2019/10/13更新0like1068viewゼロリノベ

トイレリノベーション8事例でわかる特別なプライベート空間の作り方

キッチンやリビングダイニングのプランニングより後回しになりがちな、トイレのリノベーション。シンプルを追求するか、個性を打ち出すか、狭さを払拭するための方法は?

この記事では、ユーザーである相談者とアドバイザーとの会話を通じて、トイレリノベーションの特長を豊富な事例に沿って紹介するとともに、気になる費用についても探ります。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

トイレリノベーションはいつ考える?

相談者:
こんにちは。今日はズバリ、トイレのリノベーションについてリサーチにきました。LDKやその他のスペースはだいぶ固まってきたのですが、正直トイレって後回しだったので。

アドバイザー:
具体的にトイレリノベーションのどんなことをお知りになりたいですか?

相談者:
スペースが限られているので、どういう工夫をしたらいいのか、知りたいです。

アドバイザー:
では事例を見ながら、具体的にどのような点を考慮すると、どのような効果が得られるかを見ていきましょう。

相談者:
はい、今、検討している物件のトイレを想定しつつ、いろいろな事例とか注意点を教えてください。

狭さを払拭するトイレリノベーション4事例

1. タンクレスですっきり

アドバイザー:
この写真を見てどんな印象を感じますか?

相談者:
正面の木の壁がオシャレですね。あと、あまり広くはないけれどスッキリしている印象かな。

アドバイザー:
タンクがないことにお気づきですか?そのために扉から便座の手前に比較的余裕ができています。

相談者:
だから幅は狭いけど、スッキリした印象なのかな。ってことは、手は洗面で洗うということですね。でも、その方が掃除もしやすそうだし、タオル掛けもいらないからいいですね。
アドバイザー:
こちらもタンクレストイレです。サイドに細いカウンターがありますがその手前に小さな洗面スペースが設置されています。

相談者:
なるほど、そういう方法もあるわけですね。それにしても正面の壁、全然イメージが変わりますね。

アドバイザー:
こちらはエレガントな壁紙を採用しています。リビングやほかのスペースでは使えない柄も、トイレという限られた空間なら取り入れやすいというメリットもあります。

2. サニタリールームに集約する

相談者:
これ、外国のホテルみたいですね。洗面と洗濯機と一緒なんだ。

アドバイザー:
そのお隣にはお風呂場があります。サニタリールームとして一か所に集める方法は、リノベーション物件でもよく採用される設計です。

相談者:
個室として独立していないのは不便じゃないのかしら?

アドバイザー:
こちらはご夫婦お二人でのリノベーション事例なので、その点は特に問題ではないようです。家族が多いご家庭では不便を感じられることがあるかもしれません。

相談者:
そうですね。戸建てのお宅だと2階にもトイレがあったりするから問題ないのかも。こういう造りのほうが掃除とかもラクそう

3. ニッチを活用する

相談者:
引き戸ですね。これもリノベーションでは結構ポイントかも。

アドバイザー:
そうですね。扉にすると開け閉めで通路をふさいでしまうような間取りになる場合もあるので、引き戸はスペースの有効活用という意味で注目です。スペースの有効活用といえば、奥の棚に注目してください。

相談者:
壁がくり抜かれたようになっていますね。

アドバイザー:
はい、ニッチといいますが、幅が限られているトイレでは、壁の一部をくり抜いて、そこに棚をつける手法はよく使われます。

相談者:
飾り棚があるとないとでは、トイレのイメージ全然違うし、収納としても使えていいですね。

4. 視覚効果を利用する

アドバイザー:
こちらは視覚効果を使って、スペースを広く見せています。

相談者:
なるほど、そういう手法もあるのですね。

アドバイザー:
トイレは幅や奥行、天井高など、他のスペースよりも制約が多い条件下に設置される場合もあるので、広く見せる、奥行があるように見せるなど、ペイントや壁紙の柄で工夫するのも1つの方法です。

相談者:
その他にもスペースを広く見せる方法はありますか?

