結婚して、夫婦でこだわって作ってきたインテリア。でも子どもの誕生でリビングの様子は様変わり。本当はもっと素敵なリビングで暮らしたい!子どもとの暮らしも、自分のこだわりもあきらめたくない!そう思っているママは多いのではないでしょうか?
今回はご自身も2児の母であり、「こどもと暮らし」のプロデューサーとしてリビングに置きたくなるキッズ家具を提案している田中あずささんに、子どもがいてもオシャレに暮らせるポイントなどを伺いたいと思います。
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▽ 目次 (クリックでスクロールします)
「こどもと暮らし」って?
こどもがいても、リビングを素敵に保つコツとは?
豊かな暮らしへのあこがれをカタチにしたい。こどもと暮らしを立ち上げたきっかけ
家族の歴史を感じられる家具に育ってほしい
目指すのは、家族みんなが笑顔で過ごせる空間づくり
「こどもと暮らし」って?
家族みんながうれしい、オシャレなお部屋作りを提案するのが、キッズインテリアのECサイト「こどもと暮らし」です。代表の田中あずささんは、自身も2児の母。インテリアショップでの店長の経験を元に、子どもがいてもオシャレな部屋をあきらめなくてもいい、デザインのいいキッズ家具を作ろう!と「こどもと暮らし」を立ち上げました。現在ではオリジナル家具を多数企画するにまで至っています。
【田中あずささんプロフィール】
横浜出身、横浜市在住。
インテリアショップ店長を経て、
2013年 10月 デザイナーと2人で、こどもと暮らしOPEN
この春から小学校にあがる長男、保育園に通う長女の
育児をしながら6名のスタッフとこどもと暮らしを運営。
キッズ家具の企画・販売・コンテンツ制作などを行っている。
こどもがいても、リビングを素敵に保つコツとは?
「こどもと暮らし」では、おしゃれなキッズ家具の提案だけでなく、子どもとの暮らし方の提案もしています。キッズ家具で、子どもの「あそび」「学び」「お片付け」をサポートするコーディネート例はとても参考になります。
田中さんも撮影時に立ち合い、コーディネートもされるようですが、どの家庭でも簡単にできる、子どもがいてもオシャレに見えて、スッキリ暮らせるコツはあるのでしょうか。
「一つは、家具やラグ、カーテンなどの色味を統一して3色くらいまでにおさえること。色味が多いとそれだけでがちゃがちゃした印象になってしまいますし、逆にベースカラーやアクセントカラーを決めてしまえば、ものを選ぶときにも自然と選択肢が狭まるので『何を選んだらいいのかわからない』という方にもおススメです。
もう一つはモノの定位置を決めること。戻す場所が決まっていれば、お片付けは飛躍的に楽ちんになりますね。
子どもにも前向きにお片付けをしてもらいたい、という思いから「こどもと暮らし」では、しまう場所を決める、片づけやすいシステムをつくる、ということもとても大事に考えています。
あとはモノが増えてきたら、新陳代謝をさせること。おもちゃ、衣類、靴など、何でもしまう場所におさまらなくなったら古くなって使っていないものは思い切って処分していくことがすっきりと暮らせるコツなんじゃないかと思っています。特に成長が早いこどもたちの服や靴は半年くらいで使えなくなってしまうので、定期的に見直しするといいと思います。」
豊かな暮らしへのあこがれをカタチにしたい。こどもと暮らしを立ち上げたきっかけ
子どものころからインテリアが大好きで、将来は絶対インテリアに関わる仕事がしたい!と思っていたという田中さん。リノベーションされたというご自宅も、ヴィンテージ調のメンズライクなインテリアがとても素敵です。インテリアショップの店長などを経て、現在の仕事に就かれていますが、それはとても自然な流れだったといいます。
「働きながら子育てをしていると、仕事のある平日は3時間程度しか子どもと触れ合う時間がないのが現実です。その限られた数時間をリビングでいっしょに過ごせるようにしたいと思っても、子ども用の家具は色使いが派手でリビングのインテリアに馴染まないものが多く、デザインも気に入るものがなく、あったとしてもデザイナーズでとても高価だったりと、気軽に取り入れにくい状況でした。
そこで、リビングのインテリアとしても使える、おしゃれなキッズ家具を作ろうと『こどもと暮らし』を立ち上げることにしたんです」
家族の歴史を感じられる家具に育ってほしい
そんな思いから生まれた「こどもと暮らし」。商品開発にも強いこだわりがあるといいます。
「まず、自分達が使いたいものであること。実際にバイヤーやデザイナーは家で使っています。実際に使うことでの『気づき』をさらに次の商品開発に生かしたりもしています。そうすることで、さらにかゆいところに手が届くオリジナルの商品が生まれると思います。
あとはできるだけ天然木を使用すること、ですね。風合いのよさはもちろん、できてしまったキズも家具を使ってくれる家族の思い出となって一緒に時間を育んでほしい、という思いもあります。」
「こどもと暮らし」ではじめてのオリジナル家具として生まれた「MILK」の絵本棚にはその思いがギュッと詰まっています。発売以来ロングヒットとなっているこの絵本棚は
「ナチュラルなデザインなので部屋に馴染んでいます」
「絵本の表紙が正面に見えるデザインなので、こどもの目に入りやすく、『ママ、これ読んで!』が圧倒的に増えました!」
という、うれしいお客様の声をたくさんもらうのだとか。
目指すのは、家族みんなが笑顔で過ごせる空間づくり
日々の暮らしにおいて、家は生活の土台です。家族が心地よく過ごせるリビングがあれば、自然と集い、笑顔ももっと増えるはず。インテリアが暮らしに及ぼす影響は実はとても大きいんですね。
結婚当初の二人暮らしだったときとはまた違った、子どもとの暮らし。せっかくなら素敵にイキイキと過ごせるよう、インテリアを見つめなおしてみてはいかがでしょうか?