中古物件を購入して、リノベーションを考えているけれど、何から始めたらいいのかわからない・・・

なんとなく後回しにしたくなる部分ですが、実は逆！まずは資金計算です。
弊社では、まず最初に資金計算＆ローン事前審査を行う事を勧めてます。
事前審査は無料です。
銀行に行かなくても、不動産会社や、お住まい探しや
リノベーションをワンストップで行っている会社で相談が可能です。

大きな理由は２つあります。
１つ目は“どれくらい住宅ローンが組めるのか”把握すること。
２つ目は運命の１件に巡りあった時に買い逃さないように。

１つ目は想像しやすいと思いますので、２点目についてご説明します。
中古物件は、新築と違い『個人』が売主のケースがほとんどです。
リノベーションしたい物件に出会えた時に、
売主にも買う人を選ぶ権利がございます。
数ある物件から選んだ１件なので
当然のようにライバルも出てきます。
売主様は、どれだけ買いたいという情熱よりも
“この人は物件を買える人なのか”という点を重視します。
まだ住みたい物件が決まってない時から、
銀行から事前審査で問題なし！という“お墨付き”をもらい、
売主様から契約相手に選ばれる状態を作っておく事が大切です。

「希望条件」と「資金計画」の明確化が第一歩となります。「希望条件」は家族で最低でも１０個以上の条件を出し合い箇条書きにしてみましょう。大切なのは、その条件に「優先順位」を付けていくことです。そうすることで、「優先度の高い条件」と「妥協できる条件」が整理できます。「資金計画」は住宅ローンの「支払可能額」から逆算して予算を把握していく方法が良いでしょう。年収等を入力すればこれらを試算してくれるサイトもありますが、「各銀行の融資条件」や「金利の仕組み」等をスラスラ答えられる担当者に相談すると明確にしてくれるケースが多いです

まずは「何から始めればいいのか分かりません」とご相談ください。
物件購入～リノベーションまでの流れや、スケジュールについても細かくご説明します。

まずは注文住宅にするかリノベーションにするかを選ぶことからはじまります。

最初に、全体の予算を決定します。月々の支払可能額からローン額を計算するのが簡単でよいでしょう。プラス親族からの贈与などがある場合はそれも追加して考え、資金計画をします。

その後、希望しているエリアにどんな土地や物件があるか、いくらなのかを不動産サイトなどで調査します。注文住宅の場合、設計料を入れて坪単価80万円～100万円くらいで考えます。建てられる家のサイズは土地の大きさと建ぺい率・容積率で計算できます。土地に古家がついていて解体工事が必要な場合は、プラス150万円ほどみてください。

調べていく中で、土地であまり良いものがなかったり、全体の予算が少ない場合、にはリノベーションも検討し始めても良いでしょう。もちろん、古い味のある雰囲気が好きだったり環境に良い家づくりをしたい方は、最初からリノベーションを計画すると良いと思います。

注文住宅では、完全にフリープランで家族構成や住まい方に合った計画をすることができます。その分費用が高くなります。

リノベーションの場合は一般的に注文住宅よりも価格が抑えられ、古いものを生かした味のある雰囲気やデザインをすることが可能です。逆にリノベーションでやらないほうが良いことは家の構造や形、外観を変えるような工事です。新築と変わらないかそれ以上のお金がかかるため意味がなくなってしまいます。ただし、再建築不可の土地や、新築にすると床面積が法規上小さくなってしまうの場合はそれだけのお金をかけてもメリットがあります。

また注文住宅の場合もリノベーションの場合も土地や物件探しからのスタートになりますので、そこからワンストップで協力してくれる専門家を探して、相談をするとスムーズに進むと思います。ただし、ワンストップの場合は物件探しに協力してもらった専門家に建築工事も依頼する流れになってしまう場合が多いので（絶対ということではありませんが、断りづらい状況になります）、ワンストップの依頼はお願いしたい相手を決めてからのほうが良いです。