2019/11/20更新0like705view太田みお

新築工事が遅延!引渡し日に間に合わないときに注意するべきこと8つ【心地よい暮らしのレシピvol.28】

料理研究家・太田みおが、建築家と作る夢のマイホームの完成までの実録です。本当は今頃、すでに引っ越しが済み、新居での生活も落ち着いているはずだったのですが、工期が遅延しまだ家は完成していません。工期が遅延するとどういった問題があるのか、そして注意するべきことについて書きます。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

家が完成しない!まさかの工期遅延

10月末に引っ越しできるはずだった新居ですが、予定日に家が完成せず、引渡し予定日から10日経ったいまも、遅延になっています。一度は明示された遅延後の引渡し日(予定日から20日後の設定)から、さらに再度10日間の遅延を言い渡されたところで、本当に、困った事態になってしまいました。

もともと住んでいたマンションは売却したため、次に入居されるかたへの引き渡しが決まっていましたので、退居日を延ばすことはできませんでした。つまり今、住む家が無い状況なのです。

建築中の現場には足繁く通い、数ヶ月前から、工務店の代表者や現場監督に、「予定の納期を守っていただかないと住む家がなくなるので、どうかよろしくお願いします。」「はい、予定通り引き渡せるように頑張ります」と、進行状況の確認は都度口頭でしていたのですが、今回のような事態になってしまいました。

引渡し遅延による変更手配は本当に大変

人手不足で大工さんの手配ができなかったり、工事スケジュールに大打撃を与える納入ミスがあったりなど、度重なるトラブルにより、大幅に工期が延びることになってしまったのです。

引渡し予定日の引っ越しなどの手配を全て終えたあとの遅延の連絡だったので、様々な変更手配が目が回るほど大変でした。2度に渡り遅延しているので、そのたびにまたすべての手続きの変更…。

とりあえず、住んでいた家は引き払わなければならないため、自宅にある大量の荷物は新居ではなくすべてトランクルーム行きに変更。宝物であるピアノも、木くずが舞う工事現場においておくことはできませんから、ピアノ専用の配送業者やレンタル倉庫を手配し、新居に配送されるはずだった購入済みのものすべての配送日変更手配など、てんやわんや。

なにより、私たち家族が住める家がなくなってしまったのです。幼子2人を抱え、ホテル暮らしか、実家に居候するのか…。実家に居候することになったとしたら、私はフリーランスなのでどこでも仕事ができますが、夫の勤務先までは2つの都道府県をまたぐ距離でほんとうに通えるのか?通うのか?通うとしても、疲労がおそらくすごいだろうと、夫の心身を心配しました。

ちいさな2人の子ども達の転園先の幼稚園にも、かなりの通園時間をかけて実家から通うことになり、負担は大きく…。途中から、新居の近くのAirbnbに宿泊することに決めました。家族4人で1泊2万円の仮住まい。一体、工期遅延によっていくらの追加費用がかかるのでしょう。
トランクルームに詰め込んだわが家の荷物

トランクルームに詰め込んだわが家の荷物

工期遅延は、買い主にとって多大な負担をともなう

それにわが家の場合、引き渡し予定日後の1ヶ月間というのは、とても重大な子ども関連のプライベートのイベントが続く月でもあったので、本当は規則正しく暮らしを整え、体調管理やメンタル安定にも十分に気をつけながら、家族一丸となって乗り越えなければならないとても重要な時期でした。

そのため、住まいが無いという異常事態になってしまい、落ち着いた暮らしができないことの心労もとても大きいものでした。注文住宅の工期遅れは、こんなにも買い主にとって負担のかかることなんだと、経験して初めて知りました。

工事契約書に書かれてあった、工期遅延による補償金額では到底まかなえないような莫大な追加費用です。引っ越し費用も2度かかり、仮住まい費用、トランクルーム費用、ピアノ倉庫費用、余計な交通費、ほかにもさまざまな細かい出費がたくさん。

それらすべてをきちんと工務店に補償してもらいたいのが本音ですが、工務店も一生懸命頑張ってくれているわけで、今後長く続いていく関係性を考えるとどう行動するのがベストなのか。交渉するとしても、ベストなタイミングはいつなのか。頭を抱えてしまいます。
わが家のキッチン&ダイニングの完成イメージ

わが家のキッチン&ダイニングの完成イメージ

工期遅延の際の注意点

こういった、「契約書に書いてある工期通りに家が完成せず、引き渡しが遅延となってしまった場合」に、気をつけなければならない注意点を、専門家の意見などを私なりに調べてまとめてみました。

・引渡し日を契約書でしっかりと確認する
・延期後の引渡し日を書面できちんともらう
(再びのトラブル防止と責任の明確化)
・違約金の請求を検討する
・突貫工事による施工ミスに十分に注意する
・引渡し前の完成時の立ち会い検査を入念に行う
・未完成の住宅の引き渡しを受けない
・新築住宅の完成まで残代金を支払わない
・とにかく何でも早めの確認をすること

ざっくりと箇条書きですが、これらのどれかを怠ることで、大きなトラブルが発生するようです。トラブルが現在進行中のわが家も、十分に気をつけながら、この大変なときを乗り越えて、未来の落ち着いた暮らしを楽しみに待ちたいと思います。
次回は、また実況報告になるかと…無事に引っ越ししていることを祈ります!
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この記事を書いた人

太田みおさん

料理家/ライフスタイルデザイナー。おもてなし料理とテーブルコーディネートの教室lifestyle atelier MAGNOLIA主宰。企業へのレシピ提供やコラム執筆も行い、「暮らしを美しく、心をゆたかに」をモットーに、食卓から幸せを創り出す活動を行っている。

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