2017/04/10更新4like14262view

著者:夏野まゆこ

稼働率100%のクローゼットをつくる(トップス編)【心も整う、収納術 vol.7】

この記事を書いた人

夏野まゆこさん

中古マンションを購入しリノベーションしてから、家を整えることにハマり、ライフオーガナイザーとクローゼットオーガナイザーの資格を取得しました。
5歳の息子と日々格闘しつつ、10分あれば片付く家を模索中。
「好きなモノと必要なモノだけしかない家」が理想で、できるだけモノは少ないほうがいいと思いつつ、モノがあるからこそ「豊かな暮らし」も実現しているような気がして悶々としています。

稼働率100%のクローゼットにするべく、前回の記事では、「全部出す」「使っている服だけ選ぶ」「残った服を仕分ける」という3つのステップをふみながら、アウターとボトムスを見直しました。改めて持ち服を確認したことで、新しく取り入れるものの必要・不必要もかなり明確になり、新しく買うべきものをきちんと把握しておきたい衣替えの時期にはとても役に立った気がします。
洋服の見直しの効果を感じたところで、今回はかなりのボリュームになりそうなトップスを見直したいと思います!

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

稼働率100%のクローゼットをつくる【トップス・しまうもの編】

前回の記事でもご紹介しましたが、クローゼットの見直しに当たって「だれにでもつくれる、最強のクローゼット」という本を参考にしました。
引っ越ししてから2年経ち、それこそ洋服の数は当初の半分になったのに、「まだスッキリしない」「なんかいつもモヤモヤしている」というクローゼットに対する私の悩みを解決してくれる情報が満載です。

どういう自分でありたいか、どういう自分になりたいか、という「今」と「未来」の軸で洋服を見直すと自然に頭の中もすっきりとし、「一歩先の自分」へと導いてくれる。
つまり、「今着たい服」だけを選びクローゼットに戻していくと、自然と好きな服だけになるということ。

「全部出す」⇒「今着ている服だけを選ぶ」⇒「残った服を仕分ける」という3つのステップでとても簡単にそれがかなうはず!
では早速今回もはじめていきたいと思います。

基本のステップですと、まず「全部だす」ですが、今回は衣替えもしつつなので、まずはしまうもの(厚手のニット類)から見ていきたいと思います。
まだ着ているニットもあるので少な目です

まだ着ているニットもあるので少な目です

すでに1枚クリーニングにだしていますが、冬物を買うときに「どれくらい着るか」を考えて選んだので、どれもとてもよく着ました。

黒いカーディガン以外はクリーニングにだし、次の冬にも着たいと思います。

稼働率100%のクローゼットをつくる【トップス・出すもの編】

さて、しまうものを仕分けたところで、いよいよ出すものを見直します。
出すものについては、これから着るものになるので、「今着ている」ではなく「着たい」かどうかを基準に選びたいと思います。

どれくらいの枚数になるか、ちょっと見当もつきませんが、いつものステップ通りに進めていきます。
一体何枚あるのでしょうか。。。

一体何枚あるのでしょうか。。。

引き出しには、今着ているニット、着る予定でいるカットソーやブラウス。箱の中には主に夏の衣類が入っています。

まず全部だします。
多過ぎて画像が2枚になってしまいました。

全部で45枚!!
1シーズン、ボトムスやアウターも合わせ30着あれば十分とされているので、春と夏の2シーズン分とはいえ、これはちょっと多いです。
定期的に見直しているつもりでしたが、なかなかのボリューム。

気を取り直して、「今着ているもの」「今月中に着るであろうもの」を選びます。
薄手のニットと厚手のブラウス、カットソーなど合わせて9枚になりました。
これらもシーズンが終わったらさらに要・不要に仕分けてしまいます。

次は「もう少しあたたかくなったら着るであろうもの」を選びます。
これらも昨シーズン活躍してくれたものなので、おひさしぶり感が。笑
薄手のブラウス(長袖)や麻のニットなど8枚です。

次は「夏になったら着るであろうもの」を選びます。すべてノースリーブです。
意外と多く10枚ありました。ここはもう少し絞り込めそうです。

まだオンシーズンでないものもあるので暫定ですが、ここまでで27枚になりました。
残りは「一時保管」と「処分」です。
一時保管しておくもの

一時保管しておくもの

処分するもの

処分するもの

一時保管が4枚、処分は14枚になりました。

衣替えで新たにハンガーにかけたものもありますが、それでもボリュームはかなりダウン。
最終的に保管用の箱が一つ空になりました。
前回も合わせると、相当スペースに余裕が生まれました。
これ以上服が増えないよう、空いた引き出しは処分してもいいかもしれません。
ちなみに、不要になった保管用の箱は息子の部屋で使うことにしました。

ちょうど、増えてきた線路をしまう箱を探していたので、余計な買い物をしなくてすみました!
収納グッズは収納を見直してから買わなくてはいけませんね。
IKEAで揃えていると収納が使いまわせて便利です

IKEAで揃えていると収納が使いまわせて便利です

今の自分と未来の自分のためにクローゼットを整える

2回にわけて見直してきたわが家のクローゼット。
before/afterはこんな感じになりました。
before

before

after

after

アングルがちょっと違うのでわかりにくいかもしれませんが、かなり軽やかでスッキリとしたラックになりました。見た目にはわかりませんが、引き出しの中や保存用の箱の中にもかなりスペースができました。

そして何と言っても、箱が二つ減った分、今まで箱の上に載せていた靴箱が置けるスペースができました!
これで箱を開けたいときにわざわざ靴箱を移動させなくてはいけなかったのが解消され、見た目にもスッキリしました。
全部を出して見直す作業はとても大変ですが、服を減らす目的ではなく、クローゼットを整える=好きなものだけ、気持ちよく使える状態にすることが目的だったので、楽しく作業ができました。

さらに、ショップに行ったとき「これから」着る服がきれいに並んでいるように、持っている服をきちんと把握し、選び抜いた洋服を少し先の自分のために、いつでも着れる状態にして用意しておくことはとても心地いいものです。
愛着のある服、今の自分に必要な服だけのクローゼットにしておくという意識を持つだけでも、衝動買いも減り、せっかく買った洋服を100%生かせるようになると思います。

まだまだ稼働率100%とはいえませんが、オンシーズン、オフシーズンになった洋服をその都度見直して、どんどん近づけていけたらいいなと思います。
洋服の見直しは今までも何度かしてきましたが、「いらないものを捨てる」のではなく「使っているものだけ選ぶ」という違いだけで、とてもシンプルにそして前向きに仕分けることができました。
適正量は人それぞれだと思いますが、やはりスペースに余裕が生まれると、もっとキレイにしてみよう、キレイに保とうというプラスの連鎖が生まれるので、あまりたくさんは持たない方がストレスなく洋服と付き合っていけるように思います。

また、服はただ持っているだけでは価値はなく、着てこそ価値があります。
値段の高い安いだけでなく、コスト・パー・ウェアリングで価値を考えてみるのも大切なことだと思います。

みなさんも、衣替えのチャンスにぜひ洋服の見直ししてみてくださいね。

【関連リンク】
Mayuko Natsuno@trim___(Instagram)

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