2019/02/20更新｜3like｜5142view

著者：SUVACO編集部

専門家フィーチャー

ビンテージの素材感を活かしたブリティッシュアンティークな住まい【成約ストーリー】

リノベーションを検討するにあたり、最終的にSUVACOで見つけたDEN PLUS EGGに依頼をすることにしたO様。SUVACOから申し込んだイベントに参加して雰囲気を体感。アンティークの家具や雑貨、部品などを扱うショップを併設していることや、担当者の手書きのデザイン画が決め手となり、独特なアンティーク感ある空間づくりに定評のあるDEN PLUS EGGと共に、自分たち好みの住まいをつくりあげることに決めました。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

どんな住まいにしたかったのですか？

なぜリノベーションにしたのですか？

物件はどのように見つけたのですか？

どんな家・住まい方を希望していましたか？

要望のなかで、特に優先順位が高かったものは？

リノベーションの依頼先はどのように探しましたか？

DEN PLUS EGGに決めた理由は何ですか？

DEN PLUS EGGからの提案

コストなどの理由であきらめたものを教えてください。

気づいたことや困ったことなどがあれば教えてください。

完成した家を見たときにどう思いましたか？

特に気に入っているところ・自慢のところは？

大変だったことや困ったこと・不安だったことは？

実際に住んでみて気づいた、あるいは再認識した点を教えてください。

これからリノベーションをする方へのメッセージ

なぜリノベーションにしたのですか？

将来の介護を考え両親と同居していたのですが、夫婦共働きで通勤時間が長かったので、家族での話し合いの結果、職場の近くにマンションを購入することに。

10年ほどで住宅ローンを返せる価格のマンション、かつ自分たちがほっとくつろげる部屋に住みたかったので、中古マンションの購入とリノベーションを選択しました。

夜のリビング。照明はその日の気分で選べるように多灯に

物件はどのように見つけたのですか？

ネット検索で好きなテイストの物件を探し、希望する地区の不動産会社を通して内覧後、希望条件に合ったビンテージマンションを紹介してもらいました。

探した期間は3ヶ月、決めた理由は立地と価格、間取りと建物の雰囲気、管理も非常にしっかりしていたからです。

どんな家・住まい方を希望していましたか？

全体的なイメージはブリティッシュアンティーク。
時間が経つほどなじんでくるような部屋を希望しました。

【DEN PLUS EGGのコメント】
「お施主さまのご要望をお聞きして、まず経年変化を感じられる素材を空間に取り入れようと考えました。

現地に初めてお伺いした際、外観から、エントランス床に貼られた品のある古き良きタイル、緑の景色が見える窓、お部屋の隅々までひとつひとつ丁寧に造られたビンテージマンションだからこそ、そのまま使える素材は活かして、新しくする部分には無垢材やアンティークを取り入れ、調和のとれた空間にしたいと思いました。

例えば、室内窓を設けたいとご希望がございましたので、外の緑と風を感じられるように弊社で買い付けてきたアンティーク窓に金物をつけて開閉式にし、現地でお施主さまと一緒に、座って外の緑が見えるように位置を調整して取り付けました」

室内窓から、外の風がすっと通る

要望のなかで、特に優先順位が高かったものは？

①イギリスのアンティーク窓をリビングに室内窓として設ける（窓枠を額縁に、外の緑が絵のように見えるイメージ）
②リビングの天井は、ダウンライトで無垢材
③壁は白の漆喰
④個室の扉は、緩やかな区切りになるように、泡ガラスの入ったカフェのような木の扉

リノベーションの依頼先はどのように探しましたか？

雑誌を本屋で購入し、数社カタログを取り寄せて、検討した後、SUVACOを通じてDEN PLUS EGGのイベントに参加。

不動産会社から紹介されたリフォーム会社と相見積もりをし、最終的にDEN PLUS EGGに決定しました。

DEN PLUS EGGに決めた理由は何ですか？

どの会社もそれぞれの良さがあり、対応、提案力が本当に良かったので、最終段階まで迷いました。

しかし、DEN PLUS EGGは近所にあり、アンティークの部品やリネンを扱う店舗も併設されていたこと、迷った時に担当の方が手書きでデザイン画を描いてくださったことが決め手になりました。

