いざ探してみても物件が見つからない……。新しい住まいを手に入れようといろいろ考えたり、実際に調べてみても、自分の想像通りの物件ってなかなか見つからないですよね。だんだん探し疲れて「もうこのままでいっか…めんどくさいし」と物件探しをあきらめてしまう方もいます。そうならないためにも、今回は、物件の探し方をキーワードにして、住まいを考えてみたいと思います。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
①物件に求める4つのバランスの把握
②バランス調整
③4つのポイントの中で優先順位を作る
①物件に求める4つのバランスの把握
ここでは、一般的に物件に求められる4つのポイントを把握して、自分に合った物件条件の洗い出しに活かしてみましょう。
【予算】予算はいくらまでかける?
【地域】自分が住みたいと思っている地域の候補は?
【広さ】何のためにどれくらいの広さが必要?
【物件クオリティ】部屋のきれいさや設備はどんなものが必要?
②バランス調整
しかし、どうしても条件通りの理想の物件がみつからない。そんなときは各ポイントをもう一度チェックし、バランスを考えてみましょう。
例えば予算が動かせないなら、地域をもう一度検討してみる、などです。
「似た地域は他にないのか?この地域にこだわる理由は本当にゆずれないものか?」地域をずらすと予算と広さをクリアすることも可能になります。
地域が動かせないなら、予算や広さ、物件のきれいさや設備などを再検討すると、該当する物件が見つかる可能性が高まります。「この広さを求めている理由は?子どもが一生一緒に暮らすことを想定していないか?」「最新の設備は本当に必要か?宅配ボックス、ディスポーザーは本当に必要?」などの質問によって、本当に自分が必要としている条件や、求めている物件イメージが見つかります。
③4つのポイントの中で優先順位を作る
4つのポイントは、理想を言えばどれも対等に考えて調整できると、物件がみつかる可能性はとても高まります。しかし実際には、予算や広さは条件を甘くするにも限界があります。
だからこそ、どこに自分たちの優先順位があるのかを一度考えてみましょう。中でも、多くの方が比較的検討しやすいのは地域と物件クオリティ。この2つの中でも、新築に近いようなきれな物件を探している方にとっては、中古マンションのリノベーションが解決方法のひとつになります。
中古マンションのリノベーションなら、同じ地域の新築マンションの半額+アルファの予算で購入することも可能であり、間取りも自分たちのライフスタイルに合わせて自由に変更が可能になります。
ある意味住まいは新築になり、むしろリノベーションの方がいいという方もいるくらい、中古マンションのリノベーションは当たり前になってきました。(古い物件は耐震が不安…という方は、過去記事
「地震に強いマンションを知る方法」をご覧ください)
新しい住まいを検討している方は、物件の探し方やライフスタイルをいかに住まいに落とし込むかを考えてくれる住宅会社に相談してみてはいかがでしょうか。