リノベーションのビフォー・アフター事例集｜古さを生かすことも新しさを楽しむことも！

「リノベーションで家が生まれ変わる」

こんな言葉を聞いても、今の自分の家がリノベーションで生まれ変わるなんて、なかなかイメージできない…という人は結構いるのではないだろうか。
古くてボロボロな家ほど、キレイになる姿は想像しにくいものだ。

今日は美しく楽しく生まれ変わった家のビフォー・アフターを見て、ぜひ自分の家の可能性を広げてほしい。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

ボロボロだったのがウソみたい。新しく生まれ変わった心地よいわが家

広々としたリビングに生まれ変わった和モダンな家

木ののぬくもりあふれる外国風の心地よい家

素材の質を生かした海を感じる家

大きな室内窓から太陽の光が届く明るい家

クローズ空間とオープン空間をつくった家族全員が楽しめる家

古さを生かすことも、新しさを楽しむこともできるリノベーションを

広々としたリビングに生まれ変わった和モダンな家

Before：リビングと隣接する和室と洋室の入口

Before：リビングと壁で切り離された窮屈なキッチン

After：和室のあった部分はリビングの一部に

After：閉塞感の原因となっていた既存の梁を生かし、梁と梁をつなげる部分をカーブに

リビングダイニングと隣接していた和室とキッチンの仕切りを取り除き、もとの間取りを生かして縦横に広がるようにリノベーションした家。

全ての部屋を和モダンな雰囲気に仕上げて、統一感のある家になっている。
ゼロから新しいものをつくるのではなく、もとの間取りを生かしながらメリハリのある空間になっている。

木ののぬくもりあふれる外国風の心地よい家

Before：リビングの一角にあるキッチン

After：あたたかみのある木目調のキッチンとリビングに

白い壁にダークブラウンの床。
シンプルなつくりもいいけれど、素材感を楽しめる家もいいものだ。

白い壁の一部は木目調を取り入れ、木の質感を生かしたあたたかみのある床。
リビングの壁一面を本棚にして、お気に入りの洋書を飾れば外国の図書館のようなおしゃれな空間に。

ナチュラルな色使いで素材のぬくもりを感じるキッチンとリビングは、以前よりもずっと心地よい雰囲気になっているのだ。

素材の質を生かした海を感じる家

Before：ひとり暮らし用のワンルーム

After：床は裸足のまま歩くのにぴったりなフロアタイル

After：キッチンにはおしゃれなサブウェイタイル

海辺の目の前にはるマンションのワンルーム。
築年数の古いヴィンテージマンションの一室が、ビーチを眺めることのできる海好きのための部屋に。

モルタル塗装と木材張りの素材感ある壁に、裸足のまま歩くのにぴったりなフロアタイルで、海風を感じることのできる特別なワンルームになったのだ。

大きな室内窓から太陽の光が届く明るい家

Before：自然光があまり入らない小さな窓

After：大きな窓とインナーテラスにより明るい空間に

暗く閉塞的な空間に、大きな窓とインナーテラスを取り入れて部屋中に自然光がたっぷり入るように改良。

家にいながら日向ぼっこを楽しめて、以前よりも仕切りを減らしているため広々としている。
あたたかな太陽の光に包まれた開放感ある空間だ。

クローズ空間とオープン空間をつくった家族全員が楽しめる家

Before：スペースのあるリビング

Before：こじんまりとしたキッチン

After：リビングにある階段を上るとクローズドなロフトに

After：家族の様子を伺えるオープンタイプのキッチン

After：キッチンは六角形のモザイクタイルの壁に

持て余したスペースがあるのなら、リノベーションで部屋を増やすこともできる。

だだっ広いリビングにロフトをつくれば、クローズドされたプライベート空間を誕生させることも実現可能だ。
閉塞的なキッチンは壁を取り払い、家事をしながら家族の様子を見たり、会話を楽しんだりできるオープンタイプになっている。

クローズ空間とオープン空間を上手に使い分け、その家に住む人たちの好みの家に生まれ変わることができたのだ。

古さを生かすことも、新しさを楽しむこともできるリノベーションを

もともとの家の良さを生かすこともできるし、新しい素材や空間をつくることができるのがリノベーションの楽しさ。

部分的にリノベーションをすることもできるし、建物を一旦骨組みの状態に戻してから、クロスや間取りなどを自由に変えることのできるスケルトンリノベーションという方法もある。

見た目がボロボロの家でも、まだまだたくさんの可能性を秘めているのだ。

自分の家が新しく生まれ変わる姿を想像するとわくわくしてしまう。
大切な家だからこそ、もっと心地よく楽しめる空間にしてもいいのではないだろうか。