2018/03/31更新1like4676view

著者:ゼロリノベ

浪費を防いで、美的センスを磨いてくれる収納の考え方

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急な来客でむりやり部屋の片付けをした経験、皆さんお持ちではないでしょうか。クローゼットや押し入れに色々詰め込んだり(笑)。だからといって、収納スペースは多ければいいというわけではありません。むしろ最低限のほうが、お部屋が整うかもしれませんよ。

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隠せる場所が多いほど、簡単にモノは増える?

臭いものにはフタ、ではないですが、新しくモノを買えるのは、まだ置ける場所が部屋に残っていることを自分自身が知っているからです。それも置ける場所が多ければ多いほど、何も考えずに買えてしまいます。

例えばとても大きなクローゼットがあれば、そのぶん服をたくさん入れられるので、お金の心配がなければ気兼ねなく買えますよね。しかも着なくなった服もずっと放置できてしまいます。

他の収納箇所でも同じことが起こり、どんどんモノは増えやすくなってしまうのです。収納のあり過ぎは浪費のしやすさとも関係しています。

収納スペースと生活空間のどっちを取る?

クローゼットや、納戸、押入、シューズボックス、キッチンや洗面所の戸棚の前に立ち尽くして、「もっと収納があればいいのに…」このように考えたことがあるのではないでしょうか。

この仕事に携わっていると、「せっかく家を購入するのだから、今度は収納がたっぷりある家に・・・」というふうにおっしゃる方に多数お会いします。そのお気持ち、とてもよく理解できるのですが、「収納を多くする」ということは、「生活空間が狭くなる」ということと、イコールです。

今持っているものが、本当に新しい家でも必ず必要なものなのか、一度吟味していただく機会になればいいなと私たちは考えます。

あなたのセンスはこうして日々磨かれる

「モノ」を仕訳するときのポイントは「要らないものを捨てる」ではなく「本当に好きなものだけを持つ」ことです。

家を購入するために、長い時間「理想のライフスタイル」を考えていただいたのだから、「持ちもの」に対しても、今一度、向き合う時間を持ってみて欲しいのです。

例えば、買い物に行くときに、「あの空間にはこれは似合わない」「収納は限りがあるから出しっ放しでも大丈夫な素敵なものを選ぼう」など、ひとつのモノの購入に美意識が入ることで、不必要なものは買わなくなり、空間にそのモノを置いた想像などをすることによって感性(いわゆるセンス)も磨かれていきます。

そんな、家族が過ごす空間へのこだわりが毎日の生活を素敵なものにしてくれるのではないでしょうか。ぜひ一度、「本当に好きなもの」について考える時間を持ってみてください。
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