2016/12/30更新1like22063view

著者:SUVACO編集部

【ランキング】2016年、ユーザーから最も支持された家の“アウトドア”空間ベスト10

戸建てでもマンションでも、あると嬉しいバルコニーやテラスですが、近年ではその在り方が見直され、外の空間も生活の一部として密接に取り入れるような事例が増えています。では、2016年はどのようなアウトドアスペースが人気だったのかランキング形式で見てみましょう!

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

【第1位】雨が降っても家の中でバーベキュー! アウトドアライフを楽しむ明るい土間の家(ガーデナー建築家:勝田無一)

大きな窓を開けるだけでリビングと中庭が一体化するデザインのインナーテラスは、リビングなのにバーベキューが出来たり、気兼ねなくDIYを楽しむことができます。屋内なので雨が降っても心配がありませんし、掃除が簡単に済むように床は土間になっているのもポイントです。
ガーデナー建築家/勝田無一「雨が降っても家の中でバーベキュー!  アウトドアライフを楽しむ明るい土間の家」
【つくり手のコメント】
「人気ランキングにランクインさせて頂いたとのこと大変嬉しい限りです。ご興味をもってご覧戴いた皆様に心より感謝いたします。

家の中のアウトドアリビングは、空気を囲うだけのローコストエンジョイスペース。ソファーに腰を下ろしてくつろぐだけのリビングでなく、リビングスペースの中で日曜大工から子供の水遊び。人が集まればバーベキューパーティー。にわか雨の心配のない物干し場にも布団干し場にもなる。この便利な土間テラスはくつろぐだけのリビングから生活を楽しむためのリビングスペースへの提案です。多様な生活パターンが家族みんなの生活感を演出します。

この計画は、日本人の住まいの歴史を研究する内に考えついたものです。古来から日本人は外部との浸透性に魅力を感じ「外」とのつきあいのある暮らしに郷愁を憶えているはずです。この住宅は外部的な機能をリビングに取り込むことで、絶対楽しい新たな生活スタイルが生まれるはずだと、現代版「縁側住宅」として期待を込めて設計しました。」

【第2位】RW山荘(建築家:高橋昌宏)

こちらのウッドデッキは、窓を閉めた状態でもリビングとの一体感が感じられるのが特徴です。天井に埋め込まれたダウンライトが室内のリビングからひと続きとなったデザインになっていたり、同じ色味のフローリングが使用されていたりと、外と中に統一感を持たせたことで、より空間に繋がりを感じられるようになっています。
【つくり手のコメント】
「LDKの東側に併設した屋根付のアウトドアダイニング。
LDKの南面は庇の出を1m程度に抑えることで、LDKを明るく保ちつつ、広いアウトドアダイニングのスペースを実現している。内部の天井と外部の軒天を同じ高さとし、床から天井までの窓を設けることで、内外の一体感が生まれている。ナチュラルな木の素材を使いつつ、外壁部分はグレーに着色することで、暖かくなりすぎない空間造りに配慮した。」
対応業務 注文住宅
所在地 東京都江東区
主な対応エリア 長野県

【第3位】L-HOUSE(建築家:Akihiko Hirukawa)

友人たちとのアウトドアパーティーを楽しめるウッドデッキテラスは、リビングの窓を開けば室内外の境界線が消えてフラットな空間になり、より開放感を感じられます。キッチンからの動線も短いため、食器や食材を運んだりするのにも便利です。
【つくり手のコメント】
「アウトドア大好きなご夫婦はご近所とも仲良くオープンな性格。
柵や塀などで区切ることなく開放的なデッキテラスはお家の中心にあります。
デッキで寛いでいると道を歩く人から声を掛けられたり、近所の人がお話をしに来たりと、自然に人が集まってきます。
デッキテラスにパラソル付きのテーブルを置いて週末はご夫婦でティータイム、月末にはお友達とパーティを愉しんでいます。コミュニティスペースを持ち合わせたお家です。」
対応業務 注文住宅
所在地 愛知県名古屋市中村区
主な対応エリア 新潟県 / 富山県 / 石川県 / 福井県 / 山梨県 / 長野県 / 岐阜県 / 静岡県 / 愛知県

