新築やリノベーションのときに直面する扉のデザイン選び。どんな扉にすればよいのかわからず、「なんとなく」で決めている方も多いのではないでしょうか。しかし、扉が与える印象は大きく、インテリアのことを考える上ではしっかりと検討すべきポイントです。そこで今回は、参考にしたい扉の事例を集めました。
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目立つ色で部屋のアクセントに
壁の色を少しだけ取り入れて、まとまりを出す
アーチ型の扉で柔らかい印象を
ガラス扉で開放感をプラス
存在感をなくしてスッキリした空間に
好きなテイストの素材を選ぶ
目立つ色で部屋のアクセントに
シンプルな空間の中に目立つ色の扉を加えることで、メリハリのある部屋にすることができます。
たとえば、この事例。
部屋全体は白とグレーがベースですが、アクセントにブルーグリーンの扉を採用したことで、空間が引き締まってみえます。
壁の色を少しだけ取り入れて、まとまりを出す
この扉には、壁の色と同じグリーンが少しだけ取り入れられています。こうすることで統一感が生まれ、バランスよく見えます。
ポイントは、少しだけ取り入れているということ。あまり多く同じ色を取り入れすぎると、退屈な印象を与えてしまいます。
壁の色を扉に入れる場合は、量を意識して適度に取り入れましょう。
アーチ型の扉で柔らかい印象を
アーチ型の扉にすると、カントリー風な可愛らしい空間に。丸みがあるため、柔らかくて温かみを感じることができます。
このように扉の形というのは、空間の印象をガラっと変える力を持っています。
扉のデザインというと、色や表面の装飾のことを考えがちですが、扉の形自体を変えるという選択肢もありますよ。
ガラス扉で開放感をプラス
小さい部屋で圧迫感がある場合は、ガラス扉がおすすめ。ガラス扉にすることで、扉の向こう側の様子が見え、空間が広く感じます。
また、光も共有されるため、日が当たりにくい部屋にガラス扉を選ぶというのも、ひとつの方法。解放感や光を得ながらも、扉を一枚挟んでいることで空間を仕切る役割もきちんと果たしてくれます。
存在感をなくしてスッキリした空間に
色を壁とそろえ、何のデザインも施さない無地の扉を選ぶと、統一感が出て空間全体がスッキリした印象に。
服などと同じで、シンプルなものは飽きにくく失敗する確率も低いため、長く使いたい場合に効果的です。
どんな扉にするべきか迷った場合は、シンプルで存在感の少ない形にするとよいでしょう。
好きなテイストの素材を選ぶ
自分の好きなスタイル、たとえば「ナチュラル」や「インダストリアル」などに合った素材の扉を選ぶことも大事です。今後、自分の好きなものが増えていっても、違和感なく部屋になじむでしょう。
こちらのように、扉を他の家具と同じテイストにしておくと、部屋全体のテーマが明確になり、心地よい空間に仕上がります。
重要だけど意外と疎かにされることが多い扉。それぞれの扉がどのような効果をもたらすのか考えたうえで、選択することが大事です。扉一枚にも気を使った部屋にすることで、より心地よい家になりますよ。