内覧時ということに限っていうならば、まずはその住戸自体の環境と共用部の状態を確認しましょう。窓の向きや外に何があるかなど、図面だけではわからない環境と共用部の管理が行き届いているかは自分ではどうにもならない点ですので、確認が大切です。その次に、水廻り設備の状態とリフォームする時に移設などが容易かどうかなどチェックできれば良いのですが、なかなか難しいでしょう。リフォーム前提の場合は、信頼できる設計士や業者にいっしょに見てもらうことをおすすめします。
中古マンションを探しているクライアントには、既存の間取り以上に、周辺環境など住んだ時のことをイメージして欲しいとお伝えしています。インテリアの空間など、技術的なことは専門家に任せて、窓から見える風景、駅からの道のりなど、生活することをイメージして内見に行ってほしいと思います。
私たちが内覧する際に見るポイントの優先順位から申し上げます。
①サッシュの劣化状況
②ブレーカーのアンペア数 単相2線は40Aまでしか上がりません。
③UBの点検口を開けてアスベストの確認と室内側の断熱用ウレタン吹き付けかの確認
④排気ダクトのコア抜きの位置