2016/11/28更新0like4873viewMayflower

「クリスチャン・フィッシュバッハ(フィスバ)」東京ショールームを訪ねて

クリスチャン・フィッシュバッハという名前をご存じですか?聞いたことがなくても「フィスバ」という名前ならご存じの方も多いのではないでしょうか?そうです。スイスの高級ファブリックブランドの「フィスバ」です。今回は青山にあるフィスバの東京ショールームへ行って参りましたので、ご紹介したいと思います。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

世代を超えて愛されるフィスバ

クリスチャン・フィッシュバッハの歴史は古く、今から約200年前の1819年にスイスのサンガレンで誕生しました。

日本には、1971年に入ってきたので、今年で45年目。日本では、「フィスバ」の名前で親しまれています。

日本に入ってきた当初、ヨーロッパでは短いブランド名が流行していたため、「FISBA」としていました。その後、ヨーロッパでは「クリスチャン・フィッシュバッハ」に戻しましたが、日本ではあまりにFISBA(フィスバ)で浸透していたため、そのまま「フィスバ」が残ったというお話を今回教えていただきました。

しかし、現在は日本でも世界共通の正式名称である「クリスチャン・フィッシュバッハ」の名前&ロゴを使うようになっているとのことです。
東京ショールームは、青山一丁目の駅で降りて、閑静な住宅街の中にありました。
店内は、広々としていて、素敵なファブリックのコーディネートが展示されています。
上の写真は、ここを見れば今年のフィスバコレクションのテーマがわかるというコーナーだそうです。カーテンの裾をわざとクシャクシャとさせた「ブレイク」という手法をとっています。日本人が一般家庭で採用するには難しいと思いますが、とてもカッコよく感じました。

店内の展示は季節ごとに変わり、東京ショールームのスタッフの方がコーディネートされているそうです。とてもセンスよく素敵だなと思いました。
私の中では、フィスバは高級。高価。誰もが手軽にカーテンを作れるわけではないというイメージがあります。

そこで、ターゲット層はどういう方なのかとお聞きしたところ、30代~60代までの幅広い年代というお答えが返ってきました。若い人でも、インテリアに興味がありフィスバで作りたいという方は大勢いらっしゃるそうです。

世代を超えて、愛されているのがフィスバの魅力であり、すごさだと感じました。

フィスバが高価になってしまうのは…

先ほど書いた通り、どうしても「高級」「高価」という印象のあるフィスバ。なぜ高価なのか、その理由について聞いてみました。

1.自社でクリエイティブチームを持っている
フィスバは、スイス本社でブランディングをして、クリエイティブチームが織元に生地を作るのを任せる、エディター形式をとっています。一枚のファブリックは、どこどこ産というものはなく、国をまたいで、この部分はこの国の織元で、この部分はこの国の織元でという風に、1つのデザインを作りあげるのにも多くの技術的工程を要しているそうです。
2.デザイン、カラーバリエーションが豊富
フィスバはインテリアファブリックよりもファッションファブリックの歴史が長いため、ファッション分野の感覚的な影響が強く、時代の感性をいち早く据えています。カラーバリエーションが豊富で、ファッションブランドのエルメスと同じカラーパレットを持っているほど、色数が多いそうです。
3.毎年新作を発表している
スイスは自然が豊かなので、自然のものがモチーフになり、毎年、手を変え品を変えて自然をモチーフにしたデザインを発表しています。クリエイティブな姿勢を大切に、「モダンエレガント」なデザインを世界に発信しています。
上の写真は、今年の新作の全面刺繍柄デザインのファブリックです。明るく綺麗な色で見とれてしまいました。

カタログの写真にも取り上げられていてとても素敵です。
「サンバ」 ¥28,800円/m 参考価格(税抜き)200W×220H/3ツ山2倍ヒダ/両開で¥339,840円
4.こだわりのフィスバ縫製
フィスバは、細心の加工と厳格な縫製技術が作り出す美しい仕上がりによって、「オートクチュール」と称されています。

熟練スタッフが、検反(光を通してキズやシミを見つけ出すこと)、縫製から検品に至るまで、16もの工程を経て一枚一枚丹念に作り上げていきます。
ひたすら「美しい仕上がり」へこだわることが、フィスバのクオリティを支えています。
これらのようなこだわりのため、フィスバの製品は高価になってしまうのです。

フィスバ縫製についてもう少し

もう少し、フィスバ縫製についてお話しすると、ドレープは、表にミシン目を出さないのが特徴の「すくい縫い」を標準採用しています。そのため、つった感じにならないのが特徴。

レースは、「本縫い」を採用。裾は、三ツ折れがほとんどであり、最近流行りのテープ留めはしていません。裾の重なりを二重までに抑えているので、重たく感じないところが特徴です。
カーテンのヒダ山は、通常3つ山、2倍ヒダが基本。

山がすっきりしていることが特徴です。また、山の形がなだらかな台形になっているため、広げるとやわらかなカーブを描くようになり、落ち感が美しく出るよう計算されています。これがフィスバカーテンの大きな特徴だそうです!

