パソコンで調べものをしたり、子どもの連絡帳を書いたり、アイロンがけやボタンつけなど、暮らしのなかのさまざまな作業をするのにあると便利なのが、ちょこっとワークスペース。キッチンの脇やダイニングの片隅などにデスクと椅子を置いたりと、最近では多くのお宅で見かけるようになりました。パパ専用、ママ専用、家族みんなで共用と、使い方はその家次第ですが、独立した書斎や家事室を設けなくても、このワークスペースがあるだけで、ソファやダイニングテーブルを占領して作業しなくて済みます。
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家のどこに設ける?
LDKの隅
キッチンの端
リビングの入り口の脇
階段の下
2階の廊下
和室
小上がりスペース
家のどこに設ける?
ワークスペースは小さなスペースとはいえ、どこに設置するかで部屋全体の印象や快適さはずいぶん変わってくるもの。部屋の隅やデッドスペースを上手に活用したり、既存のものと一体化させたりと、場所をとらず、目立ちすぎないようにするのがポイントです。ここでは、そんな理想的なちょこっとワークスペース7件をご紹介しましょう。
LDKの隅
こちらのお宅はキッチンの裏側にウォークインクローゼットを設置。キッチンからその分奥まった小さな空間を、パソコンを置いたワークスペースにしています。リビングダイニングに近い場所ながら、壁に挟まれていて個室感もあり、家族と一緒に過ごす時間でも集中して作業できそうです。
キッチンの端
コンロやシンクが一列に並んだキッチンの端に、パソコンとスツールを置きました。料理の最中のちょっとした時間でも、パソコンでの作業が可能です。レシピの動画を見たり、献立を考えたりと、キッチンにあるワークスペースは使い勝手も抜群。
リビングの入り口の脇
意外にデッドスペースになりがちな、入り口ドアの脇。ドアの開閉の邪魔にならない有効活用に、ワークスペースは最適です。こちらのお宅は、壁や床となじむ建材でジャストサイズのカウンターを造作しました。
階段の下
キッチンからつながる階段下の空間を活用しました。食事の支度をしながら、このデスクでサッと書きものを済ませるなど、家事動線もスムーズ。ダイニングからよく見える場所なので、時には季節の雑貨や照明を飾ってインテリアを演出するコーナーにしても。
2階の廊下
家族で共用できるデスクと収納棚を、2階の廊下に設けたこちらのお宅。ゆくゆくはまだ小さいお嬢さんの勉強スペースとして活躍してくれそうです。吹き抜けで1階のリビングダイニングとつながっているので、コミュニケーションがとりやすいのも嬉しいところ。
和室
こちらのお宅のワークスペースがあるのは、リビングに隣接する和室。収納の脇の奥行きを利用し、デスクと棚を設置しています。さらに壁に小窓を造り、廊下を挟んだ隣のキッチンとのやりとりがしやすくなるよう工夫しました。
小上がりスペース
リビングに隣接する小上がりの畳スペースの壁をくりぬいて、小さなカウンターを設置。ご夫婦でパソコンを開いて作業できる、ユニークなワークスペースが誕生しました。この造りのおかげで、庭が見える掃き出し窓からの光が畳スペースにも差し込むので、一石二鳥です。
さまざまなちょこっとワークスペース、いかがでしたか?住まいづくりのプランの中に、ぜひ取り入れてみてください。あとで必ず、「やっぱり造って良かった!」と思うはずですよ。