2017年04月10日更新

おしゃれな部屋事例(キッチン)

I型キッチンって?意外と使えるI型キッチンのすすめ

I型キッチンは最もオーソドックスなタイプのキッチンですが、その魅力は忘れ去られつつあり、キッチン新設時に多くの方が選ばれるのは対面キッチンです。気になるのは、みなさんキッチンを選ぶときにどんなことを重視しているかということ。ここではキッチン選びのポイントや、意外と知られていないI型キッチンのメリットをご紹介したいと思います。


I型キッチンとその他のキッチンについて

まずI型キッチンとは、よくある壁付けのコンロとシンクが一列に並んだキッチンの事です。キッチンの形の元祖とも言えますので、少し前の住宅にはほとんどこのタイプが付いていると思います。キッチンスペースが最小限ですみ、間取りの制約を受けにくい(または他の間取りを圧迫しにくい)というのが最大のメリットです。

そして、シンクとコンロがL字に配置されたものをL型、U字に配置されたものをU型と呼びます。また、完全に独立して周囲を回遊できるタイプをアイランド型、左右どちらかのサイドのみ壁に付いている対面式をペニンシュラ型と呼びます。さらに対面キッチンにはこのペニンシュラの他、対面方向に壁を造作し、そこにI型をくっつけるものもあります。

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なぜ対面式が人気?選ぶ際に重視すべきこと

冒頭でもお話しましたが、キッチン新設の際にほとんどの方が口にされるのは「対面キッチンに」という言葉です。家族の方を向いて料理ができるので、孤立感を感じにくいことが何よりのメリットですよね。

しかし、対面キッチンはある程度ゆったりと計画しないと、数人で作業する時に使いづらくなる場合があります。また、他の部屋の間取りを圧迫してしまう事も少なくありません。キッチン選びで重視して欲しいのは、効率良く調理できる動線を確保できるかと言うこと。対面キッチンに限らず、U型やアイランド型なども間取りにゆとりがあってこそうまく計画できるキッチンです。

その点、I型なら制約が少ないうえ、数人の作業にも対応できます。初めから選択肢から切り捨てるのではなく、家族構成や生活スタイルを踏まえた賢いキッチンの形を模索してみてください。

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I型キッチンはこんな方におすすめ

とは言え、すべての方にI型キッチンを!とは思いません。
上手に計画できるのであれば、どんなキッチンも使いやすいはずですから。

I型をおすすめしたいのは、

①計画できるキッチンの広さに制約がある方。
②調理中の孤立感は気にしないが、何となく対面が良い…と漠然と思われている方。

①に関してはお気づきの通り、スペースにゆとりがない所に窮屈な対面式などを計画すると、かえって使いづらくなってしまうためおすすめしません。その点、I型にしておけば、カップボードやダイニングの家具も自由にレイアウトができ、スペースの制約という問題に柔軟に対応してくれます。

そして②においては、案外新設キッチン=対面式 というイメージを持たれている方が多く、特にリフォームの場合ですが、現行のキッチンの使いづらさが対面式になることで解決されると思われている方も少なくありません。
しかしそうではなく、キッチンの形よりも収納量を増やせるか、配置を変えた方が使いやすくなるのではないか、と試行錯誤してみる事の方が重要と言えます。きっと対面にしたところで広さや収納量は大して変わらないはずです。

リノベーション / herbal

今回は、I型キッチンの見落とされがちな意外なメリットをご紹介しました。キッチンは毎日の生活にはなくてはならないスペースですから、少しでも使いやすく、ストレスの少ない場とすることを心がけましょう。キッチン選びの際も、それを踏まえた各家庭に合ったものを選んでいただきたいと思います。

この記事を書いた人

eritoさん

北欧、南欧建築も好きですが、昔ながらの日本建築も大好きです。

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