リビング横和室（中和室）の活用法

「中和室」と呼ばれるリビング横にある和室は、ファミリー向けのマンションで目にすることの多い間取りです。もちろん、新築でも取り入れることを検討される方も少なくありません。一方で、どう使うべきか、本当に必要なのかを悩まれる方も多いようです。そこで今回は、中和室のある住まいの実例を参考にしながら、その魅力と活用法をご紹介します。

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客間・客室として使う

リビングの延長として使う

ベビースペースまたはプレイルームとして使う

書斎・スタディスペースとして使う

腰壁で緩やかに仕切る

客間・客室として使う

和室にあったロースタイルの家具でミニマルにコーディネートすれば、品のよい客間になります。

リビング横につくられる和室は、4.5畳から6畳とされることが一般的。
室内に窓がなく、狭さや薄暗さを伴うこともしばしばあります。背の高い家具や圧迫感のある色目の家具を避け、シンプルにまとめるとよいでしょう。

Reno-Bloom

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扉があれば、ゲストルームとしても使用することができます。引き込み戸ならば、扉を開閉してもリビングスペースに干渉しません。

また、和室だからと障子にこだわる必要もないでしょう。扉を閉めた時のリビング側のインテリアを損なわない素材や色を選ぶのが◎。

ニュートラル建築設計事務所

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リビングの延長として使う

中和室に扉を設けない、あるいは扉を開放しておくことでリビングの延長とすれば、より広々としたリラックス空間をつくり出すことができます。
縦長のリビングにおいては、横方向の広がりをプラスしてくれますね。

Reno-Bloom

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また、中和室とリビングの床レベルをフラットにすることで空間の一体感がより際立ちます。モダンインテリアとも相性のよい、縁なしの琉球畳を採用するのもおしゃれ。

住工房

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逆に中和室を小上がりにすれば、段差部分に収納スペースを確保することができます。

リビングの生活感を最小限に抑えたい場合や、住まいの中に収納スペースが不足しているという場合は特におすすめです。縁に腰かけることもできるため、ホームパーティーなど来客の多いご家庭では重宝するかもしれません。

リフォームスタイル株式会社

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ベビースペースまたはプレイルームとして使う

和室や畳スペースは寝転がせてのお世話が必要となる、ねんね期やハイハイ期の赤ちゃんがいるご家庭では、非常に便利な空間となります。

とくに、リビングやキッチンから目の届く中和室は、ベビースペースやプレイスペースに最適といえるでしょう。

リノベーションスタジオKULABO

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中和室をプレイスペースとして使えば、リビングやダイニングといった他の空間へおもちゃが散乱するのを防ぐこともできます。

ただし、扉を設けずオープンに使う場合は、おもちゃの収納がネックとなるかもしれません。背の低いものや引き出しタイプなど、お子さんでも扱いやすい収納家具を活用し、片づけしやすい環境を整えてあげるとよいでしょう。

ハコリノベ

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書斎・スタディスペースとして使う

書斎として個室を確保するのが難しい場合や、リビング学習をさせたい場合などは、中和室を書斎・スタディスペースとして利用することができます。

デスクの使用者を特定せず、それぞれのライフスタイルに合わせて柔軟に共有できるようにしておくのもよいですね。

スタイル工房

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腰壁で緩やかに仕切る

中和室を扉ではなく腰壁で仕切れば、メリハリのあるゾーニングとリビングとの程よい一体感を同時に演出することができます。

中和室をスタディスペースのように、集中する空間として使用したい場合にもおすすめ。
声は通るけれども視線は程よく遮ってくれるため、家族の気配を心地よく感じながら安心して勉強や仕事に取り組むことができます。