アドバイザー:
はい。壁に鏡を設置して空間を広く見せる方法もあります。また、窓があるトイレなら、外光が入ることで、空間が明るくなり、広々とした印象を与えることもできます。

ユニーク空間を作るトイレリノベーション4事例

1. トイレを図書館にする

相談者:
こ、これはいったい!トイレがオシャレなマンガ喫茶になっています。

アドバイザー:
とてもユニークですよね。トイレで本を読んだりマンガを読む習慣がある方も結構いらっしゃるようですね。

相談者:
う~ん、なんかわかる。完璧な個室って、案外トイレくらいですからね。

アドバイザー:
実はこちらのお宅は元々トイレがフロアの真ん中にあって動かせない構造でした。それを逆に利用して、トイレの周りをボルダリングできるようにしたり、ここを中心に回遊できるように設計されています。

相談者:
おもしろいですね。お子さんがキャッキャッと登ったり、駆け回る感じが想像できます。

2. 壁紙で印象をつくる

アドバイザー:
トイレ空間の三方の壁を同一の壁紙で仕上げると、個室としての印象が増します。

相談者:
たしかにそうですね。落ち着く空間で長居しちゃいそう(笑)。

アドバイザー:
壁紙は国内生産のものから、輸入ものまで、豊富な柄や素材が揃います。

相談者:
清潔感、メンテナンスのしやすさがあって、その次に個性的な柄。優先順位としてはそんな感じかな。

アドバイザー:
次の写真のようなストライプ柄だとまた全く違った印象を与えますよね。
相談者:
たしかに、これはまた印象的。

アドバイザー:
扉を開けた時だけ柄が見えるので、他のスペースとはあえて雰囲気をガラリと変えてみるという事例もあります。

3. ペイントで印象をつくる

相談者:
これは壁をペイントしたトイレですね。選ぶ色でかなり印象が変わりますよね。

アドバイザー:
はい。落ち着く色、気分が軽くなる色といったように色の効果を活用して、トイレ空間をコーディネートできるのがペイントのいいところです。

相談者:
お気に入りの色を選んで自分で塗るのも楽しそう。

アドバイザー:
施主参加のペイントは人気があります。トイレは狭くて塗りにくいという声もありますが、トイレなら多少失敗しても目立ちにくいという理由から、あえておすすめする場合もあるようです。

4. 床材にこだわる

アドバイザー:
壁紙やペイントの事例をご紹介しましたが、トイレの床材にこだわる事例もご紹介しましょう。

相談者:
2つとも壁はシンプルな白で、床は石のようなタイルとコルク?

アドバイザー:
はい、タイルは玄関やキッチンの一部に使われるケースが多いですが、トイレにも採用されやすいですね。また、クッションフロアと呼ばれる素材も人気です。

相談者:
いろんな柄がありそうですね。このスペースなら冒険できるという感覚、納得です。

アドバイザー:
本物の素材と間違えるほど精巧な柄も増えているので、トイレの床だけは念願のヘリンボーンにしたとか、西海岸風に仕上げたなど、施主のリクエストを実現させやすいという点も注目です。また、クッションフロアは比較的掃除がラクという点でも人気です。

相談者:
それ、そこ大事です。まだまだユニークな事例ありますか?

アドバイザー:
そうですね、近年は手すりをつけるなど、バリアフリーを意識した造りへのニーズも高まっています。また、ペットを飼っているご家庭では、ペット用のトイレスペースをオーダーされる例も増えています。

トイレリノベーションのための費用

相談者:
トイレのリノベーションを考えるのも楽しみの1つになりました。でも大事なことを忘れてはいけないなと。

アドバイザー:
はい、費用の件ですね。予算組の中でもトイレは後回しになりがちですが、しっかり費用に関しても想定していただくのは大切です。

相談者:
内訳を教えてください。

アドバイザー:
トイレリノベーションの場合、費用は次の3つに分けられます。

1. トイレ本体の価格

相談者:
まずはトイレ本体ですよね。

アドバイザー:
はい、便座の交換で済む場合や、便座と便器をまるごと交換する場合など状況によって費用は異なります。ここで紹介してきたリノベーション事例では、後者がほとんどです。

相談者:
圧倒的にタンクレスに心が惹かれるけれど、やはり?

