2017/03/30更新0like3819view

著者:erito

柔らかい光溢れる素敵空間!ガラスブロックの活用術

皆さんはガラスブロックをご存知でしょうか?店舗や商業施設などでは良く使用されますが、サッシに比べて割高なので、一般的な住宅にはポイント使いとして使用されることの方が多いです。住宅にうまく取り入れることでデザイン性も高まり、ひと味違う雰囲気を楽しめるアイテム。今回はそんなガラスブロックについて取り上げてみたいと思います。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

壁として使用し優しい光を演出

ガラスブロックにはいろいろな種類があります。透過性もさまざまで、ガラスブロック奥の対象物が透けて見えるタイプもあれば、曇りガラスになっていてほとんど見えないものもあります。

事例のように壁の一部分として使用すると、外からの視線を遮りながらもガラスが優しく光を取り込み、普通の壁では出せない異空間を演出してくれるでしょう。
平賀 久生「海と山の見える家」
洗面室やトイレなどの水回りは、北側に配置されることも多いため暗くなりがちですが、このようにガラスブロックを取り入れることで、目隠しと採光の両面を満たしてくれます。

ポイント使いでアクセントとして

ガラスブロックは、使用面積によって施工法も異なります。先ほどのように壁一面など広い面積に用いる場合は、主にガラスブロックを積み、シーリングなどで固定していきます。

対して一部分だけにポイント使いする場合は、規格サイズであらかじめパネリングされているものをはめ込むことが多いです。こちらはサッシに近い納め方ができ、施工も簡単なので比較的取り入れやすいと言えます。

また、事例のようにカラーバリエーションも豊富なので女性に好まれます。
アルティザン建築工房「玄関土間は自転車ピット」

見せたくないけど光を取り込みたい場所に最適

常にきれいに保てていれば問題ありませんが、来客時などはできるだけ見えない方がいいですよね。しかし、完全に壁に囲まれた独立キッチンにしてしまうと暗くなってしまいます。

そんな時に重宝するのがガラスブロック。事例のように、ガラスブロックをある程度広く用いることで、光を多く取り込み、明るい独立キッチンが実現できます。
リビング側から見てみましょう。中央のガラスブロックの奥がキッチンです。ガラスブロックがあることでキッチンに光を取り込むと同時に、緩やかにリビングとつながりをもたせています。目隠しと採光、そして一体感という三つの役割を果たしています。
バスルームも外から見えて欲しくない場所ですね。特に窓からの通風が必要ないのであれば、ガラスブロックというのも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ガラスブロックにも玄関、キッチン、浴室など、それぞれの場所で光を取り入れたり、空間を仕切ったりとさまざまな使い方があるのが分かります。ガラスブロックからこぼれる優しい光に癒される部屋を作ってみませんか。
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