2017年02月01日更新

リノベーションHOW TO(リノベーション体験談)

土間スペースには趣味の品を見せる収納。すっきりとした男前インテリアを叶えた家【連載:リノベじゃなきゃ、ダメでした。】

中古住宅を購入し、住まい手のライフスタイルにあった形にガラリと変える「リノベーション」。この連載では「施主目線」に立ち、リノベーションでなければならなかった理由やパートナーを選んだ基準、そしてこだわりポイントを掘り下げます。

今回ご紹介する兵庫県にお住まいのmono12さんは、78平米の中古マンションをリノベーションすることを決意。年月を重ねて自身やご家族の好みやライフスタイルがわかってきた時期だった頃こそ、こだわりをふんだんに詰め込んだ空間作りができたようです。mono12さんは、どうしてリノベじゃなきゃダメだったんでしょうか。おうかがいしてみました。


今回教えてくれたユーザーさん♪

mono12さん(RoomClip)

自転車、カメラ、アウトドア、音楽、読書など様々な趣味のグッズや息子の野球道具たちを決まった場所に収納して暮らしやすい、スッキリとした暮らしを目指して、今まで住んでいたマンションをフルリノベーション。こうしたいという思いやこだわり、好みをふんだんに詰め込んだ希望通りの家に仕上がりました。

そもそも家探しをしようと思ったきっかけは何ですか?

「15年ほど前に中古マンションを購入し住んでいたのですが、住み続けているとキッチンやトイレなど修繕したい箇所が増えてきました。また、時を経て好みやライフスタイルが確立されてきたので、無駄なスペースをなくして物をまとめ、雰囲気も統一感のあるものにしたいと思い始めました。あわせて思い切った断捨離をして、すっきりとした暮らしをしたかったこともきっかけの一つでした。」

どうして、リノベーションじゃなければダメだったんですか?

「一番の理由は、住み慣れた町で子どもの校区を変えずに、予算内で好み通り希望を叶えたかったからです。新築だと好み通りにはできないし、注文住宅だと予算オーバーでした。修繕したい箇所が出てきたり手狭に感じ始めた自宅をどうしようかと考える中で、リノベーションならば予算内で自分のこだわりや好みを叶えられると感じました。

好みの希望はいろいろとありました。まずはアウトドアや自転車、カメラなどの趣味のものや息子の野球道具などが置ける土間スペース。お気に入りの自転車は、壁にディスプレイしたかったです。

スタイル的には、黒と木と緑を基調にしたコーディネート。北欧とインダストリアルを融合させた、すっきりとした男前インテリアが希望でした。さらには、天然素材をふんだんに使いたかったので、天然木のフローリングと壁は漆喰というこだわりがありました。これらの願いはリノベーションでなければ叶いそうになかったです。」

リノベーションの情報や依頼先は、どうやって探しましたか?

「本や雑誌、ネットなどで自分好みのリノベーションを施工されてるところを探しました。その中で、自分の好み、こだわりをよく聞いてくださり、価値観を尊重し希望に沿った提案をしてくださる担当者の方がいらしたところに決めました。また、依頼した方の今までの事例が、好みのものや素敵だなと思うものが多かったからです。」

依頼先には、好みや要望をどのように伝えましたか?どんな提案がもらえましたか?

「ネット画像や雑誌や本などから気に入った事例・画像をとにかく集めて、それをお見せしながらこういう暮らしがしたいということをお話ししました。 そうしたら打ち合わせした翌週に、イメージ写真と図面に起こした間取り図をセットで作成してくださいました。それを見たら、一気にイメージが膨らんで、早くこの家に住みたい!と思いました(笑)」

実際にできあがった家を見たときは、どう思いましたか?

