2017/02/12更新0like7879view

著者:tennto1010

男前じゃなくてもいいですか?“きれいめヴィンテージ”なインテリアのすすめ

趣ある古さ、ダークで重厚な色合い、ラフで粗々しい味わい…。“男前”という言葉とセットで使われることも多く、どちらかというと「男性的」な印象のヴィンテージスタイル。

でも、古いものの味わいに価値を感じつつも、“男前”とは一線を画した“きれいめ”なヴィンテージスタイルを求めている人も多いのではないでしょうか?

今回は、女性にもファミリーにも受け入れやすい、そんなヴィンテージスタイルをご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

「きれいめヴィンテージ」って、どんなスタイル?

「きれいめヴィンテージ」とは、ヴィンテージスタイルのうち、年月を重ねたものが持つ本質的な価値は残しながらも、荒々しさをそぎ落とし、軽快で清潔な印象に整えられた上質なスタイルのことを指す造語です。

イメージしやすいように、ファッションの好みに例えてみると…

■ シンプルで着心地の良いものを大事に長く着たい主義。でも、トレンドを取り入れることにも抵抗はない。
■ 親から譲られた一点ものの服や小物をリメイクして愛用している。
■ ラフな着こなしは好きだけど、穴の空いた古着のジーンズはあまり好みじゃない。清潔感はもちろん、いつもどこかに“きちんと感”も残したい。
■ 白シャツは無敵だと思っている。

といった感じです。
こんな好みを住まいに当てはめると…、きれいめスタイルが出来上がります!

では、実際の実例を見ていきましょう。

きれいめヴィンテージの基本は、清潔感!

こちらの事例のコンセプトはその名もずばり、“清潔ヴィンテージ”。清潔感あふれる壁と天井を白いキャンバスに見立て、アンティークレンガのザラっとしたラフな素材感や、ヴィンテージ感が際立つ家具や小物をポイントに置いて空間を引きしめています。異なるテイストがお互いを引き立て合い、見事にバランスがとれた、理想のきれいめヴィンテージです。

やっぱり頼れる白!ホワイトヴィンテージ

力強く存在感のある従来の木造部分の梁組と対照的に、壁面に整然ときらめく白いサブウェイタイルと左官仕上げのやわらかな風合いが、部屋の印象を軽快にしています。サブウェイタイルは、20世紀初頭、NYの地下鉄で使われはじめたというヴィンテージ感漂う人気のタイル。和と洋の古き良き趣の出会いがあってこそ実現した、懐かしくも新しい住まいです。

セルフリノベーションで、ほっこりヴィンテージ

こちらは、既存の梁を白く塗装しています。梁の存在感を保ちながらも、塗装したことで、ニュートラルな空間にもなっています。売主から古道具なども引き継いで使用し、本物のヴィンテージに囲まれた生活です。でも、重すぎず、ほっこり優しい住まいになったのは、家族でコツコツ作りあげたセルフリノベーションのなせる技かもしれません。

まだまだ、これから変化する!ウォームヴィンテージ

床はオーク古材、室内ドアや玄関ドアはアンティーク。家具も重厚な趣がある本物志向の住まい。しっかりヴィンテージ感がありながらも、端正で温かみのある空間です。年を重ねることで増していく「本物の素材」の風合いを楽しみながら、長く大切に使われたその先のヴィンテージ感も楽しみですね。

さりげなさが魅力のミニマルヴィンテージ

重厚で力強い印象を与える幅広ジャーマンオークのフローリング。この男前なヴィンテージ感とは対照的に、家中の照明は小ぶりのものや裸電球という、ミニマルテイストに徹しています。ミニマルにも傾きすぎないようにバランスがとれているのは、ずっしり味わい深い床板がさりげなく支えているからなのでしょうか。

本物のヴィンテージマンションではどうだろう?

年を経てもなお人気が衰えず、むしろ価値が上がっていく、いわゆる“ヴィンテージマンション”。その持ち味を生かしつつ自分好みに手を加えたら?建物からにじみ出る本物感とミックスされて、現代的なちょうどいいヴィンテージスタイルが完成します。

女子的ヴィンテージミックススタイル

洗面とトイレをヴィンテージテイスト、その他を明るいフレンチテイストと分けたミックススタイル。用途ごとにテイストを分けることで、気持ちを切り替えられるそうです。コンパクトながら表情豊かな空間。取り入れやすいヴィンテージスタイルですね。

クールビューティー⁉︎

そのラフな風合いが人気の足場板。文字通り荒削りな男前ヴィンテージ建材の代表格ですが、洗練とも無縁ではありませんでした! こちらの足場板を使った本棚。クールで洗練された女性らしいお部屋にぴったりと馴染んでいます。床は無垢のフローリングのなかにモルタルのラインを走らせて、クールな表情にさらに方向感を加えることで、広がりを演出しています。

風合いにも、使い心地にもこだわりたい

こちらも足場板の事例です。床に使用したのは、芯古材という足場板の表面を削ったもの。肌触りのざらつきも、見た目の荒っぽさをもそぎ落として、子供の足にもやさしく仕上げました。この材料でしか出せない風合いと、使い心地の良さの両方を手に入れた贅沢な住まいです。
好みのインテリアスタイルは、一つに絞れるものではないし、変化もしていくもの。言葉のイメージや固定観念にしばられずに、感性を柔らかくして自分だけの「好き!」のイメージを探してみましょう。
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