2021/09/30更新0like11966view

著者:tennto1010

我が家はこうして収納問題を解決しました【ビフォー・アフター間取り図つき】

収納計画は住み心地を左右する大切な要素であり、検討にも力が入るポイントですよね。収納が変われば住まいが変わり、生活が変わります。そこで今回は、リノベーションによって、家族のライフスタイルに最適な収納を手に入れた事例を図面とともにご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

リノベで叶った家事ラクコーナー

住み慣れた家を、家事動線や収納の改善を主眼にリノベーションした事例です。日々の生活における片付けの課題が明確になっているからこそ、必要な収納を見極めることができますね。
個室にクローゼットがついた標準的なマンションのプランから、広いファミリークローゼットに持ち物全てを集結させました。さらに、キッチン〜ユーティリティ〜クローゼットを全て結ぶことで家事動線は最短に!
また、キッチン収納を全て引き戸にして食器の出し入れの動作を減らすなど、日々の小さな動作の無駄やストレスを細かく分析することで、ジャストフィットな収納を実現しています。
ファミリークローゼットに加えて、各部屋には隙間を上手に活用したニッチや、掃除用具がぴたりと収まる壁面収納など、その時その場所で欲しい収納を最適に配置しました。

ぴったりが気持ちいい!サイズを極めたオーダーメイド

手持ちの家具や食器がすっきり収まるサイズに完全オーダーメイドで収納を計画しました。完成後の理想イメージを、寸法レベルまで極められるのもリノベーションならでは。

リノベをきっかけに断捨離を実行し、今の生活にフィットしないものを選別することができました。玄関横のWICに持ち物=生活感を集結したことで、LDKは理想のインテリアイメージが邪魔されずに、シックで上質な大人の空間が実現しました。

家族の片付け特性に注目!オープンに変更

「家族全員、扉を閉めることが苦手」と、家族の片付け特性を自覚することからはじまったリノベーション。「ならばいっそ扉をなくしてしまおう!」という大胆な発想の転換で、家族みんなが無理なく片付けられる収納が実現しました。

長続きする片付けは、自分や家族の片付けの“癖”を知ることも決め手になります。癖に応じた収納を備えることで、片付けに向かう気持ちに無理がかからず、きれいがキープできるのです。住み慣れた家での使いづらさにしっかり向き合い、既存の“型”にこだわらないスマートな選択が活きています。
収納に扉をつけないことなど、収納の造作を最低限に抑えることは、コストダウンにも大きく貢献します。オープン収納にありがちな雑然とした部屋からは無縁の、スッキリ整った空間が完成しました。

実は片付けは苦手でした

片付けが苦手なら、たっぷりの収納スペースをつくれば問題解決?そんなことはありません。「大きなクローゼットをつくってしまえ!」と、解決策を急ぐ前に、ぜひ参考にしたい事例です。

図面からも、特段大きな収納の設置などの改修は見当たりません。にもかかわらず、格段に楽に片付けができる住まいになった秘訣は、キッチンからユーティリティにつながる動線の確保とワークスペースの定位置を設けたこと。
たっぷり収納スペースを設ければ、片付けやすさやきれいのキープにつながるわけではありません。特別な収納がなくても、無理しない暮らしやすさを極めた動線計画や、片付かない原因を排除するための必要なスペースを確保することで、常に整った住まいにできる。収納スペースの不足を嘆く前に、まず今ある暮らしの課題を見つけることの大切さに気づかされます。

必要なのは、各部屋に適量の収納

収納はたっぷり必要だけど、リビングダイニングなど家族が多くの時間を過ごす居室のプランニングは最優先に考えたい。多くの人がプランニングで行き詰まるこの課題を、見事にクリアした事例です。

コンパクトな個室では吊り戸棚など縦の空間も最大限に活用し、必要十分な収納を確保。必要になった子供たちの個室スペースも無理なく捻出できました。
動線の整理と必要な場所に必要なだけの収納を確保することで、叶えたかった広いLDKスペースも実現可能に。キッチン横のパントリーや廊下に設けた洗面スペースなど、プラスαの設備までも充実した贅沢空間に生まれ変わりました。

無印一色でモジュール統一

便利な収納用品も、統一感がなくバラバラだと、それだけで片付けに向かう気分がそがれてしまうもの。住み替えをきっかけに、モジュール(基準の寸法)が統一された同一ブランドのもので全てを揃えてみるのも一考の価値ありです。

壁面収納やキッチン、洗面…、と全てをMUJIサイズに揃えたことで、収納用品サイズの「帯に短したすきに長し」になりがちなストレスから解放されました。MUJIブランドの様々な収納アイデアも取り入れやすく、収納生活が楽しめそうです。
最適な収納計画は、住まいの数、家族の数だけ正解があります。ご紹介したどの事例にも共通していたのは、今ある暮らしに必要な改善点をしっかり見極めていることではないでしょうか。家族にとって最適な収納を、ぜひリノベーションで叶えてみませんか。

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