フック、アジャスターは埋め込み式になっていて、取り替えが可能とのこと。
上のレースのカーテンは「ディアボレッツァ」という生地名のカーテンで、透けているところと透けていないところのストライプになっていて、とても素敵でした。いろいろな素材のカーテンと合わせても美しく、とても人気がある商品だそうです。¥19,800円/m

フィスバといえばベルベット!

フィスバというと、ベルベット!というほど、ファンの多い素材だそうです。
スタッフさんも、お客様にご案内して一番安心できる素材とおっしゃっていました。

ベルベットがおすすめの理由は、
・起毛素材であることによる、表情の豊かさ。
・自重があることによるドレープラインの美しさ。
・天然素材の物で、帯電しにくくホコリ・汚れが付きにくいため、自然な経年変化が楽しめる。
以上のようなことがあげられます。

ベルベットとレースの組み合わせで、より素敵なコーディネートが可能になります。
参考価格¥14,800円/m
また、フィスバのベルベットは、他社と比べて色数が豊富で、ベルベットの素材が柔らかいことに特徴があります。
お色は、ヴィスコンティ40色(左)、ヴァレーゼ50色(真ん中)、ロレーヌ12色(右、実際はもっと多いそう)
ベルベットは、見る方向によって質感が違ってくるのが大きな魅力だそうです。
ヴィスコンティは、下から上へしっとりした質感で、下の方が濃く見える「逆目」の素材。
ロレーヌは、上から下にしっとりした質感で、上の方が濃く見える「純目」素材。
ベルベットというと、厚ぼったくこってりした質感で重たい印象なのでは!?と思われる方も多いかもしれませんが、意外にも軽やかな印象を受けました。

とりわけ下の写真の薄いピンク地のベルベット(ロレーヌ)は、売れ筋のお色で、光沢がありなめらかでとても素敵でした。
大きな開口部があるお部屋などで、ベルベットのカーテンをつけると、とても納まりがよくおススメとのことです。

私も、もしフィスバでカーテンを作ることができるチャンスがあれば、ぜひベルベットで作ってみたいと思うほど素敵な素材でした。

カーテンだけではない。

フィスバでは、ラグ(カーペット)やベッドリネン、布団なども取り扱っていて、とても興味深く拝見いたしました。
ラグカーペットには、ウールと麻の2種類があり、2013年にウールのラグから始まったそうです。
ウール128色、リネン64色あります。
色数が多くて、サンプルを見ているだけで幸せな気分になりました。

ウールは、最高級品であるニュージーランド産メリノウールを使用しています。発色が良く、耐久性があります。(参考価格7-15万円/㎡。)

また、麻は、100%麻で、100%麻のラグは珍しいそうです。耐久性はウールに劣るとのことですが、肌触りが柔らかいのが特徴です。(参考価格5-9万円/㎡。)

いずれも床暖房対応可能。
ショールームに入口に敷かれていた上の写真のラグの大きさで、約30万円。
下の写真のラグは、右に行くほどウール100%、左に行くほど麻100%になるというウールと麻のグラデーション混合ラグです。一枚のラグで2つの素材が楽しめるなんて面白いなあと思いました!おススメです。「VIS A VIS」 ¥84,000/㎡
ラグは、円やスクエアが標準で、大きさはオーダーできます。ちなみに、下の円のラグはウール(2.8mΦ)で54万円とのこと。肌触り抜群でした!
私は、個人的にはベッドシーツをオーダーで作ってみたいなあと思いました。
素材は、「ジャージ」と「サテン」があり、ジャージは37色、サテンは34色とお色が豊富です。
シングルで25,000円、ダブルで33,000円。

少し値が張りますが、肌触りがよく、こんなシーツの上で寝られたら最高に気持ちがいいだろうなと思いました。

ベルベットのカーテンと共に、将来の夢としたいと思います。
お話を聞かせていただいた、マーケティングマネージャーの大高紀子さん、東京ショールームスタッフの幸地亜希子さん、ありがとうございました。

■クリスチャン・フィッシュバッハ 東京ショールーム
住所:東京都港区南青山2丁目7-28 CHビル1F      
TEL:03‐5775-0604
営業時間:11:00AM~6:30PM 〔水曜日・祝日休館〕
※コーディネートをご希望の方は事前にお電話にてご予約下さい。
交通:
東京メトロ 銀座線・半蔵門線・大江戸線 青山一丁目駅 5番出口より徒歩3分
東京メトロ 千代田線 乃木坂駅 5番出口より徒歩10分
駐車場1台有・有料駐車場有
HP:http://www.fisba.co.jp/
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