アンティークの部品等を扱うお店のひとつ。気になっていた不思議な扉

DEN PLUS EGGからの提案

・全室を漆喰にすると高額になるので、書斎は漆喰の壁紙にし、寝室は家族で塗る
・リビングダイニングの天井は、ダイニングを白塗装、リビングの無垢材を市松模様にデザイン！
・扉や窓枠、柱の一部を、キッチンのタイルと調和するブルーグレーのペンキを調合して塗装
・床から出ていたエアコンの配管を、柱のように処理
・フランスアンティークの洗面やタイル貼りのキッチンは清掃のみ
・床のカーペットをDIYで敷く
・一部しなる箇所の床を補強

家族で漆喰を塗った寝室。乾くとすっきりとしてミルク色に変化

コストなどの理由であきらめたものを教えてください。

壁を漆喰塗りにどうしてもしたかったのですが、全ての部屋を職人さんに塗ってもらうと予算オーバーでした。

そこで、担当の方から前項の提案をいただきました。

気づいたことや困ったことなどがあれば教えてください。

工事が始まる前日に、購入した部屋に以前住まわれていた方とお話をしていて、施工を変えたい箇所ができました。

リビングとダイニングの間の天井に梁があるので、梁を取って全体を平面にした方が広く感じるのではとのアドバイスを、実際の天井を見ながら二人で考えた後、担当の方に連絡しました。

すぐに現場で打ち合わせをして、さらに天井の幅木を取ったほうが今っぽいかも…と変更を加えてもらいました。その後、現場監督さんにもアドバイスをいただき、希望どおりに完成しました。

【DEN PLUS EGGのコメント】
「工事が始まる前に、お施主さまから天井をフラットにしてほしいとご要望がございました。

解体前の現地調査の際には、リビングとダイニングの間に梁型がでていると予測しておりましたが、解体後すっきり撤去することができましたので、お施主さまのご希望通りフラットに天井をおさめることができました。

もともとリシン吹付塗装でゴツゴツしていたダイニングの天井は、石膏ボードを上からはり、白の塗装で仕上げました。続くリビングの天井はオーク材で市松にデザインした板張りに仕上げ、空間に変化を付けました。照明はシーリングからダウンライトに変更し、全体的にすっきりとした天井に仕上がりました」

白の塗装で天井をすっきり仕上げたダイニング。

完成した家を見たときにどう思いましたか？

すべての希望を叶えていただき、ありがとうございました。
仕上がりは自分たちの想像以上、やっぱりプロの人はすごいな！

玄関はギャラリースペース。現代美術作家前谷康太郎氏の作品。黒と漆喰の白で空間がしまります。

特に気に入っているところ・自慢のところは？

・リビングでソファに座ると、室内窓から緑の絵のように見えるところ
・駅から10分以内なのに、朝は鳥の声で起き、夜は虫の声を聞いて眠れるところ
・造ってもらった木の扉が、素敵なところ。友人によると、この扉のおかげで部屋が高級に見える…らしいです。

造作扉の打ち合わせ。このミニチュア扉をベースに泡ガラスを希望

大変だったことや困ったこと・不安だったことは？

マンションを購入した不動産屋さんに紹介してもらったリフォーム会社に見積もりを依頼した後、これでいいのかな？と不安になりました。

本屋さんに行って、リフォームの雑誌を全部立ち読みして(すみません)、これは好きだと思う内容の一冊だけ買ってさらに熟読。素敵な住まいではなく、自分たちが好きな住まいについて本気で考えたのは初めてかもしれません。お金も相場感もなかったので、自分は何が好きかから始めたことが、今回の結果として良かったです。

実際に住んでみて気づいた、あるいは再認識した点を教えてください。

おうちはこれで完成！ではなく、むしろスタートだと気づきました。住めば住むほど良くなるように、自分でできることを試してみて、お店にも相談したいと思います。

例えば、キッチンにある引き出しの取手を交換したり、イギリスの染織クッションをいくつか置いて色合わせしたり、これからも細部をバージョンアップさせて楽しみたいです。

DEN PLUS EGGに部品アンティークのお店やカフェ、のみの市などのイベントもあるので、折々にお散歩がてら伺って良い刺激を受けたいです。

今回のリノベーションを通して、分からないことや疑問に感じたことは、教えてくださいという姿勢で、早く聞いた方がお互いに良いと再認識しました。

あと、基本ですが、マンションもご近所づきあいは大切ですね。お互いにお知り合いの方が多いビンテージマンションだからこそ、いい距離感で交流してもらえるのが嬉しいです。

【DEN PLUS EGGのコメント】
「工事が完了してからも、お部屋に合うアンティークを探しに、イベントやお店のほうにも遊びに来てくださり、ありがとうございます！

また、いつでもご相談に乗りますのでぜひ遊びに来てください＾＾
今後ともよろしくお願いいたします」