「工事の過程でも何度か足を運びワクワクしていたのですが、出来上がりは私の思っていた通り、いやそれ以上でした。玄関を開けた瞬間、なんとも言えない嬉しさに声をあげてしまいました。

玄関を土間仕上げにして自転車を壁掛けにしたのですが、昔のマンションなのでとても狭い空間で、図面で見る以上に狭いだろうと覚悟していました。ところが、リノベーション担当者の方の工夫で、思いのほか広く感じられる空間へと生まれ変わっていました。黒と木と緑を基調にしたリノベーションは、私の思った通りのスッキリとした仕上がりで、とても開放感のある空間でした。」

特に気に入っている場所はどこですか? 5つ教えてください

①リンナイのコンロ×ステンレス製のキッチン

「キッチンはリンナイの4口のドロップインコンロとステンレス製が良かったので、2社に見積もりをとり、サンワカンパニー×無印良品のコラボ商品に決めました。ステンレスキッチンの側面は大工さんの造作建具。緑のタイルは色々見に行ったりしてるうちに雑誌で気に入ったものがあり、それをリノベ担当者の方に探してもらいました。」

②アンティーク風のタイル

「壁はタイルを希望していましたが、毎日のように自転車をおろしたり掛けたりする際にあやまって傷つけてしまってもあまり気にならないよう、凹凸があるもので強度の高いアンティークな風合いのタイルを選びました。またそれほど広くない玄関を狭く見せないために、明るめの色のものを選んでいます。」

③表情の異なる天井仕上げ

「天井はすべてをコンクリートむき出しにはせず、キッチンとダイニングはモルタル仕上げで、リビングはシナ合板を貼り塗装仕上げにすることで変化を出しています。」

④造作の本棚

「たくさんあったCDや本を一か所にまとめたかったので、寝室に造作建具として本棚を作ってもらいました。」

⑤お気に入りの照明

「リビング、トイレ、洗面所など、お気に入りの照明をふんだんに使いたかったので、建具を造作してもらったり天井をモルタル仕上げにしてもらったりして統一感を出しました。」

リノベーションを振り返ってみて、いかがでしたか?

「リノベーション後の住まい、仕上がり自体には全く後悔はありません。リノベーションをして良かったことは、家族、自分の思い、こだわりをふんだんに詰め込んだものにできたこと、物を減らしてスッキリとした暮らしができたこと、です。物を置く収納スペースをカテゴリーごとに決めたので、家が常にスッキリとしていて、主人も息子も以前より家にいることに喜びを感じているようです。

その反面、持っていたものを整理するのがとにかく大変でした。自身で売ったり、リサイクルショップに持ち込んだり、不要品は市のごみ処理場に持ち込んだりしたのですが、ごみ処理場の予約がなかなか取れず、家の中に必要な物と要らない物が混在していたのでとても不便でした。『要るもの、要らないもの』の整理をもっと早くからとりかかれば良かったというのが反省点です。

またわが家の場合、元々住んでいた場所をリノベーションしたので、工事中は仮住まいしなければいけませんでした。2度の引越しとその間の暮らしは、不便なことも多く大変でした。この経験からも、早い時期から物の整理をしていくことをオススメします。」

お話をお伺いして

住み慣れた街で、お子さんの校区も変えず、こだわりのたくさん詰まった家にするにはリノベーションしかなかったと語るmono12さん。広い土間スペースや壁掛けの自転車は、まさにリノベーションならでは。「北欧×インダストリアル」というすっきりとした男前インテリアに、無垢材や漆喰、モルタルといった素材が見事に調和しています。住む場所も、趣味や好みもあきらめないという、ある意味「ワガママ」な願いを叶えてくれるのがリノベーションの魅力なのかもしれません。

mono12さんのお住まいについて

・所在地: 兵庫県
・物件種別: マンション
・建築面積: 78㎡
・間取り: 2LDK+ウォークインクローゼット+土間
・この家に住む人: 3人
・施工期間: 2か月
・総費用: 1000万円
・設計: ウィル不動産販売
・施工: ウィル不動産販売

写真と間取り:mono12さん

この記事を書いた人

RoomClip magさん

暮らしとインテリアにまつわる「ノウハウ」をお届けするウェブマガジン。日本最大級のインテリアSNS「RoomClip」に集まった写真を元に、誰にでも役立つ情報をお届けしています。

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