2016/07/13更新1like3999view

著者:m_sa

自然の美しさが光る、現代の「和の家」を探る!

和の風合いを楽しみつつ暮らすこと。日本人であれば憧れる自然素材を生かした和の家。
実際のところ、自然素材を取り入れた和の家を設える方は少なくなっています。漆喰や珪藻土の壁よりクロス、畳や無垢材よりシートや化粧板タイプのフローリングが主流になっている昨今ですが、その理由には素材の吟味やメンテナンスの鬱陶しさがあるのかもしれません。しかし、触れてみれば自然素材の心地よさは何にも代えがたいアイテムです。今回は、住宅における自然素材の取り入れ方をいくつかご紹介いたします。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

畳の設え

床材としての畳は一般的ですが、本来この住宅のように廊下のような合間(あいま)の空間にこそ、畳の魅力が生かされるのかもしれません。メンテナンス面において、絶対的な通気性を必要とする畳。家具やカーペットなどで表面を覆うのは本来ご法度です。家具を必要としない廊下に色鮮やかで芳しい畳を設えることで、自然と和の特徴を持つ住宅になります。
徳本賢洛「稲荷町の家 〜畳廊下のある家〜」
徳本賢洛「稲荷町の家 〜畳廊下のある家〜」

木製サッシの魅力

木製サッシの美しさは室内に心地良い緊張感を与えます。
丁寧に作られた造作による木製サッシ。重厚でありながらも、開閉操作はさほど力仕事ではありません。窓辺に木の存在感、どことなく日本建築の凜とした空気を醸し出す贅沢な空間です。

木の外装材

木目が美しい外装材。一般化しているサイディング材とは違い、ここにしかない無二の表情をもつ家となります。塗装の種類も豊富で、最近流行りの木目を残す浸透型塗料は、若干耐久性に欠けますが、こまめにメンテナンスをすることで木の内部から保護し、剥がれにくく美しい風合いを保ちます。
被膜タイプの塗料であれば耐久性はあり、また、焼杉など表面を炭化することで耐久性を出す手法もあります。どれも和の風合いを出すのにふさわしいものです。
中島謙一郎「Kさんの住家」
中島謙一郎「Kさんの住家」
焼杉による住宅。素材そのものに存在感があり、外装だけでなく、室内空間において使用して、素材、色調ともに良いアクセントとなります。落ち着きのある洗練された印象ですね。
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