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2024/01/03更新|0like|1584view
大型化するテレビのレイアウトや設置方法は、リビングを中心とした空間のなかで、その使い勝手や居心地を大きく左右するものです。
ここでは、テレビの配置の考え方や設置方法など、知っておきたい注意点をまとめました。
テレビの配置はリビングの居心地に影響する
家族の視聴スタイルを考慮して
LDKワンルーム空間での考え方
窓や照明などの映り込みに注意
周辺機器の種類、コンセントプランも配慮
テレビの視聴スタイルは、家庭によって異なるものです。
例えば、
・平日の夜や休日は、リビングソファに座り家族で見る
・平日の朝は時計代わりにニュースと合わせてながら見をする
・夜は食事をしながら楽しむ
というように、さまざまな形があるでしょう。
また、ダイニングや寝室にもテレビを設置するので、リビングでは映画だけ、ということも。新しい住まいでの視聴スタイルを明確にして、それをもとに、テレビの配置やソファなどのレイアウト、照明プランを検討したいものです。
一般的に、テレビからソファなどまでの適する距離は、テレビ画面の高さの約3倍程度必要と言われています。まず、設置する商品に合わせた距離の確保することが大切でしょう。画面の高さは、目線と同じ、もしくは少し見下げる程度の高さに。ソファに座るのか、床座スタイルなのか、視聴スタイルに合わせて検討することが大切です。
そのほか、家族や来客の動線も注意したいもの。例えば、ダイニングやキッチン、個室への行き来がソファとテレビの間を通るような動線では落ち着きません。テレビが設置されている空間での人の動きをイメージしておくこともポイントです。
また、オフ状態のテレビは黒い画面となり、圧迫感を覚えることもあるかもしれません。大きさなどによっては、部屋の入口から画面が直接見えないようにするなどの工夫も必要でしょう。
LDKをひとつの空間とするプランの場合、リビングだけではなく、ダイニングや対面キッチンなどからも画面を見ることができるようしたい、という方もいらっしゃいます。
プランニングの際には、テレビまでの距離や角度、視線をさえぎるものがないか、置き家具などの配置に注意するようにしましょう。また、ソファに座って見る場合とダイニングテーブルから見る場合とでは、見やすい高さが異なります。向きや高さなどには十分に配慮して、プランによっては可動するラックなどを用いてもいいでしょう。目的に合わせて、LDK空間全体からの見え方を考慮することが大切です。
テレビの配置を考える際に忘れてはいけないのが、画面への窓から射し込む光やスタンドなどの照明の映り込み。特に太陽光は、窓の位置と日差しの入り方を考慮して、逆光になったり反射がある場所は、できる限り設置を避けるようにしましょう。必要であれば、遮光カーテンなどを利用する方法も考えられます。
また、照明器具の光も直接視界に入らないようにしたいもの。フロアスタンドであれば、移動ができますが、壁付けのブラケットなどには注意が必要です。
テレビの設置方法としては、テレビに付属しているテレビ台や置き家具(テレビボード、リビングボード)を利用したり、造作でカウンターを設けたり、収納システムを活用するいったケースが多いようです。いずれにしても、検討する際には注意したいのは、テレビ本体だけでなく、AV機器や周辺機器などの有無。これら関連機器のスペースや取扱説明書などの収納、リモコンなどの定位置を確保しておくことも大切です。
メーカーからは、壁収納の中にテレビを組み込むことができるシステム収納やテレビを壁に掛けることのできるパーツなども多くみられるので、ショールームや家具ショップなどで確認するといいでしょう。
また、テレビまわりのコンセントプランも重要です。ケーブルが乱雑にならないように、周辺機器なども含めて、いくつ、どこに、どんなコンセントが必要か、インターネットの回線も含め検討することが重要です。
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