無骨な雰囲気で人気があるインダストリアルインテリア。そんなテイストが好きな方たちが一度は憧れてしまうのが「倉庫をリノベーションしたような家」です。海外ドラマや映画に出てきそうな工業的でざっくりとしたインテリアは、飾らないおしゃれさでとっても素敵。実際に倉庫を家にするのは立地や物件の問題などで難しい時もありますが、普通の戸建やマンションを倉庫風に仕上げることはできます。今回はそんな倉庫風リノベーションの事例をご紹介いたします。
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骨組みが現しの天井
巨大本棚の裏にある隠れ家
古材の間仕切り
金網で仕切られたベッドルーム
セメントのキッチン
木の温もりが活きた倉庫
大きなスチールドア
骨組みが現しの天井
4m近くある天井を活かしてリノベーションしたという家は、現しになった天井の骨組みが倉庫のような空間を演出してくれます。巨大な金庫の入り口のようなアートもポイントになっていてかっこいいですね。
巨大本棚の裏にある隠れ家
天井まで届く巨大な本棚の裏にはロフトが造られていて、まるで隠れ家のような雰囲気。実はこの本棚、両面から使用できるのでかなりの収納力があります。鉄パイプと古材で組み上げたようなラフさも素敵です。
古材の間仕切り
リビングと寝室を区切る間仕切りには古材が使用され、まるで倉庫の中に自室を作ったかのようなざっくりとした間取りになっています。フローリングも剥き出しのコンクリートも古びた風合いで、インダストリアルな雰囲気です。
金網で仕切られたベッドルーム
広いワンルームはベッドルームとして使用している部分だけが金網で仕切られ、まさに倉庫を改造したような住まいです。ペンダントライトも鎖を使って吊り下げられていたり、所々に散りばめられたワイルドな金属の質感が光ります。
セメントのキッチン
こちらのキッチンはセメントレンガと鉄板で造作されていて、システムキッチンにはない無骨さがあります。階段にも錆びを思わせるような塗料汚れがあったり、倉庫を改造して造ったカフェのような雰囲気です。
木の温もりが活きた倉庫
こちらは新築戸建ですが、倉庫をリノベーションしたような住まいをコンセプトに造られています。二階は吹き抜けで、家全体が一つの大きな空間になっているのが特徴です。木の柱や梁が多く、優しげな雰囲気です。
大きなスチールドア
倉庫といえば両開きの大きなスチールドアが使用されていることも多いですよね。そんなドアがあるだけで一気に倉庫風のインテリアに近づきます。あえて玄関とリビングの間に仕切りがないざっくりとした間取りも倉庫らしくなるポイントです。
倉庫風の家は天井を取っ払ったり躯体を現しにしたり、余分なものを削ぎ落とした広々空間が魅力です。その分、快適に生活するためには建物の断熱や空調などを整える必要がありますので、そこはしっかりと計画していきましょう。