2017/04/01更新0like20629view

著者:Meru

【費用別】実家リノベーションの実例とおさえておきたいポイント

両親と同居することになったり、空家になった実家を受け継ぐなど、様々な理由で実家のリノベーションに踏み切る例が増えてきました。昔に建てられた家は使い勝手の悪い間取りや水回りの老朽化が目立つことが多いですが、綺麗に直すことで暮らしやすい空間を造ることができます。では、実際に実家をリノベーションした方たちはどんな理由でどんな部分にこだわったのか、実例をご紹介いたします。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

実家をリノベーションする際のポイント

実家をリノベーションする際どのようなことに気をつけたら良いのでしょうか?

実家リノベ事例の中でやはり多いのが2階部分を子世帯用にリノベーションする例。この場合、階ごとにきっちりと親世代と子世代の生活スペースを分けるのか、そうでないのかというところがポイントになってきます。

両方が十分に暮らせるスペースがある場合はいいですが、そうでない場合には家族全員が集まれるような広めのLDKを設けるなどの工夫が必要になってきます。家族全員が集まれる場所は、介護など親世代の将来のことを考えると1階に設けたほうが好まれます。

実家のリノベーションは家族全員が生活できるスペースを作るだけでなく、水回りなどの設備も一緒に新しくすることも考えた方が良いでしょう。また、当然築年数が経っている場合が多いですから、大きな地震などの災害に耐えられるような構造補強が必要な場合も多いかもしれません。日々の光熱費を下げるために断熱改修をするということも考えられます。

以上に挙げたことを全て実現するのは経済的に難しいかもしれないので、家族の中でリノベーションの優先順位を決めておいた方が良いでしょう。これから紹介する実家リノベの事例は大方が1000万円台で実現しているものです。実際に実家のリノベーションを考えている人はそれぞれの金額を参考にするといいかもしれません。

では、住み慣れた実家をリノベーションすることで、新たな生活を手に入れた実例をみていきましょう。

【580万円】ネコと一緒の2世帯リフォーム

ご実家でご両親と同居するために二世帯住宅としてのリノベーション。
猫3匹とご夫婦が暮らす2階部分の全面改装です。狭く暗い印象の独立キッチンを開放する間取り変更と、猫が歩き回っても傷がつきにくい素材にすることが重要ポイントです。

【850万円】店舗併用住宅 焼肉店からヨガスタジオへ!

2階が住居、1階が店舗の店舗併用住宅のリノベーション。以前はお父様が焼肉屋を営んでいましたが、若い夫婦がお父様と同居するのを機会に娘様主宰のヨガスタジオへ。白アリ被害の補強や耐震改修などしっかりとした工事で、ご家族愛着の家が生まれ変わりました。ネコの抜け穴もあります!

【900万円】住み手のいなくなった団地をリノベーション

小さい頃に住んでいた団地は、20年間賃貸に出された後は誰も住む人がいなくなってしまったそうです。その物件を受け継いで、自分らしくリノベーション。団地だってこんなにおしゃれな空間に大変身しちゃいます。

【1100万円】建築家と建てた木造戸建。ご高齢のお母様に配慮して一部屋ずつ。

建築家と建てた木造戸建て住宅。
生活スタイルが変わってきたことに伴い決意されたリノベーション。経過した年月の風合いを壊さない様な工事はもちろん、ご高齢のお母様が混乱されることがないよう配慮された工程に只々感動。

【1300万円】安心して暮らせる二世帯

実家の二階を子世帯用にリノベーション。天井を抜いたことで、開放感のある吹き抜けにが実現しています。また、建物全体の耐震補強もしっかりと施してあるので、1階で暮らすご両親もさらに安心して生活ができる二世帯住宅になりました。

【1303万円】両親から住み継ぐマンション

都心への便もよく環境も整った実家のマンションは、ご両親が亡くなられたことをきっかに息子さんご夫婦が新たに暮らすことになりました。元々の3LDKを2LDKにして、どこにいてもお互いの気配が感じられるようなワンルーム感覚のお部屋になっているそうです。

【1350万円】実家の2階をリノベ

ご両親と一緒に築30年の実家で同居することになり、新しい生活拠点となる2階のスペースを大々的にリノベしたお宅です。リビングを広く確保するために廊下や個室は設けず、水回りもコンパクトにまとめられています。

【1440万円】受け継いだ実家を一新

南向きの角地という立地のいい実家は木造建てでしたが、リノベーションすることで鉄骨造のような無骨なデザインになりました。築年数が経過していても耐震性や断熱性を補強すれば、住み慣れた場所でまったく違った暮らしを楽しむことができるようになります。

【1500万円】2階部分を子世帯のための開放的な空間に

2階を子世帯のためにリノベーション。施主の開放感が欲しいという要望を受け、リビングは天井を取払い、既存の小屋組が見える高さのある空間に。ルーフバルコニーはリビングと連続することでアウトドアリビングのようでもあり、お庭のようでもある場所になりました。
ハイブリッドホーム「横浜市I邸:実家リノベで二世帯に」

【1900万円】完全分離型の実家リノベ

3階建ての実家を、1階部分が親世帯、2、3階部分を子世帯が暮らせるようリノベーションしました。もともと貸していた2階部分の出入り口を子世帯のための玄関とし、外階段から直接アクセスできるようにしています。ロフトのような3階は子供部屋に。

【2200万円】構造補強もしながらリノベーション

築30年弱の木造2階建ての実家をリノベーションした事例。1階部分は主に構造補強を施し、2階部分を全面改装、居住空間を広げるために増築もしてあります。子世帯のお子さんたちが伸びやかに過ごせるよう、2階部分はキッチンから広々見渡せる開放的な作りにしました。

【2314万円】完全分離の二世帯

まるで高級ホテルのようなシックなインテリアが印象的なお宅は、ご両親との二世帯住宅です。完全分離で暮らすために二階に上がる玄関を新設し、同居でありながら自分たちのお気に入りの居住空間を実現しています。
山商リフォームサービス「増築で実現した完全分離型二世帯住宅」

【3600万円】介護に便利な家づくり

築42年の木造住宅である実家をリノベーション。二世帯住宅にする際にこだわったのは、介護に便利な動線や間取りだそうです。ご両親と暮らす際には将来を見越したリノベーション計画を立てるのも大切なポイントですね。

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