2017/12/12更新｜0like｜5475view

著者：Naomi.Spring

「スケルトン階段」で空間に奥行きを。光と風が通る清々しい住まい

階段スペースを有効利用したいと思っている方は多いのではないでしょうか。階段を単なる通路としてではなく、楽しめるスペースとして活用できれば、住まいにもっと奥行きが生まれそうです。階段デザインのなかでも、最近人気を集めているのが「スケルトン階段」さっそくその魅力に迫ってみましょう。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

スケルトン階段とは

間接照明のように柔らかな光を届ける

インテリアとしてもアクセントに

廊下も明るくするスケルトン階段

スタイリッシュなデザインが魅力

スケルトン階段は光や風の通り道に

圧迫感のない居心地のよい空間づくりに

間接照明のように柔らかな光を届ける

降り注ぐ光を届ける、一部明るく吹き抜けのあるリビング。
二世帯住宅化に伴い親世帯側に鉄骨階段を新たに増設。既存窓の採光をさえぎらないように、鉄骨の下地は、階段を省スペースにおさめるためにすっきりとした三角の踏板階段を造作しました。

リノベーションスタジオKULABO

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インテリアとしてもアクセントに

階段を部屋の一部に取り入れた開放感のある住まい。まるで宙に浮かぶように軽やかに設置されたスケルトン階段が、インテリアとしても印象的に映ります。

NAOI

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廊下も明るくするスケルトン階段

階段廊下まわりという、デッドスペースにもなりかねないコーナーを、明るく魅力的な空間にしています。

一級建築士事務所haus 山根徹也

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スタイリッシュなデザインが魅力

スケルトン階段のなかでも、ひと際すっきりとしたデザインが特徴の中桁（なかげた）階段。階段の踏み板に支えとなる桁を結合させてスタイリッシュに仕上げています。
手すりも上部から吊るすように設置されているので、見通しがよく圧迫感のない階段スペースが実現しています。

上森　雅明/上森　こくとう

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スケルトン階段は光や風の通り道に

交通量や騒音も多い幹線道路沿いの住まい。
その緩衝エリアや採光を兼ねた前庭からの光と、吹き抜けの大きなハイサイドライトからの光が、室内を満たしています。

PANDA : 株式会社山本浩三建築設計事務所

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圧迫感のない居心地のよい空間づくりに

スケルトン階段だからこそ、廊下の限られた空間に圧迫感のない書斎スペースを設けることができます。

窓から外光が差し込むベストポジションに造作デスクを設け、ほっとくつろげる空間に。スケルトン階段の間から風や光を通し、居室さながらの居心地のよいスペースに仕上がっています。

明るいイメージの階段スペースが実現するスケルトン階段。ただ、小さなお子さんのいる家庭では転落の危険性もあるので、その場合は転落防止ネットを張るなどの対策をしましょう。開放的でおしゃれな住まいづくりに最適なスケルトン階段、ぜひ検討してみてください。

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