2015/11/09更新0like5215view

著者:MS513

注文住宅やリノベーションにおける間取りの考え方

注文住宅を建てる際には、複数の専門家へ見積もりを依頼されるのではないでしょうか。
同時に、外観や間取り、内装などシミュレートを行うかと思います。
その中でも、間取りは限られた空間の中を最大限に活用する上で重要になります。
今回は、間取りについて考えていきましょう。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

リビング空間を設計するポイント

戸建て住宅を建てられる方の多くは、お子さんのいる家庭ではないでしょうか。
特に、家族団欒の場となるリビングは重要な役割を持つ場所と言えるでしょう。
談笑したり、ダイニングと兼ねた間取りであるなら食事の場ともなります。

部屋の中で最も面積を占めるリビングは、他の居室の広さにも影響をしますので、そうしたことからも面積、部屋数などを考慮しながら検討を行う必要があります。
天羽英雄「花游雲月亭(大谷邸)」

リビングに隣接するダイニング・キッチン

リビングとダイニング、キッチンがほぼ分離しているL・D・K型や、リビングとダイニングが一体となり、キッチンのみ分離しているLD・K型、キッチンからリビングまで一体になっているLDK型などがあります。

リビングを広く取りたい場合にはリビングとダイニングを一体にし、来客などが多い場合はリビングのみを独立するなど、生活スタイル合わせ決めていくとよいでしょう。ただし、キッチンは内装制限があるので、一体とした間取りにする場合には注意が必要になります。
白崎泰弘・治代「“離れ”のような和室をもつ郊外型住宅|八王子の家」

個室の間取りについて(寝室)

夫婦の安らぎの場である寝室は、プライバシーを配慮しながら快適な空間を確保したい場所です。部屋の向きは重要なポイントであり、東面は夏場に強い日差しが入り込むため、窓の配置なども含め検討されると良いでしょう。

収納スパースも子供部屋など他の居室と寝室の間にウォークインクローゼットを配置し、両部屋より入ることのできる共用スペースを設けると音漏れなどを防ぐことができ、そのうえ効率的に空間を使用することができます。また、必要に応じて両部屋の戸に錠を付けると不用意にお互いの部屋に入ることも防げます。

広い道路に面した場所に寝室を配置すると、自動車の走行音などが入ってきますので、出来れば避けたい場所ではあります。やむを得ない場合には、防音ガラスや二重サッシにされると良いでしょう。
林 謙太郎「初台レジデンス」

子供部屋の配置

子供部屋には、なるべく目の届く場所に配置しましょう。
兄弟姉妹がいる場合は、開閉式の間仕切り壁を設置するなどして、大きくなるにつれて個室となるように成長に合わせた部屋づくりができるようにするとよいでしょう。

扉にはできるだけ鍵を設けないようにし、子供の行動が把握できるようにしておくことも大切です。また、汚れることも多いことから、内装は手入れが簡単にできる材質のものを選ばれると良いでしょう。
アーオ建築事務所 / ao design「コミュニケーションボックス」
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