2015/12/29更新0like2243view

著者:MS513

空間を有効活用して”効率良く”収納する。

「うちには物がないから」と物を持たない方もおられますが、家族が増えれば自然と増えてしまうもの。
狭小住宅などは、生活する上でどうしても乱雑になりやすい「物」をどのように収納するべきか悩みどころにもなります。
そこで今回は、効率良く収納できるスペース作りに焦点を当てたいを思います。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

収納スペースを設ける意図

今の住宅は作り付け収納が主となってきてますが、やはり昔からの住宅の収納といえば、タンスなと後置きのものが多いのではないでしょうか。家具店で購入して設置をすることにより、収納スペースを比較的簡単に増やすことができますが、タンスを設置することにより、居住スペースの一部を占領することになります。
また昨今の震災では、タンスなどの家具の下敷きとなるケースもあることから、地震対策も必要となるので、これから新築をされる方、リフォームを予定されている方は作り付の収納スペースを検討するとよいでしょう。
南  明「K4邸」

収納スペースの種類

元来、日本家屋では「押入れ」が収納スペースとして用いられてきましたが、現在では洋室が主流となりクローゼットが収納スペースとして用いられているのはご存知の通りです。
また、押入れには布団乾燥機能や内部内部調節機能を付加したタイプがあるなど、時代に合わせて改良されています。

クローゼットには、丈の長い衣服が収納できるロッカータンスタイプ。上段と下段に分かれてハンガーが掛けられるブレザータンスタイプ。衣服をハンガーに掛けることを目的とせず、収納棚を設けた整理タンスタイプ。他にも引き出しタイプやマルチ収納タイプなどがあります。

衣服を掛けられるタイプはクローゼットポールが設置されているので、目的や部屋の用途に合わせて選択することができます。ウォークインクローゼットも同様、収納物に合わせて考慮されると良いでしょう。
尚、クローゼットの扉は開閉スペースをあまり確保できない場合に引き戸がお勧めですが、折れ戸であれば開口を広く取れるメリットがあるので、選択される際には長所、短所を見極めて判断しましょう。

玄関周りであれば下駄箱、上部には吊戸棚、台所では地下収納庫、上階であれば天井収納などが挙げられますが、やはり地下に収納スペースを設けるメリットは大きいと言えます。
温度が安定している居住スペース外であるため、見られることなく格納でき、居住空間を他の収納スペースとして確保できる。または室内の収納スペースを狭くして居住空間を広くできるといった自由度も理由となります。ただし、地下は湿度が高くなるため適切な換気が必要となります。

住宅に合わせた収納設計

収納も戸建て住宅とマンションなどの集合住宅では、可能となる収納スペースが異なります。
設計自由度で言えば注文住宅になりますが、建売やマンション等であれば予め決まっているために自由度が低く「使い勝手が悪い」、「ここに物が入れられるといいのに」といった不満も出ることもあるかと思います。
そのため市販品を活用したり、器用な方であれば簡単な造作で収納スペースを作られるかも知れませんが、小規模なものならまだしも、長く使うものだけに見栄えだけでなく耐久性や災害時の安全性も大切です。そのような点も考慮し、収納スペースを確保していきましょう。
北川裕記「I邸」
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