2019/06/12更新1like2593view岩間光佐子

ハーフユニットバスとは?

新築やリフォームでのバスルームプランには、主にシステムバスと在来工法がありますが、その他にハーフユニットバスを取り入れる、という方法も考えられます。それぞれにメリットやデメリットがあるので、特徴を理解して選択することが大切。ここでは、ハーフユニットバスの違いや特徴、知っておきたい基礎知識をまとめました。

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浴室のプランは大きく3種類。システムバス・在来工法・ハーフユニットバスがある

一般的な住宅でのバスルームプランは、新築やリフォームともに、システムバス(ユニットバス)を取り入れるケースが多くみられますが、個性的な空間を実現したい場合、条件的にシステムバスが難しい場合などでは、現場施工型とも呼ばれる在来工法とするプランも。また、システムバスと在来工法の中間的な特徴を持つハーフユニットバスを取り入れる、というケースもみられます。

■システムバスの特徴
システムバスは、工場で作られる部材やパネルを現場に運び込んで組み立てるもので、他のタイプに比べ工期が短いこと、プランにもよりますが工事費も抑えられることなどが特徴。ハウスメーカーや工務店の商品プランでは、標準的な仕様となっているものです。最近では、商品バリエーションが豊富に揃い、新築やリフォームではほとんどのケースで広く用いられています。

■在来工法の特徴
在来工法は、浴槽や水栓金具、シャワー、床や壁材などを、ひとつひとつ選び、現場で施工するタイプ。オリジナルなバスルームを実現できるのがメリットです。一般的にシステムバスに比べ工期が長くなる場合が多く、工事手間もかかり、費用も高くなりがち。アトリエ系の建築家や設計事務所などで取り入れるケースが多いプランと言えるでしょう。

ハーフユニットバスは、床から浴槽までが一体化したもの

■ハーフユニットバスの特徴
ハーフユニットバスは、一般的に、床(洗い場)から浴槽の立ち上がり、壁の下部部分までが一体となっているもの。大雑把に言えば、システムバスの下半分がユニット化されたものと考えてもいいでしょう。

ユニット化されている部分以外、壁の上部や天井のつくりや仕上げが自由になることが大きな魅力。在来工法のように好みの素材を取り入れた空間を実現することが可能です。また、リフォームなどで天井高が取れずシステムバスがプランニングできない場合、防水性などに配慮しつつ、こだわりのバスルームを2階に設けたい場合などに用いるケースもみられます。

オリジナルな空間を実現できるハーフユニットバスは、在来工法のバスルームと同様に、アトリエ系の建築家や設計事務所でプランニングされるケースが多いようです。

一般的に素材はFRP。仕上げや開口部の自由度が高い

ハーフユニットバスの浴槽や床などユニット化された部分の素材は、FRP(繊維強化プラスチック)が一般的。また、広さは0.75坪程度から、1坪、1.25坪程度などのサイズが揃っています。いずれもシンプルなデザインが主流で、システムバス商品と同様に、適する出入口扉、水栓金具やシャワー、手すりなどを選ぶことが可能です。

ハーフユニットバスの魅力とは、ある程度の制限はあるものの、システムバスと比較して空間デザインのバリエーションの幅が広がること。壁の上部や天井の仕上げなどには、タイルはもちろん木材を用いるプランも多くみられます。開口部も自由になるので、天井までの大きな窓やコーナー窓、テラス窓などをプランニングすることもできます。

商品は限られるが、デザイン性がアップしたタイプも

ハーフユニットバスの難点は、選択肢が限られていること。一般的なシステムバスに比べると、メーカー商品のバリエーションはかなり少ないのが現状でしょう。しかし、最近では、デザイン性を高めたタイプも提案され、最新の浴槽やシャワーなどを組み入れたデザイン性の高い商品、屋外への出入口を設けるなど、ある程度のオーダーに対応できる商品などもみられるようになりました。

費用は?施工例やショールームでイメージづくりを

ハーフユニットバスの工事費は、プランや現場によって異なりますが、一般的に、在来工法で作るバスルームに比較すると、ある程度は抑えることができるでしょう。しかし、天井や壁に用いる素材、工事手間などによっては、かえって高額になるケースも。ハーフユニットバスのメリットデメリットを理解した上で、プランニングすることが大切です。

ハーフユニットバスを検討する際には、機会があれば、施工例などで確認すること。ショールームでの展示があれば、スペースの広さ、浴槽のサイズ、設定されている水栓やシャワ―の操作性などもチェックしておくこともポイントでしょう。
どのようなバスルームをプランニングするにしろ、デザインや費用、工期など、わが家の優先順位を明確にして検討すること。ハーフユニットバスだけでなく、在来工法やシステムバスと比較することも必要でしょう。バスルームだけでなく住まい全体の間取りプラン、工事内容をトータルで考えることが大切なのは言うまでもありません。
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この記事を書いた人

岩間光佐子さん

ハウスメーカーでのインテリア設計を経て、住宅情報誌編集部に。編集長として、リフォーム誌などの創刊に携わった後、フリーエディター&ライターとして独立。住宅設備機器を中心として、家づくり情報を発信中。二級建築士、インテリアコーディネーター

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