2019/03/12更新0like3698view

著者:Naomi.Spring

「アクティブシニア」が心地良く暮らす。住まいづくりのポイント

元気なシニア層が増えるにつれ、大人世代が生き生きと暮らせる住まいづくりにも注目が集まっています。今回は、「アクティブシニア」と呼ばれる方たちに向けて、暮らしやすさを重視した住まいづくりのポイントをご紹介します。

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▽ 目次 (クリックでスクロールします)

アクティブシニアとは?

「アクティブシニア」という言葉をご存じでしょうか。

アクティブシニアとは、65歳以上で趣味やさまざまな活動に意欲的な、元気なシニア層のことを言います。

新しい価値観をライフスタイルに取り入れ、アクティブに行動するシニア世代の方は増えているよう。そんなアクティブシニアが求める住まいとは、どんなものなのでしょうか。

建て替えするなら平屋に

平屋は、ひとつの床でつながるシンプルな間取りが魅力です。
もともと日本の住まいは平屋であったこともあり、家族の気配が感じられるワンフロアの暮らしは、アクティブシニア層にも安全面、機能面でも適していると言えます。戸建てを建て替える予定があるなら、平屋を検討してみては?
岡地 貴文「西小保方の家」

生活動線を意識した間取りに

若い世代以上に、アクティブシニア層の方々にとって「シンプルな動線」は暮らしやすさの鍵に。特に家事動線がシンプルであれば、疲れも軽減でき、転倒などの危険も減るのではないでしょうか。

たとえば、洗濯物を洗ってから干すまでの動線が短い、昇り降りがない、買い物してきたものがしまいやすいなど、生活動線を意識した間取りが求められます。

段差や間仕切りをなくす

シニア世代になるほど、段差や間仕切りのないオープンな空間はつまづきの軽減やケガ防止などメリットがたくさんあります。

こちらのお宅のように、調理、食事、くつろぎ、睡眠の場がひとつにつながっていればより暮らしやすい住まいに。開放感もあるため、外出のない日でも明るい気持ちで過ごせそうですね。

置き家具を減らし造作家具をプラス

地震や災害時の危険を減らすため、高さのある置き家具を極力なくし、造作家具を取り入れるアイデアも。

その際、オープン棚では収納しているモノが落下することもあるため、扉付きにするとよいでしょう。地震時に扉が開いてしまわないよう、耐震ロックを付けることも忘れずに。

断熱、耐震対策を再確認

長年住んできた愛着のある家は、メンテナンスが必要な時期にきているかもしれません。
温度管理がしやすいよう断熱性をチェックする、耐震対策を施すなど災害に強い家にするべく、再確認しておきましょう。

将来を見据えてバリアフリーしやすい住まいに

元気なアクティブシニア層ですが、長い目でみて将来身体が不自由になったり、介護が必要になったりした時のために、バリアフリー化しやすい住まいづくりをしておくことも大切なポイントです。

たとえば、いつでも手すりが設置できるように壁に下地を入れておく、車いすが通れるよう廊下幅や水まわりのスペースを広くとるなど、いくつかのポイントを専門家と話し合ってみてください。
昔のライフスタイルや考え方の影響をあまり受けずに、新しいライフスタイルを受け入れて楽しく暮らすシニア層は、若い世代にとっても憧れなのではないでしょうか。
暮らしやすい住まいがあれば、毎日をよりアクティブに過ごせそうですね。あなたもぜひ、将来を見据えた住まいづくりに注目してみてください。
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