2018/09/11更新1like5274view

著者:bataco.

壁紙ひとつで激変する!色にこだわる部屋のイメージ15選

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部屋の雰囲気に大きく影響する壁紙デザイン。最近は賃貸住宅でも使える壁紙が登場して、壁を自分の好みでデザインしやすくなりました。今回は、これから家づくりを検討している方や今の家の印象を変えたい方に向けて、壁紙がどのように空間の印象を生み出すのか、色別にご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

白は「シンプル」「清潔感」

緑は「自然」「森」

青は「爽やか」「クール」

橙(だいだい)は「親しみ」「陽気」

赤は「活発」「食欲増進」

黒は「重厚」「威厳」

壁紙の色の決め方

白は「シンプル」「清潔感」

白は、どんな色にも染まる、シンプルで清潔感のある色。
奥行きのある造作壁をアクセントウォールとして見せることでおしゃれに仕上がり、すっきりと収納もできてディスプレイも効果的に演出。さらに、幅の狭い場所や奥行きを出したい場所に白を使うと、実際よりも広さを感じる圧迫感のない空間に。
本好きな夫婦のための壁面一杯の可動の本棚収納をウォークスルークローゼットして計画しました。
1000冊以上の本が収納出来、色々と引き出して見比べながら本を選ぶ事が出来て、それぞれ引き出せるので整理もしやすくなっています。色を迷っているなら、白がおすすめです。

緑は「自然」「森」

緑は自然や森を連想させ、安心感をもたらしてくれる色。こちらのクロスは、葉が描かれていますので、まさにグリーン。

目にやさしいだけでなく、オークやウォールナットなど種類を問わず、木材との相性が抜群です。
緑の中でも、ペパーミントグリーンは甘くやさしい雰囲気を醸し出します。白やアイボリーとの相性もよく、部屋のイメージが穏やかな印象に。

寝室や子供部屋など、リラックスした空間を演出するのにぴったりの色ですね。
幾何学模様を取り入れた緑の壁紙が特徴のトイレ。

柄の壁紙に抵抗がある方は、壁4面に取り入れるのではなく、このように1面だけに取り入れてみるとよいでしょう。トイレという小さな空間ですが、圧迫感なく馴染んでいますよね。
木との組み合わせもよく、まるで海外のホテルのような空間に仕上がっています。

青は「爽やか」「クール」

青は、海を連想させる爽やかな色です。

心を落ち着かせたい場所に取り入れると、集中力もUPして仕事がはかどりそうです。
青といってもさまざまな種類がありますが、特に鮮やかで濃い青は、光の反射によって豊かな表情を見せるので、時間によって異なる印象を与える海のような部屋に仕上がります。

デスクコーナーの壁をブルーに。心か静まり、いいアイデアが浮かんできそうです。仕事だけではなくゆっくりと読書をしたり、贅沢なプライベート空間が広がります。
こちらはキッチンに青を取り入れた事例です。

白との組み合わせによって、より清潔感を感じさせるスペースになっています。
観葉植物との色合わせもよく、またちりばめられた青い小物も協調して、すっきりまとまった空間が完成しました。
青の中でも、濃紺は落ち着いた雰囲気になります。

濃い色は重い雰囲気になりがちですが、こちらの部屋は書棚があることで圧迫感のない印象に。
ドアの色も青で合わせることで、部屋全体にまとまりが生まれました。長時間いても心地よさそうな素敵な書斎スペースです。

橙(だいだい)は「親しみ」「陽気」

橙は、親しみやすさや陽気さを感じさせるフレンドリーな色です。

こちらのようにトイレに取り入れると、雰囲気が明るくなります。トイレにありがちなジメジメとしたイメージが上手に払拭されていますね。
書斎のデスク前に黄味がかった橙の壁紙を取り入れた事例です。

椅子の濃い青が空間を引き締めています。作業中に目を上げたときに元気な色の壁があると、英気が養えそうです。
同じ書斎でも、黒と組み合わせることで重厚な雰囲気を演出できます。

床と天井に施されたフローリングの濃い茶色、そして書棚の黒に、壁の明るいブラッドオレンジを効かせ色にした、男性的な印象の書斎です。天気や時間を問わず、この部屋に入れば落ち着いた気分で作業できそうですね。

赤は「活発」「食欲増進」

赤は、食欲を増進させる効果のある色です。
また、暖かさを感じさせ、元気な気分にしてくれます。

大胆にキッチンに赤を取り入れることで、元気で賑やかな空間になっています。料理へのモチベーションも上がりそう!
ピンクを帯びた濃い赤は、大人っぽい妖艶な雰囲気を演出します。

こちらの木製額のように、濃い色同士の組み合わせると、ミステリアスな雰囲気が生まれます。洗面台というよりも、一人になれる大人向けの小部屋といった印象ですね。

黒は「重厚」「威厳」

黒は、重厚感やどっしりとした威厳を感じさせる色です。
重たいし、暗くなりそうで苦手……いう方もいるかと思いますが、取り入れ方によって部屋の印象を上手にコントロールできます。

玄関は天然石、タイル、ガラスモザイクタイル等々、硬質でスタイリッシュなモノトーンの色調の素材で構成しました。壁面には鏡面のブラックセラミック、玄関収納に入るハンガードアのブラックミラー仕上げが反射し合って、より高級感を演出。
壁面だけでなくサッシや照明器具にも黒を用いることで、モノトーンでおしゃれな雰囲気に仕上がりました。カフェのようなキッチンですね。

黒い壁と黒アイアンの相性は抜群なので、ぜひ組み合わせて部屋のインテリアを考えてみてはいかがでしょうか。

壁紙の色の決め方

壁の色に注目して、15の事例を紹介しました。
では、実際に壁を何色にするか考えたときは、どう決めればよいでしょう。

迷ったら、いま身の回りにある家具や雑貨に目を向けてみてください。無意識に集めている雑貨の色、自分の好みのテイストがなんとなく感じられると思います。
そこからつくりたい部屋のイメージやマッチする色を想像して、壁に色を取り入れるとよいでしょう。

また、雑誌やインターネットで好きなテイストの部屋写真を保存しておいて、参考にするのも方法の一つです。最初は、壁面積の狭い部分にアクセントとして一面だけ色を足してみるのがおすすめです。
壁の色を工夫するだけで、部屋の印象はより魅力的になります。これから家づくりをする方、今の雰囲気に何となく飽きてしまった方は、ぜひ壁の色にこだわってみてください。

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