の空気入れや折りたたみ自転車、ペットのケージなど、棚上には置きにくいものを出入りの邪魔にならないように収めることができます。また扉の一部を鏡にすると、空間に奥行きが出て、広々と感じることができます。
壁面収納(埋め込み型)
収納棚を設置すると、どうしても壁側に凹凸ができてしまいますが、埋め込み型の壁面収納にすれば解消します。玄関が広く見える壁面収納だからこそ、飾り棚を設置しても邪魔になりません。
オープン棚
沢山の靴を所有している人は、収納棚に扉がついていると探し出すのに時間がかかりそうです。オープン棚にしておけば、目的の靴も視界に入りやすくなりますよね。さらに棚板の高さを自由に変えられるものであれば、ブーツや長靴など高さのあるものにも対応できます。
お気に入りの靴をインテリア感覚で並べたい場合にも、オープン棚はおすすめです。靴の汚れや傷も目につきやすく、メンテナンスもまめに行いそうです。
アイデア収納棚
ナチュラルな雰囲気の玄関収納です。壁面収納のようなすっきりとした形状ですが、玄関横にある階段下のデッドスペースを上手に活用されています。間取りに無駄がありませんね。
こちらは玄関框の下に引き出し式の収納がついています。来客時のスリッパを入れておいたり、ブーツを横向きに入れて収納するなど、小スペースながら大活躍しそうな収納です。
背の低い収納棚は、空間を広く感じさせます。さらにこちらの収納棚は腰が掛けられるようになっており、靴を履いたり、玄関先で少し長話しをする際にもベンチ代わりとして利用できます。
玄関収納に限らず
こちらは玄関横にウォークインクローゼットを設置し、靴だけではなく服も収納でき、身支度も効率よく行えるようになっています。柾目のナラ材を使用した大きく存在感のある収納は、来客者にインパクトを与える立派なインテリアになっています。
物が一切置かれていない広々とした玄関です。そのかわり玄関扉の横や廊下などに壁面収納を確保し、スッキリと収納できるようになっています。このように広い空間ですと、ホームパーティーなどで大人数が訪問しても多方向からスムーズに出入りできますね。
玄関で収納する物は、各家庭で少しずつ違います。生活する中で玄関にあれば便利なものや室内の収納スペースなどを踏まえ、しっかり検討したいですね。
また家の顔となる玄関なので、収納も空間の雰囲気に合わせることを心掛けたいものです。