リノベーションに興味はあるけど、実際のところどれくらい良くなるの?ちゃんときれいになるのか不安…という方のために、今回も、実際の例を使い、どのように中古マンションのリノベーションが行われていくのか、お伝えしていきたいと思います。
▽ 目次 (クリックでスクロールします)
中古マンションのリノベーションでどれぐらい良くなるの?
賃貸が不満・図書館のようにしたい!
光の陰影が美しい至福のヴィンテージ空間
中古マンションのリノベーションでどれぐらい良くなるの?
今回ご紹介するこちらの物件は、高台にあり、この地域であれば誰もが知っているマンション 。築40年ですが、きれいにリフォームされ、暮らすのに必要な設備は十分に備わっています。
しかし、自分たちのライフスタイルを実現するとなると話は別です。既存の間取りのままでは、自分たちが、間取りに合わせた暮らし方を考えなければなりません。それだとどうしても自分たちと合わない部分が出てきてしまいます。
では、実際にどのような要望があったのか見ていきましょう。
賃貸が不満・図書館のようにしたい!
前まで暮らしていたお住まいは、ご家族が多く、賃貸を2つ契約していたそうです。また、前々から不動産を持ってみたかったとか。そして、新しい住まいに求めるものは、本が大量にあるので、図書館のようにしたいというご要望、また、昭和のようなレトロっぽさなど、かなり明確なスタイルをお持ちでした。
では、実際にどうリノベーションされたのか見ていきたいと思います。
光の陰影が美しい至福のヴィンテージ空間
もともとの壁構造を利用することで、ヨーロッパのアパルトマンのような空間構成を実現。それに加え、臨海の立地やマンションの雰囲気に合わせ、落ち着いたブルーを基調としたインテリアにより、細部にまでこだわったリノベーションとなりました。
緑豊かなバルコニーと室内との境界線を曖昧にすることで、より自然を感じやすい、ゆったりとした時間を過ごすことを可能にしました。
キッチンカウンターは、浴室、洗面までをつなぐ8mのL型カウンターを採用し、すっきりと見せながら機能的な空間になりました。
子ども部屋も、ベッドの下を自由に使えるプライベートな空間として確保しています。
こちらの物件の総費用は、月々124,000円( 物件金額+リノベ+管理費・修繕積立金、金利1.5% フルローン 35年支払いの場合)程度となっており、この地域で賃貸住宅を借りるよりも比較的安く住むことが可能です。
「何千万円もお金を出すのに、入れる家具くらいしか、選べない」そんなのは寂し過ぎる!でも注文住宅ほどの予算はないし…。そんな方には、中古マンションのリノベーションが解決方法のひとつになります。
新しい住まいを検討している方は、理想的なこだわりの住まいと、予算のバランスを取ってくれる住宅会社に相談してみてはいかがでしょうか?