2018/08/26更新2like1964viewRoomClip mag

スキップフロアから眺める、家族が集う理想のリビングリノベ

中古住宅を購入し、住まい手のライフスタイルにあった形にガラリと変える「リノベーション」。この連載では「施主目線」に立ち、リノベーションでなければならなかった理由やパートナーを選んだ基準、そしてこだわりポイントを掘り下げます。

今回は、東京都江戸川区にお住まいのerisimさんにお話をお伺いしました。お子さんができたことをきっかけに、家族でくつろげる広いリビングのある家を手に入れるべくリノベーションを決意されたerisimさん。リビングにつながるワークスペース、大きな収納スペースを兼ね備えた理想の家を実現されました。どのようなお住まいになったのか、さっそく拝見していきましょう!

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

今回教えてくれたユーザーさん♪

erisimさん(RoomClip)
夫婦と娘、犬1匹と一緒に住んでいます。 共働きです。

そもそも家探しをしようと思ったきっかけは何ですか?

「もともと家具やインテリアに興味があったので、賃貸暮らしの頃から好みのテイストの家具を集めたり、DIYを楽しんだりしていました。でも、賃貸だと天井、床、壁などを好みの仕上げにしたり、間取り自体を変えたりすることが難しく、なかなか理想の空間に近づけることができないな、と感じていました。

また、アウトドアやスポーツ、旅行用品といった大きな荷物を収納できるスペースが不足していることが不満の一つでした。妊娠をきっかけに、家族全員がくつろげる広いリビングのある理想の空間に住みたいと思い、家を変えることを決めました。」

どうして、リノベーションじゃなければダメだったんですか?

画像提供:LOHAS studio

画像提供:LOHAS studio

「家族全員がくつろげる広いリビングとワークスペースが欲しかったからです。ひとりひとりのプライベート空間を充実させるよりも、家族全員が集まるリビングをなるべく広く、くつろげる空間にするのが理想でした。また、リビングにワークスペース兼趣味のスペースを設けたかったのも理由です。」

リノベーションという選択肢を考えたきっかけと、情報&依頼先の探し方を教えてください

「賃貸暮らしの頃から、インテリアは好きだったので、インテリア関連のブログや雑誌、RoomClipなどはチェックしていて、リノベーションされたお部屋は素敵だなあと思っていました。

「将来マンション購入するのであればこんな空間にしたい」とイメージしていたものを実現するにはどうしたらよいか、いろいろな条件を考えたときに「中古マンションを購入し、リノベーションをする」という結論に至りました。

『中古マンションを購入し、リノベーションする』ということが決定し、できるだけ面倒な手間を省きたいという一心で、物件購入からリノベーションまで一括で行ってくれる会社を探しました。また、過去の事例をホームページでチェックし、自分たちの理想にあっていると思った会社を数社に絞り、相談に行ったうえで「LOHAS studio」にお願いすることに決めました。住宅ローンや不動産手数料についてのわかりやすい説明や、アフターフォローの良さ、過去の事例に好みのものが多かったことなどが決め手となりました。」

実際にできあがった家を見たときは、どう思いましたか?

「竣工時は出産の退院日の次の日で、よちよち歩きで見に行ったのを覚えています(笑)。こだわったアクセント壁となる塗装ブリックタイル、無垢材フローリング、羽目板の塗装、造作棚など、全て理想通りで感動しました。もともと持っていたお気に入りの家具のサイズに合わせて設計した部分もありましたので、家具を入れた後はさらに感動しました。」

特に気に入っている場所はどこですか? 5つ教えてください

①大型収納スペースを備えたスキップフロア
画像提供:LOHAS studio

画像提供:LOHAS studio

「こだわっていた大型収納スペースは絶対に必要。だけど、広いリビングもワークスペースもあきらめたくない……と、相当頭を悩ませました。床下収納でも作れないだろうか、と考えていたときにスキップフロアにしてしまえばワークスペース下を収納にできる!と思いつきました。大きなスーツケースやキャンプ、スポーツ用品なんでも入ります。

リビング内で目立つ部分だったので、階段の形状や材料や色、手すりの素材や立ち上がる壁の仕上げ、収納としての使いやすさについてもデザイナーさんと細かく打ち合わせしました。収納スペースの壁部分はスクラップウッドを組んでもらい、費用節約のため塗装は自分たちで作業しました。」
②リビングと一体となったワークスペース
画像提供:LOHAS studio

画像提供:LOHAS studio

「リビングとワークスペースを完全に分離したくなかったので、リビングの一部をワークスペースにしたいと考えていました。収納スペースを確保するという理由でスキップフロアとなり、ある意味天井が低いスペースとなっていますが、実際に使ってみて高さは気にならず、むしろ秘密基地感もでてよかったな、と思っています。

