2016年03月18日更新

注文住宅(専門家紹介)

丁寧に楽しみながらイメージを形づくる~建築家:前島周子の注文住宅事例

どんな家に住みたいですか?と問われて、「窓が大きくて、吹き抜けがあって、明るくて…」と漠然としたイメージは頭に浮かんでも、なかなか具体的な全体像をつかむのは難しいですよね。

前島氏のつくる住まいは、明るくナチュラルな質感で、光がさんさんと差し込み開放的な雰囲気です。また、女性ならではの細やかな視点から、日々の暮らしが快適になるように動線が工夫されています。そして、そこにちょっとした遊び心もプラスされ、まるでかちりとパズルがはまるように、「そうそう!こんな家に住みたかったんだ!」と改めて思わせてくれます。

施主の住まいに対する思いをキャッチし具現化した、のびのびと気持ちの良い注文住宅事例をご紹介します。


5つのテラスがある家

こちらの住まいは各部屋にそれぞれテラスが設けられており、家中どこでも風通しがよく、やさしい光を感じる事ができます。リビングから段差なく繋がるテラスには屋根がかかっており、雨の日でもアウトドアリビングとして雨音を聞きながら外を楽しむ事が出来ます。上部のハイサイドライトは、室内の奥まで常に光を届けてくれます。

『5つのテラスの家』光と風を楽しむ住まい (明るい大空間LDK)

ナチュラルで明るい印象のリビングとは打って変わって坪庭テラスのある和室は、夜勤明けのご主人がくつろぐために造られたもの。低めの窓からふんわりとした光が差し込み、落ち着ける隠れ家的空間となっています。

『5つのテラスの家』光と風を楽しむ住まい (坪庭テラス付き畳室)

家事室兼大容量ウォークインクローゼットには、バスコートを兼ねた物干しテラスがあります。ウォークインクローゼットとは思えない、明るく風通しの良い空間です。テラス手前の通路は洗面室へとつながり、そのままキッチンへ行けるように動線が工夫されているので、朝の身支度や家事をスムーズに行う事が出来ますね。

『5つのテラスの家』光と風を楽しむ住まい

いつも本がそこにあるスキップフロアの家

読書好きな家主は、子供の頃に実家の階段に座って読書をする時間が好きだったそうです。その話からヒントを得て完成した住まいは、子供さんも自然と本を手に取るようにトイレや階段脇など、家のあちこちに本を置く場所が設けられ、そこには本を読むスペースも一緒につくられています。6層からなるスキップフロアを貫く天井の高いリビングには、たっぷりと本を収納できる造作本棚と、手に取った本をそこで読めるようベンチも設置されています。

読書する家 (リビングからダイニングを眺める(撮影:上田宏))

掘り座卓になったダイニングテーブルの奥は、キッチンの床レベルが一段低くなっており、テーブルに座った時に目線が同じになるように工夫されています。キッチンで調理をしていても家族との会話もスムーズにできますね。

読書する家 (掘り座卓のダイニング(撮影:上田宏))

スキップフロアはのびのびと気持ちがいいですが、プライバシーをしっかり確保したい時もありますよね。リビングから一段上がった畳スペースには、すだれ状のロールスクリーンがついており、下げることで個室として使う事ができます。

読書する家

中庭を囲むコートハウス

家事動線を重視した家事棟と子供棟が中庭を中心にコの字に繋がる楽しい住まいです。南側は向かいの神社の大木により影になりがちなため、北側に位置する中庭を囲む事で光を取り込むように工夫されています。

『囲む家』様々な表情のある、楽しく温かな住まい (片流れ屋根の家-東南外観)

中庭に面するリビングダイニングは、北側にあるとは思えないほど明るく開放的です。

『囲む家』様々な表情のある、楽しく温かな住まい (テラスと一体になるリビングダイニング)

木壁の奥はキッチンになっています。高い傾斜天井のおかげで広々とした空間に、ハイサイドライトからの柔らかな光が降り注ぎます。北欧の森の中にある住まいのようですね。

『囲む家』様々な表情のある、楽しく温かな住まい


この記事を書いた人

hinataさん

インテリア大好き。何より木造住宅の構造が大好きで、新築されている現場を見つけては足しげく通い、外から見学させてもらっています。

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