2015/06/19更新0like2145view

著者:SUVACO編集部

建築家・遠藤誠の提案する『そこに在るべくして在る建築』

戸建の住宅を中心に、幅広い用途や規模に合わせて新築、増改築、改修を請け負う遠藤誠建築設計事務所。代表の遠藤氏は「建築家の先生」タイプではなく、親しみやすく柔軟な対応が特長です。今回は遠藤氏の設計におけるコンセプトと、手がけたプロジェクトをご紹介します。

▽ 目次 (クリックでスクロールします)

設計におけるこだわりとコンセプト

「そこに在るべくして在るような建築」を目指して設計しているという遠藤氏。近年の建築雑誌を賑わすような奇をてらった作品の傾向への不信感から、そんな考えに行き着いたとのこと。建築にはまず使う人がいて、敷地があり、それをとり巻く環境があり、そこからさまざまな条件が生じます。在るべくして在る姿は建築家の頭の中にあるのではなく、すでに存在していて、それを探し出すことが設計なのだといいます。

プロジェクト紹介<1> ワンフロアの広々LDKの家

隣に桜の木で囲まれた公園がある恵まれた立地の家。南北を大きな開口部として開放した作りです。
十分な広さのLDKという施主の希望に応え、2階のすべてをLDK空間に。1階は小さな個室を並べ、メリハリの効いた構成にしています。

プロジェクト紹介<2> 家族が繋がる立体回遊式スキップフロアの家

「理想は平屋」という施主のコメントを受け、家族の繋がりを最重要に考えた、1/3層づつずれるスキップフロアの3階建て住宅。広い中庭の周りに部屋を配した立体回遊式の住まいです。
暖炉のあるリビングダイニングをはじめ、各々のコーナーで居心地のいいシーンが生まれます。

プロジェクト紹介<3> それぞれの生活スタイルを尊重した完全分離型2世帯住宅

閑静な住宅街に建つ、親世帯、子世帯それぞれに2階建ての住まいを並列した完全分離型2世帯住宅。2世帯の共用スペースとして1階には緑豊かな中庭、2階には中庭と立体的につながるウッドデッキのルーフテラスを配しています。
内部は2世帯それぞれに異なる生活スタイルやインテリアの志向を尊重したデザイン。子世帯のリビングダイニングはルーフテラスにつながる大間口で抜群の開放感です。
お気に入りに追加

SUVACOは、自分らしい家づくり・リノベーションをしたいユーザーとそれを叶えるプロ(専門家)とが出会うプラットフォームです。

家づくりについて学ぶ

「自分らしい家づくり」に大切な、正しい家づくりの知識が身につくHowTo コンテンツ集です。

専門家を無料でご提案

家づくり・リノベーションはどこに頼むのがいい?SUVACOの専任アドバイザーが全国1,000社以上からご希望に合うプロをご提案します。

住宅事例をみる

リノベーション・注文住宅の事例を見たい方はこちら

家づくりの依頼先を探す

リノベーション会社や建築家、工務店など家づくりの専門家を探したい方はこちら

会員登録を行うと、家づくりに役立つメールマガジンが届いたり、アイデア集めや依頼先の検討にお気に入り・フォロー機能が使えるようになります。

会員登録へ

住まいの記事 カテゴリー一覧

専門家探しも、家づくりのお悩みも
SUVACOのアドバイザーに相談してみよう

専門家紹介サービスを見る