毎日の生活の中心ともいえるキッチン。その限りあるスペースに食器や調理器具、食材など、たくさんの物を使い勝手良く収納したいというのは永遠の悩みです。さまざまな収納術がありますが、ここでは、ぜひ真似したくなるひと工夫に注目しました。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
キッチンは収納量が多いだけでなく、見た目も使い勝手も大切
家電も置けるパントリー
扉付き収納棚も見た目にこだわって
収納棚の扉を引き込み式に
壁一面を見せる収納棚に
カウンターとしても使えるオープンラック
デッドスペースに吊棚を設置
アイランドキッチンのダイニング側を活用
ただの食器棚とは言わせない!
通り抜けるキッチン、スマートに整然と
赤の造作キッチンカウンター収納
キッチンは収納量が多いだけでなく、見た目も使い勝手も大切
最近では主流ともいえるオープンキッチンですが、リビングダイニングを見渡せる開放感や家族とのコミュニケーションのとりやすさといったメリットとは裏腹に、ダイニング側から丸見えというデメリットがあります。となれば、何かと散らかりがちなキッチンをすっきり収納するアイデアは必須です。けれど、ただ収納スペースを広くとるというだけでは意外に使いにくかったり、居心地の良さは二の次というのも困りもの。
そこで、見た目にも使い勝手にもこだわった8軒のお宅のキッチン収納術をご紹介。必ず参考になるはずですよ!
家電も置けるパントリー
最近はキッチンにパントリーを設けるお宅が増えてきましたが、こちらは食器や食品のストックだけでなく、炊飯器やオーブンも置けるようにしたのが魅力。カウンター越しにダイニングから見えるキッチンは、いつでも広々とすっきりさせておけます。
扉付き収納棚も見た目にこだわって
来客の多い、共働きの夫婦の住まい。
キッチンとダイニングテーブルが一体となったカウンター型キッチンがLDKの中心。収納棚にグレイカラーの扉で、こまごましたものを隠すことができてすっきりとした空間に。忙しい2人のライフスタイルに合わせました。
内側は、調理器具や食器の出し入れをし易くオープン棚に。とても使い勝手がよさそうです。
収納棚の扉を引き込み式に
こちらはまるで、高級感漂うおしゃれなバーのよう!壁一面に扉付き収納棚を造作し、キッチンの生活感を徹底的に排除しました。とはいえ、扉はすべて「引き込み式」と言って、引き戸が壁の中にすっきり収まるようになっているので、開けたままでも邪魔にならず、見た目も使い勝手も申し分なし。人を招くことが多いお宅にはぴったりのアイデアです。
壁一面を見せる収納棚に
お気に入りの食器やキッチン雑貨を存分に眺めて楽しみたいなら、壁全面を飾り棚にしてしまいましょう。気分次第であれこれ飾り方を変えられるだけでなく、収納量もたっぷりあるので実用的にも充分です。
カウンターとしても使えるオープンラック
コンパクトなキッチンに、収納兼カウンターとしてオープンラックを設置しました。これなら圧迫感も軽減されるうえ、便利に使えて一石二鳥。上下に扉付きの棚がついたものなら、さらに収納力もアップします。
デッドスペースに吊棚を設置
オープンキッチンの上部をうまく使えば、収納量を格段に増やすことができます。開放感を損なわないようなサイズ、デザインの吊棚が最適。ダイニングからも見えるので、お気に入りの食器を飾りながら収納するのも一案です。
アイランドキッチンのダイニング側を活用
アイランドキッチンの下もデッドスペースになりがちな場所。ダイニングテーブルに近いので、実は食器などテーブルウエアの収納にはもってこいのスペースです。こちらのお宅はあえて扉のない棚にしたので、まるで雑貨ショップのディスプレイのよう。抜群のセンスを発揮して、飾る収納を楽しんでいます。
ただの食器棚とは言わせない!
かつてキッチンには食器棚があるのが当たり前でしたが、今や収納スペース付きのシステムキッチンを据えてすっきりまとめるお宅が主流です。LDK全体を考えて、とっておきの食器スペースにするだけでキッチンはもちろんダイニングまで演出してくれるほど、インテリア効果は抜群。
通り抜けるキッチン、スマートに整然と
玄関から、躯体現しの壁が印象的な空間が広がります。
アイアンドアの向うには、キッチン、ダイニング、そして竹林が続き、通路でもあるキッチンは、ステンレス素材で揃えてスマートにしつらえました。
赤の造作キッチンカウンター収納
45㎡ほどのコンパクトなマンションリノベーション。
コーナーごとにやりたいことがギュッと詰まった住まい。キッチンもコンパクトながら、造作カウンター収納の中を充実させて、ダイニングテーブルも折りたたむことが可能。赤と緑で毎日が楽しくなる!
既成の収納アイデアだけにとらわれず、我が家ならではのひと工夫をみつけることが、上手なキッチン収納への近道です。もちろん、インテリアや居心地の良さにこだわることもお忘れなく!