2019/01/18更新0like1234viewC.O.Barry

色使いの基本〜インテリアセンスを褒められる空間へ〜

住まいづくりは楽しいけれど、悩むこともいっぱい。インテリアの計画も、どうすれば正しいのかわからない、という声をよく聞きます。そこで、センスのいい内装を実現する基本をご紹介! これを踏まえれば、理想のインテリアにぐっと近づきますよ。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

要素はできるだけ少なくシンプルに

その昔、ミース・ファン・デル・ローエという建築界の巨匠がドイツにいました。

彼が遺した有名な言葉に「Less in more」というものがあります。「少ないほど、より豊か」と訳されるこの言葉こそ、住宅デザインにおける真髄です。

住まいは結婚式場やパーティルームではないので、必ずしも派手な色彩で飾り立てたり、豪華なインテリアがよいとは限りません。
まず基本にしたいのは、要素を削ぎ落とし、暮らしに溶け込むシンプルなテイスト。

住まいづくりでインテリアの色使いに悩んだら、「Less is more」の考え方で計画を立ててみることをおすすめします。

「でも、具体的にはどうすればいい……?」と、困る場合もあるでしょう。
そんな人におすすめしたいのは、インテリア・カラーコーディネートのセオリーです。

カラーコーディネートは3色で組み立てる

カラーコーディネートは、基本としては以下の3種類の色で構成します。

●1 「ベースカラー」もしくは「ドミナントカラー」などと呼ばれる基調色
●2 ベースカラーを引き立てる「サブカラー」
●3 全体の印象を引き締める「アクセントカラー」

なぜ3種類なのかというと、住空間にはカーテンや家具、照明、家電製品などさまざまなモノが入り込むため、どれだけコーディネーションに意識を配っていても、室内の色数が増えやすいためです。

背景となるインテリアの色は、なるべく少ない色数で、シンプルに仕上げるのが望ましいといえます。
床や壁、天井、ドア、サッシ、巾木といったインテリアのベースとなる部分については、この3種類のどれかに収めておきましょう。

色の配分は70:25:5

割合の目安は、「ベースカラーを70%、サブカラーを25%、アクセントカラーを5%」という色配分でまとめると上手くいくとされています。

ベースカラーの多くを占める壁や天井は、ボリュームの大きな面なので、空間を広く見せるうえで重要。淡い色や明るい色を用いるのが一般的です。
とくにクリーム系やオフホワイト系は、どのような色の家具を置いても馴染みやすいです。
天井の色を床よりも明るくすると、天井を高く感じさせる効果が得られます。
また、空間に安定感を演出するには、明るい色を上部に、暗い色はフローリングに割り当てるなど、下部に配色するのがコツです。

ただし「明るい」といっても、黄色やオレンジなどの主張の強い色を多用するのは避けましょう。壁面が前に迫って見えるので、なんとなく息苦しさを感じてしまうことになるかもしれません。
アクセントカラーはもっとも小さい面積ながら、実はもっとも目立つ色です。
際立たせたい家具やファブリック、置物などがあるなら、その色をアクセントカラーとして、インテリアのカラーコーディネートを計画しましょう。

アクセントカラーを同系統で揃えると、空間にまとまりが生まれて綺麗に見えます。

壁の色を部分的に変えてスタイリッシュな印象に

壁の色にアクセントを付ける方法もあります。
「アクセントウォール」と言って、壁の一部分の色や素材を変えておしゃれに演出するテクニックです。
居室のつながりをトータルに捉える視点も大切です。
たとえば玄関や廊下に、居室よりもやや暗めの素材を選んでおくと、居室内へ入った瞬間に明るさが際立ち、広がりを感じられます。
インテリアコーディネートの基本は、「シンプル&要素はできるだけ少なく」。これは、伝統的な和風建築、斬新なモダン建築、どちらの場合でも踏まえるべき重要なセオリーです。「70:25:5」の色配分を考えながら、自分好みのインテリアを実現していきましょう。
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