最近は雑誌やネットなどで、琉球畳を使ったモダン和室が紹介されています。琉球畳は従来の和室のイメージとは異なり、リビングなどの空間にもマッチする和室をつくれるようです。琉球畳を使った、素敵な和室を集めてみました。
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琉球畳とは?
隣接する部屋にもすっきり馴染む和空間
琉球畳の敷き方で個性を出してみる
インテリアに合わせて畳の色味を選んでみる
琉球畳とは?
もともとは、沖縄地方で栽培されていた「七島イ(しちとうい)」という植物を使用した畳のことを「琉球畳」と呼んでいたそうです。
しかし最近は、畳表に使われる素材に関係なく、縁がない半畳の畳(正方形)を総称して琉球畳と呼ばれています。
琉球畳は縁がないため、一般的な縁付き畳に比べて部屋が広くスッキリと見え、シンプルな和の空間に仕上がります。
シンプルな和の空間は、さまざまなインテリアスタイルに合わせることが可能です。
また、1枚が半畳サイズなので、4.5畳間などの省スペースの和室コーナーをつくる際にも違和感なく収まり、さまざまな間取りで和の空間をつくることができます。
隣接する部屋にもすっきり馴染む和空間
白を基調としたシンプルな空間に、ナチュラルな琉球畳を合わせたインテリア。
まったく違うテイストのインテリアですが、素敵にマッチしていますね。
ベージュのナチュラルな琉球畳が部屋に柔らかさを与えて、心地よい空間になっています。日当たりのよいときは、畳の上で寝転がると気持ちよさそう。
琉球畳は、実はとてもモダンなデザイン。ですから、琉球畳とスタイリッシュな空間は相性がとてもよいのです。
たとえば、こちらのホテルのようにすっきりとしたインテリアには、琉球畳を使ったシンプルでミニマムな空間がよく合います。
和洋の垣根を越えて、凛とした空気が漂う美しい空間になっています。
琉球畳の敷き方で個性を出してみる
市松敷きとは、畳の目の向きを交互になるように敷き、畳の色の濃淡によって市松模様のように仕上げる方法です。また、畳の色を2色使ってつくることもできます。
グリーン系の市松模様なら、シンプルかつおしゃれに仕上がります。
違う色味の琉球畳をかけ合わせれば、オリジナリティのある和室をつくることが可能です。
グレートーンの2種類の琉球畳と、壁紙をコーディネートした個性的な和室。
旅館のようでおしゃれな和室ですね。
インテリアに合わせて畳の色味を選んでみる
琉球畳が人気な理由の一つは、多くのカラーバリエーションから好みのカラーを選べることです。
最近はかわいらしい桜色もあり、小さなお子さんのいる方に人気だそう。
イメージするインテリアに合わせて畳を選べるので、オンリーワンの和室をつくるのに一役買ってくれますよ。
たとえば、黒系の琉球畳を使うと、きりりと締まったモダンな空間に。壁紙の柄や色と畳を合わせてコーディネートするのも素敵ですね。
琉球畳を使うことで、従来の和室のイメージではなく、隣接するリビングなどに合う素敵な和空間を簡単につくれるようになりました。好きなカラーの琉球畳を取り入れて、自分好みのオリジナルの和室をつくってみましょう。