パソコン作業をするためカウンターテーブル、本棚も部屋のイメージとあった足場板で造作してもらいました。棚板は高さを調節することもできます。リビングを一望することもできるお気に入りの空間になりました。」
③足場板とアイアンフレームを組み合わせた我が家オリジナルのキッチン棚
「デザイナーの方に相談しながら造作棚をつくってもらいました。床から天井まで目いっぱい棚にしてもらい無駄な空間を作らず、見せる収納にすることで少しでも広く感じることができる空間になったと思います。 棚板は足場板、アイアンフレームを組み合わせて部屋の雰囲気と合わせました。棚板の間隔も置く物をあらかじめ決めていたので細かく相談しました。また、炊飯器を設置している棚は、スライドするようにしてもらい、使いやすさにこだわりました。」
④楽器がインテリアとなっているブリックタイル壁
画像提供:LOHAS studio

画像提供:LOHAS studio

「部屋全体は漆喰塗りの壁にしましたが、テレビ側の壁はなんらかのアクセント壁にしたいと考えていました。色を変える、ウッドタイル案などもありましたが、インテリア雑誌やリノベーションブログ、RoomClipなどを参考にして、ブリックタイルを採用することにしました。

デザイナーの方にイメージに合ったブリックタイルを探していただき、さらに少し明るい印象にするために白いペンキをラフに塗ってもらっています。夫の希望で趣味の楽器を壁掛けしたいということだったので、あらかじめ壁に補強を入れギターフックを取り付けてもらっています。本来なら場所をとってしまう楽器もいいインテリアになっています。」
⑤ヴィンテージ感あふれるむき出しのコンクリート天井
画像提供:LOHAS studio

画像提供:LOHAS studio

「天井高を少しでも高くしたいのと、新しい雰囲気の素材を使いたくなかったので、天井は躯体現し(くたいあらわし)にすると決めていました。天井を解体してもらうと、築年数のせいもあり、かなりヴィンテージ感あふれるコンクリート天井が現れました(笑)。完成してみると、部屋の雰囲気を作り出すための重要な要素となってくれました。」

リノベーションを振り返ってみて、いかがでしたか?

「リノベーションをしてよかったことは、ほぼオーダーメイドで理想の空間をつくり出すことができたということです。間取り、壁、天井、床すべて自分たちの思い通りになりました。また、賃貸時代から集めていたお気に入りの家具に合わせて設計してもらうこともできました。あまり据え置きの家具を購入せず、部屋のサイズや雰囲気に合った造作家具を入れたいという希望も叶いました。

大変だったのは、デザイナーさんに自分たちのしたいことをきちんと伝えるため、手持ちの家具や購入予定の家具の寸法の採寸、イメージ資料集めなどに結構時間がかかったことです。たいへんではありましたが、楽しかった思い出でもあります。

今回私たちは、中古マンションのリノベーション済物件を購入し、こだわりたい部分だけ再リノベーションをするというかたちになりました。リノベーション済物件を購入すると損になってしまうのではないかと多少躊躇した部分もありますが、結果的には自分たちでフルリノベーションをするよりも安価になったと思います。今後は、自分たちでリノベーションをしていない寝室、玄関、子ども部屋などを将来の自分たちの生活スタイルに合わせてリノベーションできたらいいな、とも思っています。」

お話をお伺いして

画像提供:LOHAS studio

画像提供:LOHAS studio

お子さんができたことをきっかけにerisimさんが考えたのは“これからの家族の姿”でした。「プライベート空間を充実させるよりも、広いリビングで家族全員が集まりくつろげる空間が欲しい」。そんな理想の間取りを叶えるためリノベーションを決意されたerisimさん。家族が集える広いリビングにつながるスキップフロアのワークスペース、その下につくられた大型収納スペースは理想を一度に形にしたもの。まさに、思い通りのレイアウトにできるリノベーションならではの提案です。

古材を使ったヴィンテージスタイルが一切ブレずに部屋を包み込むerisimさん宅のインテリア。塗装ブリックタイルに無垢材のフローリングなど、こだわり素材が部屋の魅力となっています。以前から使っていたお気に入りの家具や造作家具を取り入れることを事前に計算し、無駄のないすっきりと収まる間取りとインテリアになっているのも、インテリア好きであるerisimさんのなせるワザ。たくさんの情報から、好きなテイスト・必要な情報を絞っていくことも満足いくリノベーションにつながるように思いました。

家の間取りによって、家族の過ごし方は変わってくるもの。理想の家族のカタチに近づくことができる間取り、自分スペース、収納は?テイストは?そんな多くの理想を柔軟にカタチにしていけるのが、リノベーションの魅力だと感じました。

erisim さんのお住まいについて

・所在地: 東京都江戸川区
・物件種別: マンション
・建築面積: 物件面積約60平米(うち施工面積約35平米)
・間取り: 2LDK
・この家に住む人: 夫婦、子供、犬
・施工期間: 約2か月
・総費用: 約500万円
・設計: LOHAS studio
写真と間取り:erisimさん(画像提供:LOHAS studioのものを除く)
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この記事を書いた人

RoomClip magさん

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