2015/07/13更新｜0like｜3739view

著者：一の瀬かのん

吹き抜けのある家～光と空間のゆとり～

幅や奥行きも住まいにとって大事なポイントですが、高さがあるというのはとても贅沢な空間利用です。
その吹き抜けの光や空気感をインテリアと合わせて、美しく表現している例をご紹介致します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

深呼吸したくなる玄関。

目線が上がるリビングダイニング。

吹き抜けの上から階下を眺める。

吹き抜けは、自然を感じる室内空間。

目線が上がるリビングダイニング。

まるで植物園に入った様なオゾンを感じさせるリビングダイニング。
ウッディーな色調に、吹き抜け２階部分にあるグリーン。
ダイニングにいてもリビングにいても、きっと目線を上げて差し込む光やグリーンを無意識に眺めてしまいそうな癒しのスポットです。

葛川かおる「『外・〈外〉・《外》』家の中に家がある！」

上部の窓から差し込む光と真っ白な壁、フローリングの床は落ち着きを感じ、光をなお明るく演出します。

山下一寛「house @ kb」

山下一寛

house @ kb-外観1

house @ kb-外観2

house @ kb-明るい階段室

house @ kb-明るいダイニングキッチン

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壁一杯に窓を取り、充分すぎる採光を得ています。
床、ソファはダーク系。そのコントラストが尚一層、お部屋を明るく見せています。

LITTLE NEST WORKS「三世代が憩う家」

吹き抜けの上から階下を眺める。

2階で１人で過ごしていても、階下を見下ろせば家族の姿が。
淡いトーンのグラデーションで統一されたリビングは、家族の笑顔もやわらかく見せてくれますね。

佐藤文男「光格子の家」

見下ろせばLDK。食事を準備するママやリビングで寛ぐパパ。
お子さんも安心して子供部屋で宿題を済ませることができるでしょう。

横山侑司「山形Ｍ邸」

一面の窓ガラスと白い壁・床。
窓の外は街並が見えるのが現実ですが、何故か海が見える気がしてしまいます。
日常を非日常に変えるのも作りや素材、そして色のマジックです。

佐藤文男「腰浜の家」

吹き抜けは、自然を感じる室内空間。

壁や床、そして家具に当たる光や陰は、その日のお天気に依っても変化します。
この変化が生活に刺激を与えたり、疲れを癒したりするのでしょう。
思い切り手を伸ばして、深呼吸する場所が家の中にあるなんて、とても贅沢な空間だと思います。是非、そんな贅沢な空間をあなたのご自宅に取り入れてみてはいかがでしょうか？

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