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2023/04/27更新|1like|1771view
注文住宅の家づくりでは、コンセントの数や一つひとつの位置にまでこだわって指定することができます。でも、間取りや仕様の決定で忙しい中、ついついおろそかになりがちな方も多いのではないでしょうか。
コンセントの配置や数は、毎日の生活のしやすさに直結する部分。地味ですが、家づくり初心者でもイメトレをしつつ考えることでいくらでも工夫ができます。家づくりを終えて住んでみた経験から、考えておきたいポイントを紹介します!
よく使う電化製品の充電場所と定位置を確保する
毎日使う電化製品はスムーズに使えるか考える
キッチンまわりは余裕をもたせる
PCやテレビまわりも余裕をもたせる
ソファまわり、ベッドまわりは何かとコンセントを使うことが多い
ダイニングにもコンセントがあると便利
子ども部屋は家具の配置を考えておく
インターネット機器のコンセントは収納の中がおすすめ
エアコンのコンセントは目立たない天井付けがおすすめ
アクセントクロスとコンセントの相性を考える
コンセントのシミュレーションは「すればするほどいい」
毎日使う電化製品がスムーズに使えるか、動線的に問題がないか考えるのも大切。これは先に紹介したように「充電が必要な電化製品」との兼ね合いも考えて、その場所で同時に使うもののコンセント数が足りているかチェックしてみるといいと思います。
たとえば、ドライヤーを使うたびに、電動歯ブラシの充電器を抜いて、差し替えて……という風になってしまうと、とっても面倒。十分な数を確保しておくと、ストレスなく使えます。
階段はコンセントの付け替えなしでコードが届くように!(本人撮影)
家のなかで「電化製品を使うことが多い場所」は特に重点的にチェックをしておくのがおすすめです。
例えば、キッチンまわり。今は足りていても、ホームベーカリー、コーヒーメーカーなど、「レギュラー家電」が今後増える可能性もあるため、余裕をもってコンセントをつくるのがおすすめです。キッチン、カップボード、パントリー、それぞれで置くもの・使うものがあり、各所で考える必要があります。
コンセントの高さも重要なポイント(本人撮影)
キッチンと同様に、PC作業をするスペースやテレビまわりもコンセントが不足しがち&コードだらけになりがちな場所なので、重点的に考えてみるのがおすすめです。最近ではリモートワークやオンライン学習も定着しつつあるので、数・場所ともにじっくり検討を!
配線が乱雑になりがちなデスクまわり居室の一角に設ける場合は特に注意(本人撮影)
長く時間を過ごす場所では、何かと電源が必要になるもの。例えば、ソファまわり、ベッドまわりは、サイドテーブルを置くかどうか、高さは適切かも合わせて考えておくと良いでしょう。
意外と盲点なのが、せっかく設置しても家具で隠れてしまい、使えなくなる場合があること! チェストやソファ、テレビ台、ベッドなどの位置は、なるべく詳細にイメトレしておくに越したことはありません。その上で高さや位置をしっかり考えておくと、使い勝手の良いコンセントが作れると思います。
家具の置き場所、大きさによってコンセントが使えなくなることも(本人撮影)
ダイニングテーブルも、ホットプレートやIH調理器具、携帯の充電など何かとコンセントが欲しくなるところ。ダイニングでスムーズに使いやすいのはどこの位置か、動くときにコードがひっかからないのはどこか、考えてみてください。
ダイニングは、足元の壁にコンセントをつくりました(本人撮影)
子ども部屋は、将来置く家具が想像しやすい部屋。具体的には、ベッドと机を置くかどうか、置くならどこにするかを家づくりの段階で決めておくのがおすすめ。2パターンほど配置を考えて、どちらになっても大丈夫、としておくと安心だと思います。
下の写真は我が家の子ども部屋ですが、「あれ?なんでコンセントこうなんだっけ?」と思ったのが正直なところ(笑)。適当に決めてしまっていたのですが、コードの存在感が……!
狭い空間はコンセントの配置によってレイアウトの自由度がなくなるので要注意(本人撮影)
インターネット機器は、その機材もコードの存在感も気になるもの。これらは、コンセントごと収納の中に置き場所を作ってしまうのがおすすめです。
我が家のインターネット機器類とコンセントは、寝室のクローゼットが定位置です(本人撮影)
コンセントは口数や配置なども大事ですが、「見た目」にこだわりたい場所もあります。たとえば、エアコンのコンセントは高い位置にあり、どうしても視線が行きやすい場所。我が家の場合、このエアコンのコンセントは設計士さんの提案で、天井付けにしてもらいました。
コードもスッキリ。天井に設置したエアコン用のコンセント(本人撮影)
コンセントの「見た目」を考えるうえで、押さえておきたいのがアクセントクロスの存在。白いクロスに白いコンセントはあまり目立ちませんが、アクセントクロスの面にコンセントが来ると、うまく色を合わせない限りどうしても目立ってしまいます。
コンセントのデザインもいろいろ。インテリアや空間に馴染むコンセント選びを(本人撮影)
家を建ててみて思うのは、コンセントをどこにつくるか、何をどこで充電し、どうやって使うか……といったシミュレーションは「すればするほどいい」ということ。
というのも、コンセントは、家づくり初心者でもじっくり考えることで最適な配置が見えやすいものだから。持っている電化製品、引越しを機に導入したい家電などを一覧にして、ひとつひとつ考えてみるのがおすすめです。
コンセントをひとつ増やすのは、建てる前なら数千円ほど。でも、建てた後に追加するのは電気工事を伴うため、簡単ではありません。個人的には「建てるときにどうするか迷ったら設置しておく」という感覚でもいいかな、と思います!
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