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共に退職したご夫婦が新しい住宅地に3世代大家族の家を計画された。八郎潟に近く秋田では比較的雪の少ない所である。
敷地は比較的ゆとりがあるため、住宅と倉庫を合わせもつ車庫の2棟からなる構成とし、車庫は東側に面する道路からの視線を遮る位置に配置した。駐車スペースは屋内外合わせて5台分を確保するという条件である。
冬季の積雪を考慮し、屋根は南に位置する玄関と反対方向への片流れとし、車庫は吹きだまりとなる北側の向きを避け、東側道路に向け配置した。
1階には主空間であるリビング、ダイニングおよび親の寝室、和室を配置、2階には子供夫婦の寝室と孫の個室郡を配置した。
基本的に個室はすべて南面させるとともに、サッシュ・断熱・床蓄熱暖房など寒さの厳しい寒冷地の住宅としての配慮はもちろんのこと、外部からの視線を気にすることがなく趣味の庭仕事を楽しみながらゆっくりとリラックスができる家とした。
車庫と住宅2棟からなる外観 冬季の積雪を考慮しそれぞれ導入部に雪が落ちないよう屋根の向きを決めている 東側のルーバーは杉材
客間としての和室 仏間を兼ねるが、来客時はプリーツスクリーンにて仏壇を隠す工夫 天井は変形の舟形とし折り上げ部に照明を配置、畳は琉球畳、壁は土佐和紙である
和室仏壇のスクリーンをおろした事例