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2023/03/22更新|1like|2271view
注文住宅を建てる私たちが間取りの検討中に目にした「暮らしやすい間取りの三種の神器:シューズクローゼット、ファミリークローゼット、パントリー」という言葉。確かにこれら3つがあると、さまざまなものがスッキリと収納できるのだろう……と思い、我が家にも取り入れられたら、と希望。
でも、28坪のコンパクトな我が家では広さ的に余裕がなく、結果的にパントリーを作ることができませんでした。ただ、収納計画はしっかり考えて暮らしやすい家にしたい! そう考えた我が家が、キッチン収納で工夫したことをお伝えします。
ファミリークローゼットとパントリーを兼ねられる配置に
キッチン背面のカップボード上部は吊り戸棚に
床下収納も活用する
ものを厳選する・収納グッズを駆使するなどの基本も忘れずに
パントリーなしって実際どう?「意外と大丈夫」が我が家の結果
カップボードやキッチンの上部によく作られる「吊り戸棚」。我が家では家づくりの当初、この吊り戸棚を無しにできないかと考えていました。「高い位置の吊り戸棚は使いにくい」というのは多くの方が共感するところではないでしょうか。私も、そのとき住んでいたマンションで使いづらさを感じていたので、なくてもいいかと思っていたのです。
キッチン背面に採用した吊り戸棚(本人撮影)
間取りづくりの際、ハウスメーカーの営業さんに確認されたことが「床下収納を作るかどうか」。営業さんによると、最近はあえて床下収納をつけないご家庭も多いそうです。「床下収納は使いづらく、活用しないからなくてもいい」という理由が多いのだとか。
そんな事情を聞いたものの、我が家では、キッチンの収納力を上げるためにつけることにしました。結果、28坪の家では床下収納も活用中。食材ストックを入れるのに役立っています。やや使いづらいというのは否定しませんが、収納力に不安があるときには「予備的な場所」にはなるので、つけておくといいと思います。
2WAYファミリークローゼット内に配置した床下収納(本人撮影)
収納力の確保にいそしむとともに、ものを厳選していらないものは減らす、収納グッズを活用する、といった基本的なことにも取り組みました。
実は我が家、もともと夫婦ともに家事は得意ではなく、収納や片付けにも苦手意識があります。でも、ものが少なければなんとかできる!という考えのもと、食器や調理器具を厳選。使う頻度が高い食器は取り出しやすい場所に、頻度が低いものは手放すか、置いておきたいものは吊り戸棚などに。
毎日使うランチョンマットは便利グッズで使い勝手よく収納(本人撮影)
キッチン下の引き出し収納も便利グッズを応用し出し入れしやすく整理(本人撮影)
人気の間取り「パントリー」。引越しからしばらくたった我が家でも、いまだに「できるならパントリー欲しい」が本音。パントリーがあれば「食材や飲料が安いときに買い置き」などがもっとしやすいだろうな、と思うからです。ただ、暮らしてみると「工夫次第」だと実感するのもまた、確か。
我が家が「28坪」という広さの制限の中でパントリーを作るのをあきらめたように、家づくりにはどうしても制限が出てくる部分があります。そんなときは「収納量に合わせて持つ量を考える」など、「家に暮らしを合わせる」ことも家づくりには大切な思考。暮らしながら、そんな風に思うようになりました!
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