アドバイザー:
はい、現状はタンクレスの方が価格は高くなります。また、トイレにオプション機能を追加するごとに価格が上がるので、ご自分の家族に必要な機能、不必要な機能をしっかり判別して選ぶことをおすすめします。

2. 設置費用

アドバイザー:
設置に関する工事費用については、一般的な事例、相場としてご紹介します。

便器の交換のみ:約25,000円
床の張り替え:追加で約25,000円
壁や天井の張り替え:追加で20,000~30,000円
電気工事:約10,000~30,000円

相談者:
うーん、やはりそれなりにかかりますね。あ、いや、かかる費用は3つでしたね。残りの1つは?

3. 材料費

アドバイザー:
残りの1つは材料費です。床や壁、天井などの内装材そのものの費用です。

相談者:
そうでした。壁紙の価格もピンからキリまでありますよね。リノベーション経験者から、「本当は〇〇メーカーの壁紙にしたかったけど、予算が足りなくて断念した」という話を聞いたことがあります。

アドバイザー:
ドアやその他のアクセサリーも、こだわって選びたい方にとっては、プラスの予算が必要になります。

リノベーションタイプ別費用

相談者:
リノベーションするトイレのタイプによって費用は変わってきますよね。最終的には見積もりを取るとして、どんなリノベーションだと費用がかさむのか知りたいです。

アドバイザー:
では、4つのタイプに分けて紹介します。

1. 普通便座から温水洗浄便座への交換

アドバイザー:
あなたのリノベーションプランには当てはまらいとは思いますが、比較的短時間の作業で済むのが便座の交換です。

相談者:
昔、交換してもらった経験があります。

アドバイザー:
温水洗浄便座に交換する場合は、トイレにコンセントが必要です。新たに設置する場合は、電気工事や配線工事も必要になるので、費用はプラスされます。

2. 便座と便器を最新式トイレに交換

アドバイザー:
便座と便器を丸ごと変える場合は20万円程度がかかります。これはリノベーション前のトイレが温水洗浄便座付きトイレだった場合です。

相談者:
機能が増えれば増えるほど価格は上がるのだと思いますが、プラスになるケースは他にもありますか?

アドバイザー:
便器交換とともに、床も張り替える場合はプラスの費用が必要です。床材の価格も種類によって異なります。

相談者:
自分の好きなテイストが必ずしも高い素材とは限らないし、これは、プラスできる予算を把握した上でセレクトすることが求められますね。

3. タンクレストイレに交換

アドバイザー:
先ほどリノベーション事例を見ながらタンクレストイレにかなり興味を持たれていたようですね。

相談者:
はい、断然タンクレスがいい!

アドバイザー:
タンクレストイレは本体価格で約20~40万円です。

相談者:
やはりそのくらいはかかりますよね。

アドバイザー:
さらにタンクレストイレには手洗いがないので、別途造作する場合は、その工事費と材料費がかかります。

4. 和式トイレから洋式トイレに交換

相談者:
タンクレストイレが最も費用がかかると考えて良さそうですか?

アドバイザー:
実はもう1つあるんです。それは和式トイレから洋式トイレにする場合です。

相談者:
そのケースは今はなかなかなさそうですが、たしかにもう造り自体が全然違いますもんね。

アドバイザー:
床を壊して作り直すため解体処分費が必要です。

その他の費用シミュレーション

相談者:
トイレはおまけのように言ってましたが、しっかりプランニングしておかないと、結構費用がかかることがわかりました。

アドバイザー:
リノベーションの予算組みをしていると、金額に麻痺してくることはよくあります。

給排水管の位置を大幅に変更しなくてはならない、トイレ全面に貼られたタイルをはがす必要がある、トイレ内の段差をなくす工事が必要など、状況によって費用がさらにかかる場合もあります。いずれにしても費用をシミュレーションしておくことは大事です。

まとめ

相談者:
たかがトイレ、されどトイレですね。

アドバイザー:
リノベーションも新築の場合もそうですが、こだわればこだわるほど、費用は増えていくものです。しかし、高いものならいいというわけでもない、というのはトイレリノベーションの場合は顕著ですね。

相談者:
そうですね。自分の好みの壁紙は、たまたま高額じゃないかもしれないし。

アドバイザー:
トイレはとてもプライベートな空間です。家族が心地よく使えるトイレをリノベーションプランでは大事にして、快適な空間を実現してください。
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