家づくりの中で、楽しいことのひとつが「クロス選び」ではないでしょうか。どんな色や柄にしようか、考えるだけでもワクワクするはず。でも、いざ選ぼうとすると種類が多すぎて、どうしたらいいかわからないという方も……。そこで今回は、おしゃれなクロス選びをしている家をご紹介します。
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濃い色アクセントで落ち着いた雰囲気に
明るい色のアクセント
柄物でチャレンジ!かぶらない家
貼る場所を選んで、好きなクロスを
どんどん落書きして!黒板クロス
白いクロスをやめてみる?!
濃い色アクセントで落ち着いた雰囲気に
落ち着いた雰囲気が好きな方は、濃い色のアクセントクロスを入れると空間が締まり、かっこいい印象を与えてくれます。特にグリーンやネイビーが人気。
床材の色も選ばず、どんな家具やインテリアにも合うので、初心者向けでもありつつ、こなれ感も演出する優れものです。
リビングの壁を一面だけブラウンのカラークロスにして、印象的な落ち着いた空間に。
室内窓の手前にオープンな棚を造作し、本や細かい物を収納することですっきりとした印象です。
明るい色のアクセント
子どもも好きな明るい色を取り入れたいけれど「部屋の雰囲気に合うのか不安……」という方も多いはず。
そこで、明るい色のアクセントカラーで、素敵な雰囲気づくりをしている家をご紹介します。
こちらの部屋は黄色が印象的。明るい色の中でも黄色は空間に馴染みやすく、人気の色でもあります。見ているだけで元気になりますね。
天井だって、白にする必要は全くありません。
この住まいのリビングダイニングの天井には木目調のクロスを採用。天井が高いので柄の入ったクロスでも全く圧迫感がなく、むしろ天井を見上げた時のインパクトが◎。
ビビットカラーの壁クロスに、同系色に塗装したドアを合わせました。
柄物でチャレンジ!かぶらない家
無地のアクセントクロスに飽きてきた方は、柄物クロスにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
個性的な柄が好きな方は、輸入クロスから選んでみるのもよさそうです。あなただけのお気に入りの一枚を見つけてみてください。
貼る場所を選んで、好きなクロスを
「家具やインテリアに合わないのでは?」「すぐに飽きるかも」と考えてしまい、なかなか好きなクロスに手が出せない方もいますよね。そんな方におすすめは、トイレや洗面スペースで挑戦してみてください。
派手かな、と思うようなクロスでも、他にはないようなオリジナルの空間をつくり出すことができます。
次は、クローゼットやパントリー。
奥まった場所や扉があるところには、アクセントクロスを貼っても目立ちすぎずに空間にアクセントを付けられます。
アーチ形の入り口でかわいらしくし妻が自由にデザイン。なんと!ストライプ柄は、クロスではなく自らマスキングテープを貼ってアクセントに。驚きです。
和室の襖も、印象的なクロス仕上げで個性的な空間に。
このような場所はリビングからあまり見えないので、家具やインテリアに合わないという心配をせず、飽きてもすぐに張り替えられます。
どんどん落書きして!黒板クロス
お子さんのいる家庭におすすめなのが、黒板クロス。
壁に自由に落書きができるので、子供が喜ぶこと間違いなし!
また、濃い色の黒板クロスは空間にメリハリを付けてくれます。雰囲気を壊すこともありません。
引き戸で2つに仕切れるオープンな子供部屋。
ブルーグリーンとグレーの黒板クロスで落書きのできる楽しい空間。小屋裏空間を使った可愛い家型のおもちゃ収納は大工さんの粋な計らい。おもちゃを入れずに自分が入ってかくれんぼうをするのだとか。
白いクロスをやめてみる?!
最後に上級者向けですが、白いクロスを使わない家をご紹介します。
全面ベージュや薄いグレーなどの色のクロスを張ることで、海外の住宅のような雰囲気に。
白とは違う無地壁にすることで、明るい色の家具やファブリックを引き立たせてくれます。
こだわりの壁の色は何十種類とサンプルをとりよせ決定したブルーは、落ち着きのあるホテルライクな雰囲気づくりにピッタリ。
床や家具を落ち着いた色でまとめたことにより、鮮やかな壁の色が空間を明るい印象にしてくれます。
クロス選びは家づくりの最終段階。どんな空間をつくりたいかを明確にして、最後まで楽しみながら自分たちだけのオリジナルの空間をつくってみてください。