2018/07/01更新3like4005view

著者:太田みお

夢のマイホーム、注文住宅を建てることにしました!【心地よい暮らしのレシピvol.10】

この記事を書いた人

太田みおさん

料理家/ライフスタイルデザイナー。おもてなし料理とテーブルコーディネートの教室lifestyle atelier MAGNOLIA主宰。企業へのレシピ提供やコラム執筆も行い、「暮らしを美しく、心をゆたかに」をモットーに、食卓から幸せを創り出す活動を行っている。

実はこのたび、リノベした中古マンションから、注文住宅への住み替えを決意しました。これまで私はここで、暮らしを心豊かにするアイデアを中心に連載していましたが、今後はマイホーム完成までの実録を隔週でご紹介したいと思います。「なぜ注文住宅を建てることにしたのか?」「土地探しはどうする?」など、家づくりを検討されている方、進行中の方にとって、少しでもご参考になるといいいなと思っています。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

中古マンションのリノベーションを選んだ10年前

10年前、わが家は賃貸マンション暮らしから中古マンションを購入し、スケルトンリノベーションをして住み替えました。

当時の家族構成は私と夫、共働き夫婦2人。「結婚して数年間はお互いバリバリ働いて、仕事に集中しよう。平日の夜は一切束縛なし、週末だけは一緒にごはんを食べる時間を確保する」という考え方の、いわゆるDINKSでした。

そして、東京都23区内の便利な駅から徒歩7分、大きな公園のすぐ近く、ベランダからは横に流れる川を見下ろせる、74平米3LDK築9年の中古マンションを購入し、自分たち好みの空間にスケルトンリノベーションしました。
将来的な住み替えも意識し、資産価値の面で信頼感の強い大手建築会社施工・大手管理会社という組み合わせのマンションを選びました。(この決断が、これからマンションを売却する際に効いてきます!)

子供を産み、家族が増えることも想定していましたが、子供が生まれたとしても小さいうちは2LDKでも対応できるだろうと思い、当時は広いLDKのある生活に憧れていたので、その当時の「いま」の暮らしの理想を現実化することにしました。
細くて暗い廊下が続く3LDKから、開放的なLDKが中心の2LDKの間取りへ変更

細くて暗い廊下が続く3LDKから、開放的なLDKが中心の2LDKの間取りへ変更

<BEFORE>リノベーション前は壁向きの暗いキッチンでした

<BEFORE>リノベーション前は壁向きの暗いキッチンでした

<AFTER>リノベーション後は、開放感のある明るい対面キッチンに

<AFTER>リノベーション後は、開放感のある明るい対面キッチンに

10年間でライフスタイルは激変

マンションリノベをしてから10年。その間、わが家のライフスタイルは劇的に変化しました。

まず、会社員だった私は、個人事業主として独立し、料理研究家になりました。自宅で料理教室を主宰したり、企業の仕事で自宅を撮影スタジオとして利用することも増え、プライベート空間だった家が、「職場」としてのパブリックな役割も兼ねることになりました。
料理教室の様子。10人の生徒様がずらりとキッチンを囲みます

料理教室の様子。10人の生徒様がずらりとキッチンを囲みます

料理撮影スタジオとして使うことも多々あるLDK

料理撮影スタジオとして使うことも多々あるLDK

家族構成も、DINKSから4人家族に変化。女の子と男の子、2人の子供を授かりました。家族が増えたことで、予想していた通り、そのうちこのマンションが「手狭」になってくるな……男女ひとりずつ授かったので、将来はそれぞれの個室も必要になってくるなぁと。
4人家族になったわが家

4人家族になったわが家

手狭になった場合のひとつの案は、

「現在の2LDKの間取りを、再リノベーションして3LDKの間取りに変更する」

でした。でもこの案を採用すると、料理教室やキッチンスタジオとしての機能も果たすLDK部分を狭くすることになるため、現実的ではありませんでした。
そうなると、別の案を考えることになります。

「今よりも広いマンションに移り、自分たちの好みの空間にリノベーションをする」

「土地を購入して注文住宅として新築戸建てを建てる」

「中古戸建てを購入しリノベーションする」

私たち夫婦は家のデザインや機能に対してのこだわりが強いほうなので、「中古物件をリノベ」or「注文住宅を建てる」の2択しかないよね、というのが夫婦の共通認識となりました。

さて、決断のタイミングはいつなのか!?

そのうち引っ越しが必要だよな〜とは思いながら、それを「いつ」にするべきなのか。まだ先かな…と思っていた矢先、転機は訪れます。

それは、夫の前向きなステップアップ転職です(ステップアップであるということがのちのち、銀行のローン承認の際にとても大切になってきます)。

夫が転職したことで、勤務地が真逆の方向になりました。
そして、幼稚園の年中に通っていた長女の小学校選びについて考え始めた時だったので、「長女の入学時に引っ越し」を目指して動くのがベストタイミングではないか!?と思うようになりました。

長女の卒園まで2年弱。注文住宅を建てようとした場合の、スケジュールを逆算してみました。

●土地探し〜購入…… 半年間
●建築設計… 半年間
●建築施工工事… 半年間

とざっくり見積もっても、1年半。
途中で順調にいかないこともあるでしょうし、余裕をもって約2年はかかると考えた場合、もう動き始めるべきタイミングだったのです。

ということで、思っていたよりも早い、住み替え計画実行となりました。
次回は、物件・土地探しから、注文住宅を建てることにした決断の理由について書きたいと思います。
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料理家/ライフスタイルデザイナー。おもてなし料理とテーブルコーディネートの教室lifestyle atelier MAGNOLIA主宰。企業へのレシピ提供やコラム執筆も行い、「暮らしを美しく、心をゆたかに」をモットーに、食卓から幸せを創り出す活動を行っている。

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