2021/12/09更新1like5652view

著者:tetsu abe(fujitacaリノベーション)

スイッチ、フック、ドアノブ。パーツ選びでリノベーションをもっと楽しくしよう!

この記事を書いた人

tetsu abe(fujitacaリノベーション)さん

まちのリノベーション会社で広報・インテリアコーディネートの統括を担当。リノベーション会社で働きながら、生活提案型の家電ショップのスタッフとしても活動中。リノベーションやインテリア、ライフスタイル、家電や雑貨など、幅広い知見を活かしコラムを執筆しています。
宅地建物取引士、整理収納アドバイザー、寝具ソムリエ。

リノベーションをするときに、間取りや空間の使い方はもちろん、細かいパーツにこだわることで、お部屋全体によりいっそう統一感を持たせることができます。
今回は、リノベーションで使われるパーツを中心に紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

リノベーションにおける「パーツ」とは

リノベーションにおける「パーツ」とは、フックやスイッチといった、お部屋の至るところにつけるパーツを指します。

間取りづくりや予算を優先して、パーツを考える機会がそもそもない、というお声もよく耳にします。
でも、パーツにこだわることで、お部屋全体に統一感を与えられるのはもちろん、アクセントとして活用することもできるため、パーツひとつで空間の雰囲気がガラッと変わることもあります。

リノベーションで多く使われるパーツはさまざまありますが、今回は「スイッチ」「フック」「ドアノブ・取っ手」「ハンガーパイプ」を中心に紹介します。

意外と目立つ「スイッチ」を選ぶ

スイッチは、照明のオンオフに用いられるものが多く、デザインや形もさまざまです。
リビングや廊下など、至るところにありますが、デザインや配置によっては、思いのほか目立つのです。
うまくお部屋と調和しながら選んでいくことが重要です。

スイッチのデザインはどれくらいあるの?

一般的な住宅にあるシンプルなデザインのものから、デザインを重視したタイプなど、幅広くあります。
色も、白に加えてグレー、黒などのラインナップを取り揃えているシリーズもあり、どんなお部屋の雰囲気にも馴染むようなデザインになっています。
なかには、ステンレス仕様でできたものや、スイッチの形状がやや特徴的なデザインも多くあります。

「スイッチ選び」で注意すべきポイント

スイッチを選ぶときには、まず「お部屋のテイストに馴染むかどうか」をしっかり見極めましょう。
例えば、光沢のある仕上がりが多い場合、ツヤ感のあるスイッチを選ぶことで、お部屋全体の雰囲気を損なうことなく統一感を持たせられます。

また、スイッチを配置する場所も重要です。
物件によりますが、スイッチの位置などはある程度調整ができるので、使いやすさとデザイン性のバランスを取った場所に設置しましょう。
あまり目立ちすぎない場所に配置するといった選択肢も必要です。

デザイン性の高いスイッチを選ぶと、コスト面も気になるところです。
全体のバランスを見ながら、予算を調整して決めていきましょう。

コンセントも一緒に選びましょう

コンセントも、いくつか種類があるため、お部屋のテイストに合ったデザインを選んでいきましょう。
すべて同じデザインにせずとも、見えるところだけデザイン性の高いものを選ぶという選択肢も想定できます。

場合によっては、テレビの後ろに隠れたり、クローゼットや棚の中に隠れたりするコンセントであれば、リーズナブルなタイプのコンセントを選ぶのもひとつです。

「フック」選びのコツ

洋服などをかけるフックについても、さまざまなタイプがあります。
服やカバンをかけたり、額縁をかけたり、多用途に使えることも魅力のひとつです。

フックの色はどうやって選ぶ?

フックの色も、お部屋に馴染みやすいものからチョイスしていきましょう。
例えば、黒いタイプだと、お部屋全体の雰囲気を引き締めるようなアクセントにもなります。
黒いタイプが目立つということであれば、真ちゅうやゴールドタイプ、白いフックなど、お部屋のテイストに合った落ち着いた風合いのタイプを選ぶのもひとつです。

フックを「後でつける」ことはできる?

フックを後付けすることも可能ですが、壁の状況によって異なります。
フックをつけやすいように下地を入れることで、後付けできるケースもあるので、リノベーション会社に相談するようにしましょう。
フックの耐荷重も決まっているので、どんな風に活用したいか、具体的なイメージも含めて相談していきましょう。

もし、住んでからフックを追加したい場合は、あらかじめフックをつける想定がある場所に「下地」を入れておくことで、柔軟に対応することができます。
現時点での要望を伝え、設計士に相談しておきましょう。

「ドアノブ・取っ手」は手に馴染むかどうかがポイント

ドアノブや取っ手は、デザインや形が豊富なため、選ぶときにはドアに合わせたタイプを選んでいくことが重要です。
引き戸、レバーハンドルタイプ、シリンダータイプ、鍵付きのドアノブなど、多岐にわたります。
また、引き出しなどにつける取っ手も、使い勝手はもちろんのこと、サイズ感やデザインなど幅広く見ておくべきポイントがあります。

自分にとって使いやすい「ドアノブ・取っ手」を見つける

実際に、ショールームやサンプルを触って、実際手に馴染むかどうか、確認してみることが良いでしょう。
なるべく、使う高さに合わせて取っ手をつかむ動作を試してみることで、新たな発見があるかもしれません。
デザインもさることながら、手に取って使うモノだからこそ、手なじみ感を大切にすることをおすすめします。

ドアノブ・取っ手をつけるときの注意ポイント

ドアノブをつけるときは、「ドアの形状」によって取り付けられるかどうかが大きく変わります。
ドアノブの位置やドアノブの厚みなど、形状によって異なるため、まずは設計士に相談しましょう。

ドアノブの場合、基本的に「ドアノブの形状」を変更することは難しいため、ドアノブの種類を変更したい場合は、ドアごと取り換える必要があります。

取っ手は、ご自身で購入し取り付けることも可能ですが、強度や設置場所によって取り付け方法が異なるため、注意が必要です。

「ハンガーパイプ」の人気は高い

ハンガーパイプは、組み立て式のタイプもたくさん売っていますが、リノベーションでは、天井や壁に取り付けられるタイプの人気も高いです。

人気の「ハンガーパイプ」デザイン

人気のタイプは、天井から吊り下げるタイプや天井と壁を接点としたタイプなど、幅広くあります。色も豊富で、お部屋のテイストに合ったタイプを選べます。

工夫次第で、さまざまな使い方に対応できます。
例えば、ベランダの近くにつけることで、洗濯を干すこともできますし、観葉植物を吊るして使う方法も人気です。

キッチンにつけることで、キッチン用品を吊り下げることができたり、タオルをかけたりすることにも使えます。
一般的なタオルハンガーだけでない選択肢として、検討してみるのもひとつです。
ここまで、リノベーションのパーツに焦点を当てて紹介しました。
リノベーションで過ごしやすい空間をつくっていくなかで、パーツ選びも極めて重要です。
お部屋のテイストに合ったパーツを選びつつ、使いやすさ・暮らしやすさも大切に選んでいくようにしましょう。
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まちのリノベーション会社で広報・インテリアコーディネートの統括を担当。リノベーション会社で働きながら、生活提案型の家電ショップのスタッフとしても活動中。リノベーションやインテリア、ライフスタイル、家電や雑貨など、幅広い知見を活かしコラムを執筆しています。
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