【第4位】緑豊かな庭を背景に「甲板のある家」 (株式会社 高砂建設)

二階に造られたウッドデッキのバルコニーは船の甲板がイメージされています。屋根があるので雨の日でも外に出られますし、テーブルが置かれた場所はリビングの窓から見えるようになっているので、子供たちだけで遊んでいても室内から見守ることができます。
高砂建設「緑豊かな庭を背景に「甲板のある家」」

【第5位】029那須Hさんの家(建築家:鈴木宏幸)

L字型の縁側は森の中に建つ別荘という立地を活かすように、自然に溶け込むようなナチュラルな仕上がりになっているのが特徴です。サッシは木製のものを採用し、壁にもレンガを使うことで上質な雰囲気のテラスになっています。
対応業務 注文住宅
所在地 東京都目黒区
主な対応エリア 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県 / 山梨県 / 長野県 / 静岡県
目安の金額

30坪 新築一戸建て3,900〜6,000万円

【第6位】大井町の家―中庭を囲むH型プラン (建築家:小島建一)

三方を部屋に囲まれたウッドデッキの中庭にはシンボルツリーが植えられています。家の中央に中庭を配置すると、どの部屋からも採光を確保することができる上にゆるやかにプライバシーを守ることもできるので人気の間取りになっています。
対応業務 注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)
所在地 埼玉県さいたま市
主な対応エリア 茨城県 / 栃木県 / 群馬県 / 埼玉県 / 千葉県 / 東京都 / 神奈川県
目安の金額

30坪 新築一戸建て2,700〜2,850万円

60平米 フルリノベ1,200〜1,380万円

【第7位】素材感を楽しむインテリア(ROKUSA)

屋上に造られたウッドデッキにはバスタブが置かれ、露天風呂が楽しめるというなんとも贅沢なアウトドアスペースです。屋上ということもあり、デッキ以外の部分には軽量な人工芝が敷かれています。子供たちの遊び場としてもよさそうです。
ROKUSA「素材感を楽しむインテリア」

【第8位】青空ダイニングはうす(建築家:牧野嶋彩子)

パーティーを楽しむのにぴったりなウッドデッキバルコニーにはシェードがついているので、夏の暑い日でも直射日光を避けることができます。また、このバルコニーは外部の階段を使って直接上がってくることもできるので、友人を招いた時や買い出しに出かける時などにわざわざ室内を経由する必要がないのも魅力です。
鈴木恵介「青空ダイニングはうす」

【第9位】嵯峨の家-1(建築家:奥野八十八)

板塀と木製ルーバーで囲まれたウッドデッキテラスは、屋外ながらプライバシーもしっかりと守られ、落ち着きのある空間になっています。どれだけ開放的でも近隣からの視線が気になるようではゆっくりと過ごすことができないので、ある程度視線を遮る空間作りも大切ですね。
対応業務 注文住宅、リノベーション (戸建、マンション、部分)
所在地 京都府京都市北区
主な対応エリア 三重県 / 滋賀県 / 京都府 / 大阪府 / 兵庫県 / 奈良県 / 和歌山県
目安の金額

30坪 新築一戸建て2,250〜4,500万円

60平米 フルリノベ960万円〜

【第10位】OH! house(建築家:東海林健)

家を囲むよう造られた廻庭は、2階のLDKから生い茂る植栽を楽しめるようになっています。玄関アプローチ脇のベンチ部分は大きな屋根で覆われているので落ち着くスペースに。ご近所さんとの世間話の場や夏はお酒を飲んだり花火を楽しんだりすることもできそうです。
対応業務 注文住宅、リノベーション (戸建、マンション)
所在地 新潟県新潟市中央区
主な対応エリア 新潟県
【編集部のコメント】
家の中にいながらにして「アウトドア」を楽しみたいという要望の表れなのか、外と内とをつなぐ空間への人気の高さを改めて感じるランキングとなりました。

今回のランキング1位のコメントにもあるように、元来、日本家屋には縁側や障子、ふすまなど、外と中との境界があいまいな建築が数多くあります。「アウトドアリビング」に代表される外とつながりたいというニーズは、こうしたDNAの表れなのかもしれません。
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