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ドラマティック空間にビックリ!64㎡を118㎡に感じさせるプラン、個性同士を対峙させたデザイン。キッチンは金箔貼り。
(OFFのときは写真にマウスオーバーで表示)
-64㎡を118㎡に感じさせるために-
寝室をガラス張りにすることによりリビングと寝室両方の広がりを確保しました。
プライバシーの確保には硝子の寝室側にカーテンを。ベッドルームの床を40センチ上げることにより、ベッドからリビングの家具に遮られずに窓への視界を確保。
このベッドでの朝は北側の優しい太陽光が硝子を通して感じられます。
ベッドルームと子供部屋はウォークインクロ―ゼットを介して繋がる回廊型の間取り。行き止まりの閉鎖感を感じさせません。
日本人には障子一枚、縄一本だけで、その中を違う空間として認識できる文化があります。欧米のような固い間仕切りは不要かもしれません。
-北側の窓-
リビングの壁をアイスグレーにすることにより、北側の窓でも明るさを感じられます。
柔らかな自然の光、そして間接照明のコントラストで美しく優しい穏やかな灯りを表現しました。
-築39年-
スケルトンの完全な箱に戻した上で、あえて部分的に天井やダクト配管を手付かずのまま残しました。
古と新の二つの表情がドラマティックな空間へと導いてくれます。
-「ファッションのように。あなたらしく」-
テーマは三島由紀夫の「金閣寺」。
金箔張りのキッチン(9のスタッフが10センチ角100円の金箔を300枚貼り付け)。
そして、リビング東面の壁は一面鏡にし、その上に炎をプリントしたシートを(金閣寺炎上を表現)。
寝室の硝子には「Temple of the golden pavilion」とカッティングシートでストレートにテーマを打ち出しています。
金閣寺を豪華絢爛の象徴と捉えるのではなく、その先の、美へ昇華された存在として捉えています。
個性的な家具を生かそうとする時、シンプルなデザインで調和を図りがちですが、あえて過剰なデザインを対峙させています。
家はファッションよりその人そのもの。だからその人のセンスを深く理解しデザインすることが大切。
『リノベーション・オブ・ザ・イヤー 2015 』審査員特別賞受賞
アートと洋服と家具がギャラリーのようにコレクションされている空間
リビング東面の壁は一面鏡にし、その上に炎をプリントしたシートを(金閣寺炎上を表現)。
ベッドルームの床を40センチ上げることにより、ベッドからリビングの家具に遮られずに窓への視界を確保をする。このベッドでの朝は北側の優しい太陽光が硝子を通して感じられる。 ベッドルームと子供部屋はウォークインクローゼットを介して繋がる回廊型の間取りが行き止まりという閉鎖感を感じさせない。