2021/09/21更新｜3like｜1995view

著者：SUVACO編集部

専門家フィーチャー

工事中でもより良いものが見つかればどんどん変更。フットワーク軽く、理想をとことん追求する｜CLOCK（前田さん・数馬さん）

SUVACOに登録している専門家（建築家・リノベーション会社など）に、ご自身や会社のことをお聞きする連載「わたしのこと、会社のこと。」

今回は、リノベーション会社・CLOCKの前田さんと数馬さんにお聞きしました。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

CLOCKってどんなリノベーション会社？

前田さん・数馬さんはどのようなことを担当されていますか？

多くのリノベーション会社からなぜCLOCKに？

この仕事の醍醐味や魅力を感じるところは？

好きな家具・建材とその理由を教えてください

CLOCKのこだわりや、自慢できるところは？

CLOCKの特徴や少し変わったところがあれば教えてください

CLOCKの雰囲気ってどんな感じですか？

前田さん・数馬さんはどのようなことを担当されていますか？

CLOCK株式会社　前田響さん

代表・設計デザイナー

代表兼設計デザイナーです。他にも中古物件の案内や現場調査や積算、パースも書いたりするので要するになんでも担当です。担当によるデザインのブレ等がないように、基本的にはすべての業務に関わっています。

数馬一

設計補佐・現場管理

設計補佐と現場管理です。現況図を書くために現地で寸法を測ったり、工事のあいさつまわりや現場の管理をしてます。1年目なのでまだまだ修行中です！

多くのリノベーション会社からなぜCLOCKに？

代表・設計デザイナー前田さん

もともと小学生の時から図工が大好きで、家でも絵ばかり書いていたり、レゴブロックばかりで遊んでいました。
不動産のチラシで家の間取りを見るのが大好きだったので、自然と家や「ものつくり」に興味がわいていったのかなと思います。
大学では都市工学といって「街づくり」について学んでいたのですが、自分の仕事にするなら、お客様一人ひとりに寄り添っていくような仕事がしたいと考え、住宅の設計デザインの道に進みました。

設計補佐・現場管理数馬さん

もともとInstagramでCLOCKを知っていて、大学時代にインターンシップとして業務のお手伝いをさせていただいたのがきっかけでした。就職するにあたって新築メインの会社かリノベーション会社か迷っていたのですが、CLOCKでリノベーションの可能性やおもしろさをすごく感じ、そのまま就職しました。

この仕事の醍醐味や魅力を感じるところは？

代表・設計デザイナー前田さん

自分がお客様と一緒に考えた家が実際に完成して、そこで家族が暮らして生活していってくれるわけですから、毎回「なんていい仕事なんだ」と感じながら仕事しています。

建築家って他のクリエイターと少し違って、実際に考えたものをつくるには、お客様に何百万、何千万円という大金をかけてもらわないといけない職業。どんなに建築の才能があっても一緒に家づくりをしてくれるお客様がいないと仕事にならないので、こうして建築を仕事にさせていただけるというだけで、いつもとてもうれしいことだなと思っています。

設計補佐・現場管理数馬さん

まだ新卒で、自分で設計した事例などはないのですが、改装前に自分が隅々まで測って現況図をあげたおうちが、こんなに生まれ変わるのだととても感動しています。

また現場管理も担当していますので、いろいろな職人さんと関わることもできますし、現場に行かないとわからないリアルな建築にも触れることができるところも醍醐味の一つです。
今はまだお客様とは直接関わることが少ないですが、とてもやりがいを感じています。

好きな家具・建材とその理由を教えてください

代表・設計デザイナー前田さん

最近はモールテックスをよく使用します。色の表現も自由で耐水性もあるので、よくオリジナルキッチンや洗面台に使用します。下地を選ばないのと塗り厚が3㎜程度ととても薄いので、実は設計も楽だったりします。

ＣＬＯＣＫ

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設計補佐・現場管理数馬さん

モールディングの装飾が好きですね。それだけで海外っぽい高級感が出ますし、種類もめちゃくちゃ多くて面白いです。個人的には「やりすぎない程度」が好きです。

ＣＬＯＣＫ

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CLOCKのこだわりや、自慢できるところは？

代表・設計デザイナー前田さん

お客様が求める空間デザインの提案や、限られた面積での間取りや収納の問題に対する解決策の引き出しの多さが自慢です。あと私のフットワークの軽さも自慢です(笑)。

設計補佐・現場管理数馬さん

少人数の会社なので年間に対応できる件数は限られているのですが、その代わり一つひとつのおうちを全力で最後までとりかかっていると感じています。

CLOCKの特徴や少し変わったところがあれば教えてください

代表・設計デザイナー前田さん

工事が始まってからも、やっぱりこっちの方がいいなと思ったら仕様変更しますね。そもそも打ち合わせ回数も定めていないですし、納得行くまでガンガン変更します。

設計補佐・現場管理数馬さん

めちゃくちゃ自由です。設計業務に関してはどこで仕事していてもいいという方針なので、家やカフェで仕事したり、会社の各ショールームで仕事したりもしています(笑)。

大阪ショールーム。一緒に出勤することもある前田さんの愛犬はお客様からもかわいがられる看板犬。

CLOCKの雰囲気ってどんな感じですか？

代表・設計デザイナー前田さん

結構自由な会社なので、風通しのいい職場だと思います。スタッフ同士もお客様も互いにアイデアを言い合いやすい雰囲気を心掛けています。

高架下の倉庫をリノベーションした神戸三宮事務所のテラスにて。

設計補佐・現場管理数馬さん

とても明るいと思います。カメラマンやグラフィックデザイナーなど外部の協力業者の出入りも多いので、みんな集まるととてもにぎやかです。

神戸三宮事務所は、倉庫ならではの天井高と大きな間口を活かした明るく開放的なCLOCKのコンセプトスペース。

回数制限をもうけない打ち合わせや、より良くするために必要と判断すれば現場でも行われる仕様変更など、代表自らすべてに関わるからこそ、自由かつ柔軟に対応することが可能となっているCLOCK。

満足できる、納得できる家づくりをするためには、依頼先との相性も大切です。
この記事を読んで、CLOCKに興味を持った方は、ぜひ下記のリンクよりプロフィールページをご覧ください。

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