泥棒は一般的に5分以内に人目につかずに侵入できる家を狙うと言われています.
・施錠を複数箇所で行うこと(外から手の届かない上部に補助錠をつけるとより効果的)
・背の高い塀など周辺からの死角をつくらないこと
・ガラスを防犯ガラスにする,或いは防犯フィルムを貼ってガラス破りの対策をすること
・トイレや納戸など,うっかり開けたままにしやすい室には30cm角以下の小さな窓にして,物理的に侵入できないようにすること
・窓・ベランダ下に空調室外機や自転車などの,足場になるものを置かないこと.また簡単に移動できるビールケースやクーラーボックスなどを置きっぱなしにすることがないような収納計画を立てること
家づくりとしては以上の対策を立てることができますが,泥棒の侵入手段の4割以上は無施錠の窓からの侵入といわれていますので,防犯性の高い家を作ってもそれに安心せず,日々注意して暮らすことが重要です.