2021/01/08更新0like1884view

著者:ちほ

階段の踊り場はギャラリーやライブラリー、書斎にもなる

踊り場とは、階段の途中に設けられた平坦な小空間を言います。転落などの危険防止や階段の方向転換などを意図して設けられており、階段空間をコンパクトにおさめることもできます。今回は、踊り場を素敵に活用している事例を紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

ギャラリーにする

施主がペイントした天然木の壁が目を引く踊り場。

こちらは壁に棚を設置し、家族のお気に入りの本を飾れるスペースになっています。こんなスペースが階段にあると、通るたびについ足を止めてしまいそうですね。
お気に入りの小物や子供の絵を飾るなど、アイデア次第で活用方法が広がります。

ライブラリーにする

壁いっぱいに本棚を設置した踊り場は、天井の木目とフローリングの組み合わせで、あたたかみのある優しい雰囲気が魅力です。

家族みんなの本が生活動線上にあり、いつでも気軽に本を手に取れます。
また、このスペースは本棚の上の窓から採光ができる明るい場所なので、気分によって階段に腰掛けて読書を楽しんだり、コミュニケーションの場にもなりそう。
こちらの事例は、吹き抜けまで続く大きな窓から外の緑がよく見え、縁側のようにほっとひと息できそうな踊り場です。

窓際にベンチ、そして横には本棚が設置してあります。リビングからもよく見える場所なので、子供の読書スペースとしても最適ですね。

書斎にする

階段下の空間を収納スペースなどにして階段周りを有効利用するのはよく見られますが、踊り場スペースを広くとれば、書斎や子供のプレイスペースといった「ひと部屋」としての使い方をプラスすることもできます。

こちらの事例では、少し広めにつくられた踊り場にワークスペースを設けています。
家族の生活動線上にあるので、勉強や作業に集中していても家族の気配を感じられ、孤立感が出にくいので、子供の勉強スペースとしてもよさそうですね。
森清敏/川村奈津子「東山の家」
踊り場ならではのちょうどいい狭さが、集中力をUPさせてくれるスタディスペース。ブルーの壁紙に木目のコントラストが素敵です。スリット窓からの採光もおしゃれ。

ゆったりと休憩できる踊り場

白い壁に、窓から見えるグリーンが映える踊り場には、ベンチを設置しています。大きな窓からたっぷりと光が入る心地よいスペース…長居してしまいそうですね。
家族の団らんの場所になりそうな、和室の小上がりを踊り場と兼用しています。柔らかな足触りの畳は、そこを通るだけでほっとしそう。
家族の生活動線上にある踊り場は、人の気配を感じさせつつ、適度な狭さが安心感や集中力を高めてくれそうです。ただの踊り場にしておくのはもったいない!アイデア次第で活用方法も無限大に広がります。ぜひ素敵に活用しましょう。
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